【体験版】

Last-modified: 2021-01-05 (火) 08:10:56

概要

ゲームソフトの正式発売より前、あるいは正式な製品版を購入する前に、その内容の一部を先行してプレイできるもの。イベント会場で同様のことができる試遊台が設けられることもあるが、この頁では一般配布される体験版について解説する。
ディスク媒体全盛の平成中期頃には同じメーカーの他のソフトに特典ディスクとして付けられることが多かったが、ゲーム機をインターネットに接続できる現代ではダウンロードデータとして提供されている。
 
DQシリーズに他ゲームの体験版が付けられたケースとしては、北米版DQ8に『ファイナルファンタジーXII』の体験版が付属された例がある。なおPS2版DQ5に付属していたDQ8の「プレミアム映像ディスク」は動画を観賞できるのみであるので、体験版とは言わない。
 
以下各節ではドラゴンクエストシリーズの体験版について述べる。

DQ10

Windows版とPS4版・Switch版が提供されている。
詳細はこちらを参照。

DQ11S

2019年8月3日に体験版の情報が告知され、8月21日からニンテンドーeショップでNintendo Switch版の先行体験版が無料配布された。
正式名称は『ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて S たっぷり遊べる体験版』。容量は4.5GB。
他機種版は2020年11月3日より配信開始された。
 
そのフレーズ通り、製品版と同じくゲームスタートから始まり、【ホムスビ山地】のシナリオまで遊ぶことができる。ざっくり見ても4~5時間程度は遊べるだろう。
 
セーブデータは製品版と同じく9つまで作成でき、【オートセーブ】にも対応。
2Dモードが選択できない点とふっかつのじゅもんが利用できない点を除けば、内容は製品版とほとんど同じ。しばりプレイ【ふしぎな鍛冶】も利用可能でもちろんボイスにも対応。従来版との違いや本作における仕様などを一足早く体験できた。
フォトモードも利用でき、公式による写真投稿企画「SSSコンテスト」の初回は製品版未発売のため体験版のみが対象であった。
ただしレベルは20が上限で、ホムスビ山地到達後は前の【デルカコスタ地方】にも戻れないので、【ベロニカ】【セーニャ】加入後にレベルを20まで上げてしまえば、体験版でやれる事はほぼなくなる。
 
体験版のセーブデータは製品版にも引き継ぐことができ、クリアすれば製品版で使える【スキルのたね】が3個貰える。
製品版の冒険の書メニューの一番下にある「体験版から引き継ぐ」を選ぶことで引き継ぎできる(体験版のデータがあれば、文字が黄色で表示される)。この際、体験版のセーブデータを製品版でロードし、製品版のセーブデータとして改めてセーブする形となる。
体験版と製品版のセーブデータは別々に管理されるので、引き継いでも体験版のセーブデータが消えることはないが、製品版でプレイした内容を体験版のセーブデータ枠に保存することはできない。
 
体験版が終了する条件はその時のストーリーの進行具合やレベルなどに関係なく、【サマディー地方】への関所の前(製品版では【ヨッチ村】への入口となる)に行くと「体験版はここまでです」とメッセージが表示され、引き継ぎ用データをセーブして終了となる。
【旅立ちのほこら】からホムスビ山地に入れば【ホムラの里】【荒野の地下迷宮】を無視してすぐに体験版を終わらせる事もできる。この場合でもスキルのたねは貰えるが、製品版でホムラの里でイベントを進める必要がある。

バグ

体験版の配信から3~4日ほど経って、ゲームが進行不能になる致命的なバグが発見された。
バグの内容はゲーム進行中に突然【フリーズ】し、「エラーが発生したためソフトを終了します」と表示され強制終了するというもの。いつどこで発生するか全く分からない為、こまめにセーブするくらいしか対処法がなかった。
具体的な発生条件は不明だが、デルカダール城下町・下層をうろついていると発生しやすいという報告が多く寄せられた。
人によっては発生しやすいケースもあれば、全く発生しないケースもあり、挿しているSDカードとの相性なのか本体の熱暴走なのか、はっきりした理由は分かっていなかったが、数日後に原因が特定できたとのことで、バグを修正した更新データVer1.01が公開された。
 
