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【会話システム】

Last-modified: 2019-09-24 (火) 23:26:54

概要 Edit

DQ7で初搭載されたシステム。
プレイヤー(【主人公】)に仲間が話しかけてくれる。
 
DQ7とリメイク版DQ4~DQ6、3DS版DQ11では、目の前に誰もいないときに【はなす】コマンドを使うことで、【そのほうこうには だれも いない。】のメッセージの代わりに仲間が話をしてくれるようになる。
DS【天空シリーズ】と3DS版DQ7ではBボタン、スマホ版では会話ボタンを使うだけで仲間と話せるようになり、さらにテンポがよくなった。
DQ8とPS4版DQ11では【なかま】という専用のコマンドを用いる。3DS版DQ8はYボタンも使用できる。
 
それまで仲間キャラは仲間に加わるときなどのイベントでしかしゃべらないことがほとんどだったが、DQ7以降では一人一人との会話に反応して事細かくセリフが用意されている。
【堀井雄二】によると、これは『ディアブロ』という1997年に出たパソコンのオンラインRPGにヒントを得たもので、スタンドアロンであっても擬似的にオンラインゲームのように実際に一緒に旅をしているような雰囲気を出したかったという(『ファミ通』1998年3月6日号・2000年6月2日号)。
このため面倒でスルーしがちな仲間との会話も楽しめるようになり、仲間全員に話しかけてプレイ時間が延びてしまうプレイヤーが続出した。
仲間キャラだけでなく、後についてくる【NPC】戦闘員・非戦闘員にかかわらず)と会話することもできる。
リメイク作品での好評もあって今や無くてはならないシステムになりつつある。
 
昔からのプレイヤーの中には、このシステムに気づかない、もしくは邪道と思っている方もいるかもしれないが、DQ4以降、仲間キャラクターの個性が掘り下げられるようになったこともあり、世界観の深みやキャラクターへの思い入れを深める上ではチェックしてみて損はないだろう。
話題がない場合は「…。」と出るだけの事もあるが、DQ5の【ビアンカ】によると、決して機嫌が悪いとかではないとの事。

採用作品 Edit

DQ4(リメイク版) Edit

PS版でDQ7に引き続いて2例目の登場。
DQ4では第一章から第四章まで【主人公(DQ4)】が登場しないこともあって、全章を通じて会話が楽しめる。
 
ただし、基本一人旅の【第一章】では【フレア】【ホイミン】と救出した子供たち、【第三章】では【スコット】【ロレンス】【トーマス】のセリフだけ。
【ライアン】【トルネコ】自身がどう考えているのかは聞くことができない。
強いて言えば第三章ではアイテムを見ることで、トルネコの口調を確認することは出来る。
 
一方、【第二章】では【アリーナ】【クリフト】【ブライ】【第四章】では【マーニャ】【ミネア】【オーリン】の全員がしゃべる。
 
第五章では【馬車】の外に出ているメンバーとのみ会話ができる(馬も含む。リメイク版DQ5・DQ6も同様)。本作では主人公である勇者が死んでいたり馬車に入っていたりしても、このシステムを堪能することが出来る。
ただし「主人公が生きて馬車の外にいる」ことが条件の台詞もあるので、主人公抜きで全ての台詞を聞けるわけではない。 
後述の作品は主人公が生存し、バトルメンバーに入っていることが条件に含まれている為、主人公不在でも喋ってくれるという仕様は結構珍しいものである。
 
なお海外ではPS版が発売されず、DS版が海外最初のリメイク版DQ4となったが、仲間会話は搭載されなかった。その後、スマホ版にて晴れて搭載された。

DQ5(リメイク版) Edit

PS2版から採用。DQ7・DQ4に続いて3例目。
DQ7と同じく主人公が死んでいる、バトルメンバーに含まれていないと会話できないシステムにもどってしまった。
天空シリーズは決まって馬車によって仲間を多く連れていける、主人公を【AI】で自動操作出来ないという特徴がある為、主人公なしでも楽しめるDQ4は割と便利だったのだが。
 
