【便利ボタン】

Last-modified: 2018-06-27 (水) 08:13:57

概要 Edit

SFC以降の作品で採用されたシステム。
DQ7以降の公式書籍では「べんりボタン」、DQ9の取扱説明書では「アクションボタン」と書かれているが、本項目では以降「便利ボタン」に表記を統一する。
 
FFシリーズを中心に他のRPGでは、決定ボタン(FCならAボタン)で全ての基本アクションを行うことができるのだが、DQシリーズでは長らく決定ボタンにはコマンドメニューを開く機能が割り当てられており、一度コマンドメニューを開いてから「はなす」「しらべる」「とびら」のコマンドを選択・実行しなくてはならない仕様であった。
その不便さを解消するため、DQ5で初めてこれらのアクションをボタン一つで行う「便利ボタン」が登場し、スムーズな冒険が可能になった。
案外当たり前の仕様なのだが、DQではこれらのコマンドを自動的に選択してくれる便利なボタンということで、「便利ボタン」と呼ばれることになる。
また、この便利ボタン登場以降もコマンドメニューの「はなす」「しらべる」「とびら」コマンドの全部、あるいは一部が残されている作品も多かったが、後に「とびら」は触れるだけで開くように変わったことから削除、またDQ8では「しらべる」が、さらにDQ9やGBシリーズ・スマホ版では「はなす」もコマンドメニューから削除され、すべて便利ボタンに一本化された。
ちなみに、コマンドメニューを開いている状態、および会話中・戦闘中には、便利ボタンは決定ボタンの機能を兼ねる。
 
DQ9以降や移植版DQ8、スマホ版各作品では、便利ボタンが使える場所で【アクションアイコン】が表示される。

ボタンに関するチュートリアル台詞 Edit

便利ボタンが初登場したSFC版DQ5では、最初に訪れるダンジョンである【サンタローズの洞窟】の奥にいるスライムから、便利ボタンの解説をしてもらえる。
また、次作のSFC版DQ6では、ボタンの配置が変わったこともあり、同様にゲーム中でチュートリアル台詞がある。
以降の作品では、便利ボタンが定着した影響からか、ゲーム内でわざわざ解説されることはなくなった。
また、リメイク版では上記の2つのチュートリアルも削除、または別の台詞に置き換えられている。

ボタン割り当て Edit

初登場のSFC版DQ5と、同作のUIを継承したSFC版DQ1・2では、Xボタンのほか、LボタンやRボタンも使用できる。
 
次作DQ6ではXボタンが会話記憶ボタンとなり、代わってYボタンが便利ボタンとなった。
だが、DQ6のUIを継承したSFC版DQ3ではXボタンに戻され、記憶ボタンと入れ替わった。
なお、この二作品のRボタンは地図をワンタッチで開く機能に割り当てられた為、便利ボタンとして使うことが出来ない。
 
その後、対応機種がPSに移ってからはSFCのXボタンに相当する△ボタンが便利ボタンに充てられる。
PS版DQ7・DQ4ではLボタンに相当するL1やL2ボタンはカメラを操作するボタンになった他、セレクトもキャンセルの機能を失ってしまった為、片手プレイは出来なくなってしまった。
ただし、左手側のボタンではキャンセルが出来ないが、コマンドを開いている最中や戦闘中のL1とL2は両方決定として機能する。
PS2版DQ5・DQ8では、△に加えてL3(左スティック押し込み)が便利ボタンになっているが、少しでもスティックが傾くとキャラやカーソルが動いてしまうため、純正のコントローラでの片手プレイはちょっと難しい。
また、コマンドを開いている最中や戦闘中は便利ボタンとL1が決定、L2がキャンセルになっている。
 
ボタン数の少ないGB・GBA版の作品では、Aボタンが決定ボタンと便利ボタンを兼ねている。
そのため、DQM・DQM2・DQMCHでは、コマンドメニューを開くためにはAを押す前に何もないところを向く必要がある。
それ以外の作品ではBボタンでコマンドメニューを開く仕様となっている。
 
