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【ローレシア王】

Last-modified: 2019-08-29 (木) 22:31:01

DQ2 Edit

【ローレシア】を統治する現在の【国王】。主人公【ローレシアの王子】は息子にあたる。
 
ある日【ムーンブルクの城】が攻め滅ぼされたという報告を聞くや否や「ロトの血を引く者の力を試される時が来た」として、すべての元凶である邪教の大神官【ハーゴン】を討伐してくるよう息子に命じる。
 
しかし、その際に旅立つ息子に与えたのは宝箱1個、中身は【どうのつるぎ】1本と50Gだけ。
余談だが1つの宝箱にアイテムとゴールドの両方を詰め込むのは、今作においてモンスターのドロップ以外では例が無い。さすがに王様も只者ではないということか。
ちなみに、同じく王子を旅に出した【サマルトリア王】も息子には【こんぼう】1本しか持たせていない。
揚句護衛に城の【兵士】を付けるといったこともしていない(一応、ローレシア城の兵士は王の警護があることを理由に挙げてはいるが)。
 
なぜ一国の王ともあろう者が、王家断絶必至ともいえるこんな低級な装備や端金しかくれないのだろうか?そもそも主人公は世継ぎの王子である。
この謎は当時からプレイヤーたちの間につきまとっていたようだが、【堀井雄二】が自ら回答している。詳細は【初期装備】の当該箇所を参照。
「可愛い子には旅をさせよ」という諺があるが、あえてドケチを通すことで、レベルアップや買い物といった「旅の楽しみ」を味わってほしいと思ったのかもしれない。
この思想は【ラルス16世】【アリアハン王】も同意するところだろう。
安全な後方から命がけの旅を強いている立場の分際で恥知らずにも程があると言えばそこまでであるが。
 
歴代の王との決定的な差として、自分も「ロトの血を引きし者」でありながら全てを息子に丸投げした点があげられる。
その丸投げっぷりは衝撃的であり、4コマの20巻に「ローレシアの王子が『父は婿養子で、ロトの血を引いていないのではないのか?』と疑う」というネタが存在するほど。
SFC版公式ガイドブックによると、「高齢であり、国を治める役職もあることから、戦いには赴けない」とのこと。
実際にFC版の【取扱説明書】に載るボツ画には、かなり高齢に描かれている。壮年で息子を持ったと考えられる。
加えて、ゲーム開始時のDQ1の主人公はロトの子孫であるが証拠は何もない旅人であり、DQ3の主人公に至っては勇者であるという根拠すらない一市民であり、総合的に見て大金や高級な装備品を支援する方がおかしいと言う状況である。
 
【エンディング】では、一同の前で王子に王位を譲ると宣言する。
いかに世界を救う大儀を果たしたとはいえ、政治についてはまだ素人であろう王子にいきなり王位を譲るとは何とも思い切ったものである。
こちらは原作者からのフォローは特にないが、これを潮に隠居する等々と言っている訳でもないので、きっと何かしらの助言くらいはしてくれる……はず。これは「いいえ、私の納める国があるなら是非自分で探して見たいものです」と言った前作勇者と対照的。
 
余談だが【主人公の父親】としては大変珍しく、一度もピンチになった描写がない。
ナンバリングシリーズの歴代親父は未登場のDQ1・DQ9(およびDQ4の第1章・第3章)を除いて、

  • 「すでに死亡(DQ4・DQ8・DQ10・DQ11)」 - DQ4第4章も該当
  • 「劇中で死ぬ(DQ3・DQ5)」 - DQ4の育ての父も該当
  • 「死なないが大ピンチになる(DQ6・DQ7)」 - DQ4第2章も該当

とロクな目に遭っていないが、ローレシア王だけは最初から最後まで無事である(エニックス版ゲームブックでは序盤で襲撃されて負傷、下巻で容体が悪化し先が長くないことも王位を譲る理由となっている)。
息子の方も仲間2人と違いストーリー面では苦労していないのである意味良くも悪くも親子と言えるが。
 
ちなみに、初代ローレシア王はDQ1の主人公である。
 
CDシアターでの声優は小川真司。

リメイク版 Edit

【勇者の泉の洞窟】【老人】の話を聞いた後、この王に話しかけないと【リリザ】【サマルトリアの王子】が出現しないようになった。
 
【ムーンブルクの王女】が仲間になった後に会話すると、王女の無事を喜び、家族と国を失った彼女に「自分の事を父親のように思ってくれていい」と慰めてくれる。

ゲームブック(双葉社) Edit

名前は「ダーシオ3世」。大柄で怪力の持ち主。下巻では【かぜのマント】を人数分くれる。

小説版 Edit

名前は「アレフ7世」(前作主人公が1世)。息子の旅立ちの時点で60歳。妻の名は「ルシア」だが、死別している。
 
さすがに「世継ぎの王子に護衛も付けず貧相な餞別だけ持たせて一国を滅ぼした邪教勢力を倒せと命じる」のは、ゲーム的にはともかく小説としては一国の王として異常すぎると判断されたのか、ムーンブルクの襲撃陥落の報にいきりたって飛び出そうとする息子アレンに「行ってはいかぬ」と厳命していたが、それでもアレンが城を抜け出すことは予期していたらしい。
 
これも【勇者】の血がなすものと判断したのか、サマルトリア王に「息子が行ったらよろしく」と連絡していた。

もしかして Edit

【福引大王】