【仲間モンスター】にはまともな会話が設定されておらず、このため【パーティ】が人間ばかりになってしまうということも。
これが不満で、モンスターにも人間キャラのように、細かなセリフを入れて欲しいという声もある。
 
また、キャラの性格が明確に出るため、思っていた性格と違う、ということがDQ5では特に顕著になった。
【女の子】などは「少しおませで、しっかりした」というキャラ紹介なのに、話してみると狙ったと思われても仕方がないような妹キャラ
SFC版から元々あったセリフのほうに違和感が生じる事態となった。
【ピピン】は真面目な【兵士】なのかと思っていたら、実は腹黒で女好き、といったようなことも。

DQ6(リメイク版) Edit

初リメイクとなるDS版で、目玉の一つとして採用。
ほとんどベタ移植のDS版DQ6にあってほぼ唯一の追加要素であり、テキスト量は尋常ではなく多い。
町人一人残らずはもとより、「ワンワン」や「ニャーン」しか喋らない犬猫に至るまで一つ一つにリアクションが用意されているのは歴代でもリメイク版DQ6だけである。
頼れる兄貴分【ハッサン】、優しいお姉さん【ミレーユ】、無邪気な【バーバラ】、まじめな【チャモロ】など、ほとんどのキャラがイメージどおりの中、まさかの純情乙女と化した【ドランゴ】には多くのプレイヤーが衝撃を受けた。
また、サブキャラでほとんど喋らなかった【アモス】がジョークを連発する面白いおっさんとなり、このことによりオリジナルよりも連れ歩く人が増えた。
ただ、【テリー】はオリジナル版との乖離が大きいと言われる。
元々は無口でクールな印象だったが、会話システム上ではむしろ、主人公たちに一定の感謝を示すなど感情豊か。
当時と今回のライターが違う為と噂されている。
とはいえ会話で意外な反応が得られる楽しみにより【引換券】から脱却したという意味では成功か。
 
また、リメイクにあたって【記憶システム】が削除されたことで、これによってヒントの台詞を記憶しておいてダンジョンの仕掛けを攻略する、と言う前提の【ダンジョン】ではこの会話システムが【おもいだす】の代用も兼ねている。
ヒントの台詞を聞いたことがある場合、該当するダンジョンで仲間に話しかけるとヒントを思い出して主人公に教えてくれる。
ただしきちんとものを覚えられそうなキャラを連れて行かないと曖昧なヒントしかもらえない。
戦闘面だけでなく、謎解きにもキャラの性能や個性が出た瞬間である。
 
なお、【ガンディーノ】では過去の忌まわしき記憶から、ミレーユが「……。」となることが多い。
「…」が一つ多いのがポイント。
 
やはり主人公がいないと利用できない。
「主人公には馬車に乗っていてもらいたい理由」として、上記の「AIが使えないから」に加えて「【職業】によっては主人公が戦力にならなくなるから」という理由が増えてしまった為、主人公がバトルメンバー入りしていないと会話システムを堪能出来ない辛さは前作よりも身に染みる。

DQ7 Edit

本システムが初採用された作品。
開発段階の画面では「はなす」のサブコマンドに「なかま」があり、これを選択すると仲間が喋る仕様となっていた(従来のNPCとの会話の際のサブコマンドは不明)。
実際の製品ではサブコマンドはなくなり、前にNPCがいないときに「はなす」ことで仲間が喋るようになっている。
あくまで「主人公と話をしている」という設定のため、主人公が死んでいる場合は会話はできない。
【マリベル】の強烈過ぎるキャラとセリフは有名。
堀井雄二によると、マリベルは当初のストーリー構想にはなく、このシステムのために急遽追加したキャラとのこと。

