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【勇者(スマッシュブラザーズ)】

Last-modified: 2019-11-09 (土) 00:45:54

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL Edit

2018年12月7日発売のNintendo Switch用の対戦格闘ゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』に、2019年7月31日からドラゴンクエストシリーズの【主人公】【勇者】名義で有料DLC第2弾として登場した。
ゲーム内での英語表記は「HERO」だが、キャラクター選択時のリングアナ風英語音声では高らかに「ユウシャー!」とコールされる。
同年6月12日の【Nintendo Direct】にて初披露。詳細は7月30日配信の動画「【スマブラSP】勇者のつかいかた」で紹介され、その翌日にDLC配信となった。
同DLCでは追加ステージ【天空の祭壇】も同梱されている。
 
マリオシリーズとはいたストWii以来の共演、その他FC時代から現在までの名作キャラとの共演が実現した。
スクエニ枠ファイターとしては前作『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U』から引き続き参戦しているクラウド(ファイナルファンタジーVIIより)に次ぐ2人目となる。
 
DQ11S名義で参戦しているので、デフォルトのキャラクターは【主人公(DQ11)】
また、他のファイターにおける2~4Pのカラーバリエーション扱いとして【主人公(DQ3)】【主人公(DQ4)】【主人公(DQ8)】の姿に切り替える事ができ、プレイ可能キャラとしては4人の参戦となっている。
作中では4人とも「勇者」だが、スマブラのディレクターである桜井政博曰く「もし勇者を名前で呼びたければ、公式で付けられている『イレブン・アルス・ソロ・エイト』を使うとよい」とのこと。
CVはDQ11が斎賀みつき、DQ3が檜山修之、DQ4が草尾毅、DQ8が梶裕貴。DQ11Sに先駆けて初めて主人公キャラにCVが付いた。
さらに5~8Pは「赤いDQ11主人公」、「紫色のDQ3主人公」、「オレンジ色のDQ4主人公」、「水色のDQ8主人公」というカラーバリエーション。
公表こそされていないが、水色の服とバンダナ、紫のマントと白い服など、何となく他のDQシリーズのメインキャラを連想させる組み合わせになっている。
最後の切りふだ【ギガスラッシュ】では残るナンバリング作品の主人公も全員登場するので、事実上の全主人公参戦となった。
 
ファミ通で連載している桜井のコラムによると「勇者同士の乱闘は御法度だったが、特別に許可してもらった」とのこと。
ちなみに、スマブラのファイターたちはゲームキャラクターのフィギュアに命が吹き込まれたという設定なので、「実際の勇者」たちが争っている訳ではない。DQの世界観を重視したい人にとっても安心である。
 
DQ9には、【サンドバッグくん】というスマブラシリーズの同名のキャラクターを模した【ダミーデータ】が収録されている。
当時DQシリーズとスマブラシリーズは関わりを持っていなかったため、コラボレーションではなくスタッフのお遊びに近い。

特徴 Edit

それぞれの伝説の武器と盾を構えたスタイルとなっており、リンク同様に前方からの飛び道具を盾で防ぐことができる。
固有システムは「会心の一撃」と「MP」。
「会心の一撃」はスマッシュ攻撃が1/8の確率でよりダメージと吹っ飛ばし力の高い会心の一撃になる。計算上、本編の8倍も会心発動率が高い。
会心効果音は勇者ごとに違い、出演作での効果音が使われている。
 
MPはルフレの魔導書ゲージやインクリングのインクのようなもので、ゲージを消費して必殺ワザに使用する。MP最大値は100で、時間経過や通常攻撃を当てることによって回復する。
MPが足りない状態で必殺ワザを使おうとすると、攻撃ミスのSEと共に失敗する。
本編ではMP不足でミス効果音が鳴る事はないが、視覚以外で素早くMP切れを表現する手段になっている。
攻撃が空振りする事も多いアクションゲームということで、通常攻撃ではミス効果音は鳴らない。
 
