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【冥府】

Last-modified: 2019-02-19 (火) 19:18:42




概要 Edit

DQ11に登場する死後の世界。
死後の世界や黄泉の国などを英雄が生きたまま訪れる展開は神話や民話によく出てくるが、ドラゴンクエストシリーズで正式に「あの世」が登場したのは意外なことにDQ11が初めて。
英語版での呼称は「無」を意味するthe Void。
 
DQ10の【王家の迷宮】には、【冥府エリア】と呼ばれる高難易度階層があるが、死後の世界とはまた違うものであろう。なお名前的にぴったりな【めいふのばんにん】は3DS版限定のため、登場は叶わなかった。

DQ11 Edit

生と死のはざま。全ての生命は死を迎えると魂となりここへ送られ、その後【命の大樹】で新たな生命として生まれ変わるのだという。BGM【鎮魂歌】がもっとも輝く場所。
しかし今では【魔王ウルノーガ】が命の大樹を枯らしてしまったために輪廻転生の流れは断ち切られ、送られてきた魂は消滅を待つだけの空虚の世界と化している。
 
【ロウ】は故人となった【ニマ】大師の教えを請うために【ドゥーランダ山】頂上の御堂にて、自身を即身仏寸前まで追い込みここへ赴いていた。そこへ少し遅れてやってきた主人公達は別人のように痩せこけたロウの肉体を見て命の危機に瀕していると判断。【主人公】は祖父を救うため【サンポ】大僧正の力を借りてここを訪れることになる。
 
冥府へ辿りついた主人公を待っていたのは、今まさに【グランドクロス】を完成させんと修行に打ち込むロウと、厳しいまなざしで見守るニマであった。無事目的を達成したロウを連れ帰ろうとする主人公に対し、ニマは主人公にも魔王に抗する力【覇王斬】を授けるべく新たな修行を開始する。
ここでは【仮面武闘会】以来再びロウとイベント戦闘になり、この戦闘に勝つと覇王斬を習得できる。
新たな力を身につけ安心したのも束の間、ウルノーガの魔の手がこの冥府にも伸びてくる。これを覇王斬とグランドクロスの合成技【グランドネビュラ】で退け、ニマとの別れを経て主人公とロウは現世へと戻るのであった。
 
ちなみにここの風景は【連武討魔行】を行う修練場と同一だが、【ローシュ】【ウラノス】が友情を誓ったという石碑は、初代ドゥルダ郷大師【テンジン】が刻んだ石碑となっており、その後の展開を暗示している。
 
余談だが、死した魂がここへ送られるという事は、異変が起きた後の世界では【ベロニカ】も死亡しているはずなので、彼女の魂もここに送られているはずだが、ここで彼女の魂と出会う事はない。
ネタバレ防止というのも勿論あるが、ベロニカが最期を迎えたのは命の大樹崩壊直後であり、その日から主人公が冥府に降り立った日というのは作中での描写を見る限り、少なくとも数ヶ月は経過した後という事になる。
命の大樹がなくなった事による魂の循環が断たれたというニマ大師の発言が事実なら、異変後の時間軸でのベロニカの魂は、この数ヶ月の間にウルノーガが倒されなかった為、命の大樹に行く事ができず、主人公やロウが来る前にここで消滅してしまったのかもしれない。
あるいは、ベロニカの死亡発覚からセーニャ覚醒までの一連の流れを見る限り、セーニャに発見されるまで魂が杖に宿った状態で静寂の森に留まっていた可能性もある。
【セーニャ】が目覚めしセーニャとなってスキルパネルがベロニカと統合される事も、杖に宿ったベロニカの魂がセーニャと一体化したと考えれば説明がつく。
 
なお、ニマ大師の方は魔王誕生時の衝撃からを守る為に巨大な守護方陣を展開し、自らの命と引き換えに里を守ったと言う描写がある為、ベロニカとは逆に少なくとも死後数ヶ月間は、その魂が冥府に留まっていたと考えられる。
主人公達がウルノーガを倒す事で、命の大樹への魂の循環が復活した為、それまでニマ大師の魂が消滅せずに残っていれば、彼女の魂は命の大樹に還る事ができるが、描写されていないのでその後の消息は不明である。