【催眠攻撃】

Last-modified: 2022-12-09 (金) 16:16:36

概要

不思議のダンジョンシリーズに登場する特技の一種。
受けると、トルネコやポポロは「催眠状態」となって次の行動がランダムになり、それ以外の場合は混乱状態になる。
ランダムな行動とは、「剣を振る(方向もランダム)」、「勝手にアイテムを使ったり投げたりする」など。移動はしない。
不思議のダンジョンシリーズでも特に脅威とされる特技で、一度受けてしまうと取り返しが付かなくなる大問題をしでかすことも多い。
以下はその体験談の例。

Aさんの体験:アイテムが中に入った【保存の壺】【水路】【谷底】へ投げ、回収できなくなりました。

Bさんの体験:【トルネコ】で装備していた盾をモンスターに投げ当て、そしてそのまま盾無しで大ダメージを受けました。

Cさんの体験:【ポポロ】仲間モンスターが隣接している状態で【爆発の指輪】を装備しました。

Dさんの体験:持っていた【リレミトの巻物】を無理やり読まされて、強制帰還させられました。

Eさんの経験:持っていた【聖域の巻物】【ニフラムの巻物】を無理やり読まされました。

Fさんの体験:持っていた【白紙の巻物】を、白紙の状態で無理やり読まされました。

Gさんの体験:持っていた【世界樹の葉】を無理やり飲まされました。

Hさんの体験:持っていた未使用の【合成の壺】【分裂の壺】【祝福の壺】を無理やり投げ割られました。

Iさんの体験:装備していた【ロトの剣】【クロウアンドレア】等の貴重な装備品を【へんげの壺】の中に入れました。

Jさんの体験:持っていた呪われた装備品を無理やり装備させられました。

Kさんの体験:装備していた貴重な装備品を【パンの巻物】を無理やり読まされて【パン】にされました。

Lさんの体験:たった一つのパンをへんげの壺に入れたせいで餓死してしまいました。

…と、貴重なアイテムの想定外の紛失から、直接ゲームオーバーに関わる事態まで引き起こす。
特に【へんげの壺】に貴重なアイテムを入れてしまう事故は、実際にトルネコ2の【公式ガイドブック】でもネタにされている。
そしてもう一つ問題なのは、催眠状態で行動しても行動したとみなされてしまうこと。
催眠攻撃→不本意な行動→催眠攻撃→不本意な行動…となり、どんどん被害が拡大する。この状態は「ずっと俺のターン!」と呼ばれることも。
さらに他のモンスターが存在している場合、催眠攻撃で身動きできない状態を連続で攻撃してくるので、何もできずそのまま倒されてゲームオーバーになる危機もある。
隣接しない限り使用してこないので、この攻撃を使う敵には先んじてアイテムを使ってでも無力化したほうがいい。

【風来のシレン】シリーズではゲイズ系のモンスターが使用する。
最初期は手持ちのアイテムを使わせるだけだったが、シレン3以降はトルネコシリーズと同じくアイテムを投げたりでたらめな方向に武器を振らされる。
ちなみに、シレン3以降に登場する「ゲンナマゲイズ」は同じ部屋にいると催眠攻撃を仕掛けてくる。
3では対抗手段が極めてレアなアイテムに限られており3自体の評判の悪さから非難轟々であったが、
4や5では対抗手段が増えたこともあり、そこまで非難はされていない。

トルネコ2

催眠攻撃は今作が初登場。
【だいまどう】【あくましんかん】【じごくのつかい】が使用する。
なお【トルネコ】【戦士】【転職】している場合、この攻撃で「武器を振る」のが【でたらめぎり】習得の条件でもある。
 
今作の催眠攻撃は【魔法の盾】で無効化できるが、GBA版では魔法の盾が激レア化している関係上、回避するのは至難だろう。
また【目覚まし草】の効果および、戦士の技【めざまし】の効果で、トルネコの目が冴えた場合でも回避できる。
但し【眠らずの指輪】【魔法のパン】の眠らなくなる効果では回避できない。

トルネコ3

催眠攻撃を使用するモンスターは【だいまどう】のみになった。
これまで催眠攻撃を使用していた【あくましんかん】【じごくのつかい】【ちからをためる】を使用する。
但し、催眠攻撃を回避する手段が激レアでデメリットも大きい【魔封じの指輪】しか無くなってしまった。
 
余談だが、実はこの催眠攻撃絡みで「とじこめの壺の中にアイテムが入ってしまうバグ」が存在する。