戦闘中 Edit

本システムが初登場したPS版DQ7では、戦闘中にもメインコマンドに「はなす」があり、これを使って話しかけることが可能。
こちらはあまり使わない人もいるかもしれないが、敵を見て驚く、回復呪文をかけてあげるとお礼を言う、敵を倒して喜ぶ、など、やはり事細かくセリフが設定されているので、見ていくと面白い。
ボス戦やイベント戦闘が始まったときは、ちゃんとストーリーに合わせたセリフを喋る。
【マチルダ】【チビィ】と戦う場合は「本当にいいのか?」と戸惑う様子が見られ、ダーマの【アントリア】戦では仲間2人とも怒りをあらわにしている様子がよくわかる。
【これは もしかして 香水のニオイで ござるか?】」やら【いやーん魔法がないとマリベルこまっちゃーう!】やら【今度こそあのクソじじいを速攻でやっつけるわよっ!】など面白い発言もある。
 
ただし、いつまでも指示を出さないでいると、我慢できなくなった敵が攻撃を始めることが多いのでほどほどに。
確実に敵が攻撃してこないのは2回までで、3回目から攻撃される可能性が発生する。

リメイク版 Edit

移動画面の一部の会話(【フ、フルチンですって…】【どうしてカシムは 足が短いんだ?】など)は削除されてしまった。
また、戦闘中の会話システムは残念ながら削除されてしまった。【はなす殴り】対策だろうか?
 
スマホ版ではメイン画面上に会話専用のアイコンが配置される。

DQ8 Edit

DQ8では、コマンドに【なかま】が登場。やはり【主人公】が生きている必要がある。
移動中は先頭キャラしか表示されないDQ8だが、このコマンドを選ぶと仲間たちの姿が表示され、話したい仲間を選んで話すことができる。
ミーティア「ヒヒーン!」などということはなくなった。
異常に力の入っていたDQ7に比べると、ややセリフ数が少ない。それがちょっとした矛盾を招いてしまっている
またゲーム再開直後にこの機能を使うことで直前のストーリーを振り返ることもできる(DQ9以降の【あらすじ確認機能】に相当する)。
 
なお、【ポルク】【チャゴス】などの主人公の後についてくるNPCと話す場合は、PS2版ではそのキャラに直接話しかければOK。
スマホ版・3DS版ではそれらのキャラが枠の中に表示される形になったので、枠をタッチすることで会話できる。
3DS版では馬車がついてきている場合や町などの中なら、スタンバイキャラとも会話できる。
 
スマホ版以外では会話しまくってクリアすると【トロデ】から【仲よしカルテット】の称号を、全く会話せずにクリアすると【相性極悪パーティー】の称号を与えられる。
トロデの基準では、会話の少ない者同士の相性は悪いということだろうか。
確かに本作のパーティメンバーは誰も彼も表情や感性が豊かな面々だが。
もちろん優先順位の高い【称号】を得られる状況ならそちらが優先されてしまう。

DQ11 Edit

3作ぶりの復活。PS4版と3DS版とで仕様が異なる。
PS4版ではDQ8のように「なかま」コマンドで画面を切り替え、代表する1人が状況に合わせた話をした後、相手を選択して会話ができる。
3DS版には「なかま」コマンドがなく、DQ7のように目の前に【NPC】がいない場所で「はなす」を選択すると、仲間の誰か1人がランダムで喋り、全員話し終わった後に「はなす」を選ぶと代表する1人だけが喋るようになる。
他のキャラとその場所でもう一回話したい場合は近くで【キャンプ】を始めて個別に話しかければいいが、セーブ&ロードをすれば確実にもう一回話してくれる。
また、同行型NPCがいる場合は、そのNPCの会話から始まり、全員との会話後は場面を切り替えない限り、そのNPCのみが喋るようになる。なお、Bボタンでの会話はできない。
 