DQ9以降やDS・3DS・PS4のリメイク作品では、それまでの据置機でコマンドボタンだったA・◯ボタンが便利ボタンになり、逆に便利ボタンが割り当てられていたX・△ボタンにコマンドメニューを開く機能が割り当てられた。
LボタンやRボタンに関してはカメラを操作するボタンになっているので、Lボタンが便利ボタンとして機能が割り当てられてるのは戦闘中のみ、もしくはそもそも便利ボタンとして利用できないことがある。
最悪、PS版DQM1.2やDQMCHに3DS版DQ1,DQ3、3DS版DQ11の2Dモードといった「Lボタンが搭載されたハードの作品且つカメラ機能がない作品であるにも関わらず、Lボタンに便利ボタン機能が付いていない」というパターンも存在する。
 
ナンバリングタイトルのスマホ移植版(DQ8除く)では、移動パッドの中央にある玉か、ボタン類の無い任意の場所をタップすることで便利ボタンの機能が働く。

機能 Edit

便利ボタンの機能は以下の通り。

【しらべる】
足元や目の前を調べ、【アイテム】を入手したりメッセージを読んだり、スイッチを操作したりする。
SFCでは何もない場所で便利ボタンを押すとこの機能が使われる。
【はなす】
目の前の【NPC】と会話をする。
【とびら】
目の前の【扉】を開ける。SFC版DQ5、リメイク版DQ1・DQ2とDQ8以降に搭載。
DQ6・DQ7とリメイク版のDQ3~DQ5では触れるだけで扉を開けられるので、便利ボタンにこの機能は無い。
DQ9では便利ボタンと扉への接触との両方の手段で開けられる。
【持ち上げ】
PS版DQ7・DQ4、PS2版DQ5・DQ8に搭載。
物の前か上で便利ボタンを押すとそれを持ち上げ、もう一度押すと前方に投げつける。
DSに移って以降は廃止された。
【地図】
SFC版DQ5のみ。
【まほうのじゅうたん】【マスタードラゴン】に乗っている最中に便利ボタンを押すと、地図が表示される(メンバーが地図を持っていなくても使用可能)。
次作以降では、地図専用のボタンが割り当てられるようになったため、便利ボタンにこの機能はない。
【フィールド攻撃】
DQ11で搭載。赤い矢印アイコンが出ている時に便利ボタンを押すと攻撃して戦闘に突入できる。
【ボウガン】
PS4版DQ11で搭載。マトやモンスターシンボルに向かってボウガンを発射する。

他のボタンの機能 Edit

上述の通り、ドラクエシリーズでは他のRPGとはボタンの機能が異なるため、他のボタンの機能の変遷についても以下に簡単にまとめておく。

決定ボタン
ニンテンドー製ゲーム機でのAボタン、プレイステーションでの○ボタン。
携帯ゲーム機、DQ9以降の作品では便利ボタンと機能を統一。
DQ8以前では、移動中にこのボタンを押すとコマンドメニューを開く仕様となっている。(GB版リメイク作を除く)
キャンセルボタン
ニンテンドー製ゲーム機でのBボタン、プレイステーションでの×ボタン。
なお、SFCで発売された作品は、セレクトボタンもキャンセルボタンとして使える為、戦闘中などは「Lボタンで決定・セレクトボタンでキャンセル」が可能になったので片手で操作できるようになっている。
何故か、DQ5とDQ1・2の取扱説明書には掲載されていない。
GB版リメイク作では、移動中にこのボタンを押すとコマンドメニューを開く仕様となっている。
地図ボタン
SFC版DQ6およびSFC版DQ3ではRボタン、PS・PS2版作品ではフィールドで□ボタン、GBC版DQ3ではフィールドでセレクトボタン。
会話記憶ボタン
SFC版DQ6ではXボタン、SFC版DQ3ではYボタン、GBC版DQ3では町中でセレクトボタン。