DQ9
【中断】を利用した裏技の一つ。
DQ9の代表的な乱数調整法であり、主にレアアイテムを手に入れるために使われる。
ランダムに中身が変わる【宝の地図】の青い宝箱から、狙ったアイテムを出現、入手することができる。
説明
宝の地図の洞窟内の青い宝箱の中身は、各宝箱に設定されたテーブルと特有の乱数によって決まるが、
その乱数は「ゲーム開始~開ける直前の画面切替」の秒数に依存している。
これを利用し「中断」→「再開」→「特定の秒数で画面切替」→「宝箱を開ける」を行うことで、
テーブル内の狙ったアイテムを手に入れる、というもの。
利用できる画面切替の中でも、最も利用しやすいのは【戦歴】画面を抜ける際の切替であり、
攻略サイトなどでも「せんれき」で行なうのを前提にして解説しているものが多い。
現在では全393216種類の地図が解析されており、どの地図のどの場所にどんなテーブルの宝箱があるか、
ツールやサイトで調べることができる。
「せんれき」画面のトップには【サンディ】がおり、必然的に何度も見ることになる。
ずっとやって居るとサンディに愛着が湧く…かどうかはプレイヤー次第か。
少なくとも【サンディのテーマ】は嫌でも覚えることになるだろう。
最初は意図したものとは違うアイテムが出てきてしまうことも多いが、
慣れればいくらでも思った通りのアイテムを手に入れられる。
特に、【スライムトレイ】、メタル(メタスラ)系装備品、最強系武器の元となる武器など、
宝の地図でなければ手に入らないアイテムを手に入れる際に非常に重宝する。
逆に、【トラップモンスター】をわざと出現させることももちろん可能。
ただ、【パンドラボックス】は非常に手強いので準備はちゃんと整えておこう。
すれちがい通信で出回る地図には、
- 【大魔王の地図】
- メタル系などのオンリーフロアがある地図(【まさゆきの地図】など)、
- 高ランクの宝箱が取りやすい地図(【川崎ロッカーの地図】など)
の3種類に大まかに分類できるが、宝箱系の地図に関しては、この中断技を使って、初めて価値がある地図も多い。
あくまで非公式な「裏技」であるが、ほとんどの裏技がバグを利用したものであるのに対し、
システムの計算方法をプレイヤーが解析したものなので、
特にリスクなしで、キッチンタイマーさえあれば誰でも行うことができる。
とはいえ、コツを掴むとあっさりとレアが手に入ってしまうので、序盤で高レベルの地図に潜りこの技を使うと、
本来のゲームバランスからは大幅に外れる危険性もある。ご利用は計画的に。
また、いわゆるマジコンではテーブル秒数が2秒ほどずれることも報告されている。
秒数を数えなくても再開後に宝箱をすぐ開けることで良アイテムを入手できる技もある。
詳細は【中断即開け】を参照。
方法
- 宝の地図、解析ツールorサイト、キッチンタイマーorストップウォッチを準備
- 場所、名前、ボス、地形をツールに入力し、地図を特定
- 宝箱の場所まで行き(必ずしも真正面でなくてもよい)、「ちゅうだん」
- 欲しいアイテムの出る秒数を確認
- 「ちゅうだんデータからはじめる」を選択すると同時に、タイマーをセット
- ゲームを再開したら速やかに「SELECT」ボタンを押し、「せんれき」を表示
この時、モンスターに遭遇しないように【ステルス】、【せいすい】などを使用してもよい。
戦闘になると乱数が変わってしまう。 - お目当てのアイテムの秒数になると同時に「せんれき」を閉じ、宝箱を開ける
宝箱を開ける前に戦闘になってしまったら、再び「ちゅうだん」すればよい。
特に「せんれき」を閉じた瞬間そこにモンスターがいた場合、
何度中断しても同じ結果になってしまうこともあるので、「せんれき」を開く場所を変えるなどする。
戦闘になったり、再び「せんれき」を開かない限り、宝箱の中身は変わらない。