通常必殺ワザがメラ系の呪文、横必殺ワザがデイン系の呪文、上必殺ワザがバギ系の呪文で、ボタンを長押しする溜め段階に応じて各3段階ずつ変化する。上位の呪文ほど威力などが高いが、その分消費MPが多い。
下必殺ワザは「コマンド選択」そのものが技アクションになっていて、お馴染みのメッセージウインドウを出し、ランダムに表示される4種類の行動から選んで発動する。
どれが表示されるかは運任せになるが、下必殺だけでもスマブラ用に効果のアレンジされた21種類もの呪文や技が登場し、ウインドウを出しなおす事で表示の再抽選もできる。
バギ系をはじめ、参戦した4人の主人公が扱えなかったはずの呪文なども登場するが、前述のようにスマブラのファイターは「本人」ではないので、作品全体のイメージを込めた技を一人に集約して登場する事も珍しくない。
 
メラ・デイン・バギがそれぞれ3段階で細かく異なる性能を持ち、そこにさらにコマンド選択の呪文と技が加わるため、全ファイターでもダントツで技の総数が多く、極めて多彩な攻め手を持つ。
しかし、強力な必殺技を連発すればあっという間にMPが尽きてしまい、復帰手段も減るため、ドラクエ本編のようにMP管理が大事。
また技が多いという事は、プレイヤーが把握しなければならない情報も多いという事。
各要素を上手く使いこなすには慣れが要るキャラクターとなっている。
 
下段必殺のコマンド選択は表示される技がランダムな上に、【ザキ系】【パルプンテ】の様に効果が博打気味なもの、【マダンテ】【メガンテ】の様に使い所を誤ると逆に大ピンチを招くような物も含まれるのでジャッジよろしくやけくそで連打しても一発逆転を狙うことはまず不可能。
その分、それぞれの技性能はかなり高めとなっており、そこに会心の一撃も加わる事で、上手く繋がれば劣勢からの逆転劇を演出することも珍しくない。
必殺技と会心の一撃を除いた基本性能は凡庸で、武器持ちとしてはリーチや攻撃範囲もそこそこ程度、機動力も地上では普通、空中では今一つという程度に収まっており、良くも悪くも必殺技ありきの構成となっている。
 
投げ技の一つである後投げを使うと、【ともえなげ】を披露してくれる。
 
総じて、基本能力自体は平凡ながら技の多彩さによって非常にテクニカルかつ爆発力のあるキャラクターとして仕上がっていると言える。
ポテンシャルを発揮しきるのは難しく安定性も低いが、ここぞという時の戦況をひっくり返す力はまさしく『勇者』の名に相応しい物だろう。
そんな勇者を使用して勝利すれば【序曲】のアウトロが流れる。
 
一部の公式大会で勇者が使用禁止になった例があるが、これは言語によってコマンドの呪文の表示も変わるため。
大会側の設定と異なる言語圏のプレイヤーが参加した場合に、画面を見ての対応や読み合いが不利になるのを避ける措置だったようだ。

必殺ワザ一覧 Edit

通常・横・上必殺ワザ一覧
下必殺ワザで使えるワザ一覧

最後の切りふだ Edit

各ファイターが持つ超必殺技のような物。
勇者が使う最後の切りふだは【ギガスラッシュ】で、演出はスキャンバトラーズのチームが担当。
スマブラのディレクターである桜井直々の指名である。

勝ち上がり乱闘 Edit

過去作の「シンプル」に相当する勝ち抜き制CPU対戦モード。
使用するファイターごとにテーマと題名が設けられており、このテーマに合わせて個別に各ラウンドの対戦相手・ステージ等の条件が設定されているという特色がある。
これらは主にそのファイター自身の設定や原作での展開をイメージさせるものが多い。
 
勇者ルート「勇者たちの記憶」もその例に漏れず、原典であるドラクエナンバリング作品を想起させるものになっている。
最終戦を除く全てのラウンドが体力制(互いに設定された体力を削り切ると勝利となるルール)なのもドラクエらしさの演出に一役買っていると言えるだろう。