今作ではスタンバイキャラとも話すことができる。
基本的にイベント発生毎に仲間全員分の会話が更新されるため、イベントの多さもあり会話テキストの総量で言えば過去作にも引けを取らないボリュームである。
しかし、その分細かい状況変化に対応したセリフはかなり減少してしまっており、町や地域によって会話は変わるもののDQ7のような町人一人一人への反応といったものは残念ながら皆無。
また今作では一定の時期になると「どこに行っても会話内容が変わらない」という状態になることが多く、特に世界に異変が起きた後から【魔王ウルノーガ】を倒すまでの間は町ごとでのコメントが一切無くなることも。
その一方で上記の通りイベント中は事細かく仲間の反応や会話内容が変わることに加え、【メダル女学園】は会話内容が変わらない時期でもストーリー進行度によって会話が変わることも多い。
 
なお、本作では仲間が「……。」と無言を返すことはほとんどなく、進行状況や現在地に合わせた何かしらのセリフを言う。
無言を返すのは、

などであり、この場合は3DS版ではどのキャラが喋る(?)のかがランダムになる。
他にも【セーニャ】が突如「……。」と無言で返す事が何度かあるが、これはただ単に寝ぼけていたり話を聞いてなかったというオチが付いている。

その他の作品 Edit

DQ2 Edit

オリジナル版自体がシナリオの掘り下げを重視した作風ではないためか、仲間が明確に存在しながらDQ2のリメイク作品では採用されていない。
DQ2で仲間のセリフを聞けるのは仲間に加入したときと、【サマルトリア王女】【ムーンブルク王】との会話時、それと【エンディング】【ローレシア王】と会話する直前のみ。
加えてMSX・MSX2版ではあぶないみずぎ入手イベント、SFC版以降ではサマル王子が呪いで離脱するイベントなどでも喋る。
 
更にFC・MSX・MSX2版では仲間になった後のサマルムーンに話しかけられるバグがある。
やり方は実に単純で、面と向かって話しかけるだけ。
通常仲間はローレシアの王子の真後ろを付いてくるので、振り返っても話すことはできないのだが、特定の状況でのみ、ローレの真後ろに障害物が来て、そこにサマルやムーンが重なることがある。
その状況では振り返っても二人が移動しないので、そのまま「はなす」が通ってしまうのだ。
すると仲間になる時の台詞を喋って再び?仲間になって、隊列がバグる。
【隊列】は階層を移動すると戻るので、深刻なバグではない。サマルやムーンが増えたりもしない。
例えば【ペルポイ】【宿屋】に泊まる際、事前に女性宿泊客を誘導してローレの真後ろに付けておくと、泊まった後にサマルと宿泊客が重なってサマルの方に話しかけることができる。
他には【ロンダルキアのほこら】から再開し、【ロンダルキアへの洞窟】を逆走して出ると、洞窟の入り口が塞がっている。
そこで一歩歩いて振り向くとサマルとムーンが山にめり込んだままの形になるので話しかけられる。
山のめり込みでは、【ハーゴンの神殿】5階の西側から【かぜのマント】装備で飛び降りるやり方もある。
また、この時サマルとムーンの二人とも死亡していると、台詞の後にサマルが生き返る。
その後のリカバリーは必要だが、緊急時には役に立つかもしれない。

DQ9 Edit

仲間キャラは【ルイーダの酒場】【キャラクターメイキング】して仲間になるとあって、残念ながら不採用。
クリア後は【ルイーダ】【ロクサーヌ】【リッカ】【イザヤール】といった個性的でキャラ設定もはっきりした仲間もいるのに、残念ながら会話はできない。
が、実はクリア前なら事あるごとに【戦歴】を開くと、【サンディ】のセリフが状況に応じ変わっている。
テンポはかなり悪いが、これまで会話システムが好きだった方は戦歴を開くようにするといいだろう。

DQ10 Edit

オンラインゲーム特有のチャットシステムで、他PCと交流することが出来る。
一度に発言できる文字数は20文字(半角だと倍になる)。
一方でNPCの仲間は町の外に出ないと表示されない(後ろをついてこない)ようになっており、町の中では仲間にしても他の町民と同じ扱いになっており「はなす」ことができる。
とはいえこれはDQ9のルイーダ達と同じ状態に過ぎない。