このバグは製品版にも引き継がれていたようで、ソフトの発売と同時に更新データが公開された。
現在ではソフトの再ダウンロード時に、更新データも一緒にダウンロードされる為、このバグを意図的に発生させることはできなくなっている。
 
なおこのバグに関連してプロデューサー【岡本北斗】のTwitter炎上騒動も発生している。

DQMJ3

【静寂の草原】のウッドパーク付近から始まり、【大食王ボーショック】を倒した所で終了となる。以降は【クエスト】を受注することが出来る。
楽園の残骸には入れない。
製品版と異なりストーリーはなく、【ノチョーラ】族はさらわれていない。【キング】に話し掛ける前に大喰らいの要塞に行っても大食王ボーショックがおらず戦えない。
倍速戦闘はモンスターを8種類仲間にすると解放される。配合と空中ライドはクエストを一定数クリアすると解放される。
配合パターンや一部モンスターのドロップアイテム、一部の敵シンボルのレベルや配置が製品版と異なっている(製品版では静寂の草原に出現しないモンスターも一部配置されている)。特定のモンスターを倒すorスカウトするクエスト受注中は、対象のモンスターがいる場所の周辺の敵シンボルが削減される。
製品版とは異なり、2枠以上のモンスターでも【天敵】にライドして近付くと逃げていく。また、天敵から逃げる際に落としていくアイテムがそのモンスターのノーマルドロップと異なっている場合がある。
 
この時点で【ヘルコンドル】【あばれうしどり】を連れ去るという【モンスターシンボルの特殊行動】の存在を確認可能だった。
他に【ダッシュラン】【ドラキー】を捕食するのも一応確認可能だが(製品版とは異なり【ボーンバット】にはならない)、ダッシュランのシンボルが崖から落ちない限り起こらない(しかも木にぶら下がっていないドラキーしか狙わない上、崖から落ちたダッシュランはすぐに元の場所に戻ろうとしてシンボルが消えてしまうので、崖から落ちても低確率でしか発生しない)せいか、全く気付かれず話題にならなかった。
仮にこの時点で発見した人がいたとしても、体験版クリア時に流れるムービーの中にボーンバットが映っているシーンがあるので、「ボーンバットがリストラされている」という噂には発展しなかったと思われる。

登場モンスター

使用可能なモンスターが40種程度に限定されており、+1以上のモンスターはそれ以上配合できない。上述のボーンバットの件を考えると、体験版に登場しないモンスターはデータ自体入っていない可能性が高い。

初期メンバーのキラーパンサーから【れんぞく】が取り上げられており、その他の登場モンスターの中にもれんぞく持ちが1体もいなかった為、発売前は「れんぞくが廃止された」という憶測が飛び交っていた。

DQB

【おおきづち】の里へ向かう直前で終了となる。

DQB2

【モンゾーラ島】へ向かう直前の場面で終了する。
前作の体験版と比較すると、ハンマーが使用可能で扱えるブロックの種類も増えている反面、【扉】が1つしかなく【部屋】が1つしか作れない、【収納箱】が作れないといった不便な点が多い。
一応、バグ技を使えば収納機能のある家具の【キャビネット】を入手可能だが、初期バージョンでは服・鎧以外のアイテムを入れられない。
「体験版はここまでです」というメッセージが表示された後は【満腹度】が減らなくなり、ほぼ全てのエリアがビルド可能になる。
 
体験版の時点で有志により隅々まで探索し尽くされ、【からっぽ島】の地下神殿や【マグネブロック】が置かれている隠し部屋の存在が確認されており、バグ技(製品版では修正済み)を用いて侵入する方法まで見つかっていた。

たっぷり遊べる体験版

2019年11月5日に、ショップに並んでいる体験版がこちらに差し替えられた。こちらはモンゾーラ島のボス戦直前までプレイ可能で、製品版にデータを引き継げる。
また、予め全ての無料アップデートが適用されている。
旧体験版と比較すると使用可能なブロックの種類が大幅に増え、収納箱や【ふくろ】も使えるようになったが、製品版を買わずに体験版をずっと遊び続けるのはある意味困難である。
主な理由はこれなのだが、ボス戦直前の住民が集まっているシーンの最中は作物の生育が止まってしまう(この間は農民が農作業をしなくなるので、枯れ防止の為の仕様と思われる)という難点もある。