概要
【伝説の勇者】の父親。
勇者と言えど人間であり必ず父親が存在するので、各作品において勇者と呼ばれた人物の数だけ勇者の父親も存在する。
加えて、DQ4とDQ7、DQ11には実の親と育ての親が別々に存在する。
逆に、主人公=勇者ではない(場合によっては人類ですらない)作品や、勇者と呼ばれる人物が現れない作品も、スピンオフ系を中心に多数存在する。
各ナンバリング作品において明確に「勇者」と呼ばれている人物の父親は以下の通り。
- 【勇者ロト】の父親である【オルテガ】
- DQ4の勇者の実の父親である【木こり】と、育ての親である男性
- DQ5の【男の子】の父親である【主人公】
- DQ10の【勇者姫アンルシア】の父親である【アリオス王】、及び【勇者アルヴァン】の父親である【ジュテ国王】
- DQ11の【主人公(DQ11)】の父親である【アーウィン】
このうちオルテガについては自身も勇者と呼ばれており、非常に珍しい二代続けての勇者。
したがってDQ3に登場する主人公の祖父も勇者の父親であり、こちらも二代続いたと言える。
詳細については、個々の頁および、【主人公の家族】を参照。
DQ5
主人公の肩書きの一つ。
【男の子】を連れて【テルパドール】で【てんくうのかぶと】を取ると、この肩書きに変わる。
あとは、最後までこのまま変わらない。
男の子の肩書きもその瞬間から「伝説の勇者」になる。
天空の兜を取らない場合は、主人公は【グランバニア王】、男の子は【○○○○の息子】のままとなる。
主人公の父親である【パパス】が長年探し求めていた伝説の勇者の子孫が、実は主人公の妻だったという展開。
ある意味皮肉ともいえるこの奇跡的なめぐり合わせにより、新たな伝説の勇者が誕生する。
実際に勇者の父親なのだからしょうがないのだが、主人公らしからぬ主体性のない肩書きである。
「王」と「その息子」という関係から「勇者」と「その父親」へ見事に主体が逆転しており、世代交代を実感させる演出にもなっている。
主人公は「勇者ではないが勇者と切っても切り離せない縁のある者」という肩書きともいえる。
もともと主人公の最初の肩書きは「パパスのむすこ」だったので、それの再現とも取れる。
「息子」だった存在が「父親」になったことで成長を実感するプレイヤーもいるだろう。
「グランバニア王の方が威厳があるから」と、この肩書きを嫌って男の子に天空の兜を与えなかったプレイヤーも一部いたとか。
もちろん人によっては寧ろこっちの方が威厳あるという見方もある。