Round対戦相手備考
1ミニ青カービィ×3 ミニ赤カービィスライムとスライムベスをイメージ。
2【主人公(DQ11)】 赤女性ルフレ(小)女性ルフレは【ベロニカ】のイメージか。
3【主人公(DQ4)】ステージは神殿(スマブラDX)。【天空城】のイメージか。
4リオレウス一番近いのは【ダースドラゴン】か。
5【主人公(DQ8)】 ピカチュウ(小)ピカチュウは【トーポ】のイメージか。
6【主人公(DQ3)】
ボーナスステージ
BOSS紫男性ルフレ → 紫リザードン(大)【りゅうおう】戦をイメージ。

カービィのコピー Edit

カービィによって勇者をコピーされた場合、DQ11の【勇者のかぶと】のようなものをかぶり、勇者の剣勇者の盾を背負う。
DQ3の勇者が被っている兜に似ているが、兜の下半分に丸い部分があることからDQ11のデザインのようだ。
 
普段のカービィは独特な言語(?)で喋るのだが、勇者コピー状態で呪文を撃つとメラ、メラミ、メラゾーマなど、ちゃんと呪文に聞こえる声を発する。
MPゲージはあるが、勇者と違いメラ系の呪文にしかMPを使わないため管理しやすい。

スピリット Edit

本作におけるコレクション要素。
過去作のスマブラのコレクション要素でファイターたちの原作の色々なキャラやアイテム等を模した「フィギュア」に、「装備品」とソーシャルゲームでおなじみの「合成」「進化」の要素を付けたもの、と言えばわかるだろうか。

名前カテゴリーレアリティ備考
【スライム】アタッカーNOVICE(星1)Lv99でキングスライムに超化する
【キングスライム】ACE(星3)スライムを超化して入手
【ドラキー】サポーターNOVICE(星1)
【ゴーレム】アタッカーHOPE(星2)
【はぐれメタル】サポーター
【ベビーパンサー】アタッカーNOVICE(星1)Lv99でキラーパンサーに超化する
【キラーパンサー】ACE(星3)ベビーパンサーを超化して入手
【ケトス】サポーター
【勇者の仲間たち】LEGEND(星4)主人公を除いたDQ11のパーティメンバー
【ヨッチ族】ACE(星3)Switch版DQ11とのセーブデータ連動(体験版でも可能)
勇者(ドラゴンクエストXI S)ファイター勝ち上がり乱闘で入手。原作絵は顔を右向きにしているポーズ。
勇者(ドラゴンクエストIII)ショップで入手。原作絵はSFC版パッケージのもの。
勇者(ドラゴンクエストIV)ショップで入手。原作絵は腕を組んでるポーズ。
勇者(ドラゴンクエストVIII)ショップで入手。原作絵は右手に持った紙を見つめているもの。

Miiファイターコスチューム Edit

勇者配信と共にDQシリーズのコスチュームが有料配信された。

余談 Edit

参戦ムービーでは『ゼルダの伝説』シリーズの主人公であるリンクのピンチをDQ11勇者が救う、という登場をしていたのだが、リンクはDQ勇者たちと奇妙な縁がある。
 
ゼルダシリーズ第二作『リンクの冒険』には、ある場所で「ユウシャ ロト ココニネムル」と書かれた墓が存在している。権利に緩かった当時、スタッフがお遊びで入れたネタと思われる。まぁ更に余談を言うならファイナルファンタジー第一作ではエルフの町に「リンク ここにねむる」と書いてある墓あり、こちらも時代のおおらかさを感じることが出来る。ちなみのこの墓は海外向けのファミコンであるNSC版のファイナルファンタジーにおいて、

Here lies Erdrick
    837 - 866
      R.I.P.

と、リンクではなく【Erdrick】こと勇者ロトが眠っていることになっている。生没年なんかも刻んであったりするが一体いつのことなのだろう?
 
スマブラで起用された勇者たちの声優の内、草尾毅以外の三名は過去のゼルダシリーズでリンクの声優を務めた事がある。