DQ7
現代の各地の【本棚】に散らばる物語。
恐らくフィクションだが作者は不明。
【ヌルスケ】の物語と違い全くのフィクションということもあり、特に調べたところでメリットはない。
内容的にはDQ3のセルフパロディか。ただし、FC版では「ヘッポコ」という名前は付けられないし、「姫を助ける」シチュエーションも存在しない。
姫を助けるシチュエーションがあるのはDQ1である。
全5章という構成はDQ4のパロディかもしれない。
余談だが、PS版DQM2の「はじまりのかぎ」と、その続編の「かんけつのかぎ」という名前の【ふしぎなかぎ】の世界では「マスター スットコくんの冒険」という勇者ヘッポコくんのパロディと思われる物語が登場する。こちらは第1話~11話まで読める。
第一章 勇者の目覚め
【エンゴウ】の長老の家で読める。
今日はヘッポコくんの16歳の誕生日。いつものようにお母さんにベットからたたき起こされました。
お母さん「ヘッポコや今日はお城に呼ばれているのを忘れたのかい!
ヘッポコくんはあわてて服を着がえてお城へむかいました
―つづく―
第二章 城門のワナ
【オルフィー】の民家で読める。
お城にむかったヘッポコくん。入り口の兵士さんにあいさつします。
ヘッポコ「ちわーす勇者でーす!
兵士さんはこう言いました。
*「うちは勇者はまにあっています。
ーつづくー
第三章 王
【メモリアリーフ】の民家で読める。
なんとかお城に入れてもらったヘッポコくんは王さまのもとへむかいます。
王「はっはっは わしが王さまじゃよ。しておぬしはどなたかな?
ヘッポコ「オレはヘッポコ。世界をすくう勇者だ!!
ーつづくー
第四章 王の願い
【ギュイオンヌ修道院】で読める。人によっては第三章と順番が逆転する可能性もある。
勇者の登場に王さまはビックリです。
王「なんと世界をすくう勇者とな!
ヘッポコくんは得意げです。王「ならば願いがある!娘が魔物にさらわれたのじゃ。その魔物を退治してまいれ。
ヘッポコ「勇者の名にかけて姫を助け出してみせるぜー!
ーつづくー
第五章 勇者の冒険
【ダーマ神殿】で読める。これが最終章。
王さまの願いを聞き姫を魔物の手から助け出す旅に出たヘッポコくん。魔物がいるという洞くつへ来ました。
ヘッポコ「うおー魔物め出てこーい!
すると洞くつの中から魔物が…。おわび 作者急病のためご好評をいただきました勇者ヘッポコくんは
今回で中止とさせていただきます。ご愛読ありがとうございました。
……と、まぁここまで来てまさかの打ち切りエンドである。
とはいえ、無駄に軽いヘッポコの人物描写、具体的に何をどうやったかわからない城への侵入、自称勇者にあっさり姫をたくす王と内容的には突っ込みどころ満載なので、打ち切られてもしょうがない感はあるが…。
また、掲載誌がどれくらいのスパンで発行されていたかは不明だが、各章がやたら短い。新聞のミニコラム以下……。まあ、劇中劇なのでしょうがない。
因みにダーマから冒険家ヌルスケの旅路の断片が始まる。こちらはちいさなメダルなどメリットがあるので読んでもいいだろう。ただし【トラップモンスター】には要注意。
トレジャーズ
全5章に分かれて【お宝】の一つとして登場。「勇者ヘッポコくん第〇章」表記。お宝ナンバーが違うだけで他は価格等含めて全く同じ。
見た目は青色の表装で、中央の星の数で第何章であるかを示している。
解説の中身は上記の話を一部簡潔にしたもの。ただし第5章は打ち切りのメッセージしかない。
お宝No. | 631~635 |
レアリティ | トレジャー |
カテゴリー | プレイメモリアル |
コレクション | 異世界のモノ |
標準価格 | 188,000G |