【凶魔獣メイザー】

Last-modified: 2020-10-12 (月) 03:45:06

概要

テリワン3Dに登場するモンスター。
同作に登場する【魔戦士メイザー】が変わり果てた姿。
魔獣というよりはドラゴンに近く、漆黒の鱗を持った巨大な魔物である。
黒っぽい色合いや四本のツノが元々の姿を思わせる。
通常攻撃等の際は右手に魔力を込めてから殴りかかるのだが、この動きは魔戦士だった頃のメイザーが放つ通常攻撃と似ている。
イルルカにも引き続き登場。
名前に凶とつくがブレイクモンスターではない。
 
余談だが開発段階での名前は「魔戦士ラスヴォス」であった。名前がラスボスとかさすがにダークマスター四天王並に安直すぎるのではないだろうか。もっともこいつは裏ボスだが。

テリワン3D

本作におけるボスの一匹。
400年前に【魔戦士メイザー】【ジュヒョウの国】をなんとか存続させる為に呪いを一身に受けて変化した姿。
理性を完全に失っている為、弟のルギウスによって【とこやみの扉】最深部の「地底の牢獄」でジュヒョウの樹の根に束縛されていた。
その400年後に、自身を倒すべく現れたテリーとルギウスの前に立ちはだかる。
誕生した経緯はの話によると、次のようなもの。

  • ジュヒョウの国には「400年後に精霊石を手にしなければある巨獣にジュヒョウを滅ぼされる」と言う内容の滅びの予言があり、400年前にサイフォンがその予言が書かれた書物を見つけた。
  • 予言を信じた魔戦士たちは大会で確実に勝利を得るべく、魔戦士を最強の魔物に変える禁断の秘術に手を染めた。
  • その術は優れた魔戦士だけが耐えられるもので、本来ならルギウスが受けるはずだった。だが術に耐えるには彼の魔力をもってしても足りず、その事を察知したメイザーが身代わりとなり、術を一身に浴びて凶悪な魔獣に変わり果ててしまった。

皮肉にもその予言にあった「ジュヒョウの国を滅ぼす巨獣」とは、このメイザーのことだったのである。

敵としての凶魔獣メイザー

6000以上のHPと高い攻撃力を持つ。
2~3回行動し、獣王げきれつしょう、ドルマドンなどの強力な攻撃手段を持ち、おたけびも厄介。
だが何より怖いのはみなごろし。ギガボディなので550近いダメージを全員が受けるか自分で受けるかのいずれかになり、こちらが受けてしまうと一気にもっていかれてしまう危険性がある。
アンカーナックルは攻撃が最後行動の1回だけになるが、ダメージが大きくなるので危険。
全体回復の手段が無いときついだろう。イオ系かデイン系で攻めよう。
ちなみにゼメルギアスも同様にイオ系&デイン系が弱点。
また、特性の「いてつくはどう」がある為、補助呪文の積み過ぎには注意。
この後にも戦闘が待っているが、回復があるので温存の必要はない。

前作のヒヒュルデのように開幕からバフがかかっている表示が出るが、これはこの時限定の一族のほこりである。
 
戦闘後、ルギウスがトドメを刺そうと飛び掛かるが、逆に喰われてしまい吸収同化されてしまう。
この状態及び攻略は【魔戦神ゼメルギアス】を参照。

仲間としての凶魔獣メイザー

仲間にする事もでき、【ヒヒュドラード】×【竜皇帝バルグディス】の配合で生み出せる。
両者とも非常に面倒な配合を繰り返す必要があり、入手は困難を窮めるだろう。
ストーリーよろしく魔戦士ルギウスとの配合…ではなく、【アギロゴス】との配合で、配合の頂点である【魔戦神ゼメルギアス】が生み出せる。
【ギガボディ】だけあって守備力が高く、HPやMP、素早さも高いがAI2~3回行動の為か攻撃面は壊滅的な低さ。特に暴走してるだけあってかしこさはたったの450。
【いてつくはどう】【いきなり黒い霧】【星のいかり】を特性に持ち、+25で【ギロギロ】、50で【亡者の執念】も加わる。
どれも強力な上にそれぞれがシナジーしている。
いきなり黒い霧はかしこさ450しかない彼にとってデメリットは皆無。いきなり系の特性は対戦なら必ず発動する上、対戦の標準装備とも言えるは大半が呪文である以上相手の立て直しや亡者リザオ戦法を妨害できる。当然呪文アタッカーなら軽く詰むだろう。
加えていてつく波動まであるので黒い霧が消えても抜かりはない。リザオラルや補助固めで堅実に…といこうにもまとめて消されれば意味がない。
メタルに強いギロギロも嬉しい。いあつと違って2ラウンド目(および偶数ラウンド)しか発動しないが、相方がいあつorプレッシャーorラブリー(奇数ラウンド発動)持ちならフォローも効くし魔神斬りも必中にできる。
普通ならアテにならない星の怒りも亡者の執念とは相性がいいし相方や状況次第では自分も亡者リザオを狙える。
そして亡者の執念はアウェーで有利。
ついでに素の守備4桁とルカニ耐性で物理の防御面は優秀。
 
一方攻撃関連のステータスはお察しなので、全ガードブレイクやギガキラー、スタンダードキラーをつけまくりJOKERスキルや最強ブレス等でステータスに依存しない体技やブレスを吐きまくるのが一般的。
…というか、無理に攻撃力を補強したところでダメージ効率は体技主軸とさほど変わらない。

もちろんマスターズではメジャーなモンスター。ゼロの衝撃を持つマイナーモンスターをお供に体技を繰り出してくる(マイナーモンスターは加点が大きいのだ)。
装備可能な武器は杖のみ。また、性別は基本的に♂しか存在しない。
所持スキルは固有【凶魔獣メイザー(スキル)】

イルルカ

前作と同様の配合で生み出せる他、錬金カギのクエスト報酬で得られるようになった為入手難易度は激減した。
【新生配合】することで新たに【暴走機関】を習得。
だが強力すぎる特性が災いして新生配合を行うと、例え特性を入れ替えなくともマイナス特性が付くようになってしまった…。
特性ライブラリを埋めるならともかく、そのせいで対戦時において彼の姿を見掛ける事はほとんど無い。
 
もしそれでも彼を活躍させたいなら、【ひん死で会心】を新生するのがオススメ。
不利な特性のつきやすさが-4とかなり低く、デメリット特性を帳消しにできる上亡者の執念から全体化した会心を打ち込むという、彼の特性をフル活用した豪快な戦法を取れる。

DQMSL

限定イベント「凶魔獣メイザー降臨」のとこやみの扉で登場。開幕で「凶魔獣の呪い」でマインドと封じを無効化。
弱点はギラで、メラとデインとヒャドと混乱を半減し、バギと眠りを無効化する。
全員にバギ属性の「獣王げきれつしょう」とドルマ属性+マヒの「ジゴスパーク」を使うほか、ちからためからのにおうごろしやたたきつぶしは強力。
倒すとドロップする事があり、転生させることで魔戦士メイザーとなる。まるでデスピサロが魔剣士ピサロに戻るように。
味方としてはリーダー特性は「全系統の最大HPを15%アップ」。特性は「AI2回行動」。技は敵と同じく「たたきつぶし」と「におうごろし」。