【古びためがね】

Last-modified: 2023-10-10 (火) 19:48:36

DQ7

【グランエスタード城】の地下1Fにいる爺さんが無くしたメガネ。長年愛用していたのか、年季が入っているらしい。
ちなみにこのメガネはその部屋のツボの中にあり、もちろんツボを割ろうが問題なく回収できる。
 
一応装備することもでき(【ガボ】以外)、移動中に使うと「景色がゆがんで見えた!」という専用メッセージが用意されている。だが装備したまま戦うと命中率が下がるなんてことはないので安心しよう。
【インテリめがね】と違って単なる老眼鏡なので装備してもステータスどころかかっこよさすら上がらない。
一応「ステータス変動が一切ない装飾品」という珍しい立ち位置ではあるが、検証目的でも特に有効利用できる場面はないだろう。
しかも売れない。…いや、道義的に考えれば売ってはいけないので当然だが……。
これを持った状態で爺さんに話しかけるとちゃんと彼に返される。渡しても大した話は聞けないが、むしろこんな古メガネに大層なエピソードがあるようにも思えないので仕方ないのかもしれない。
 
なお持ち逃げを決め込んだままある程度ストーリーが進行すると、諦めて眼鏡を新調したようで話す内容が変わり、主人公たちもこれを返さなくなる。
ただし新しい眼鏡はちょっと度が合っていないらしい。ごめんね爺さん。
前作の【おばさんのゆびわ】と違って代えが利くから…ということなのかもしれないが、使う気もないのに何の罪もないご老人の眼鏡を困っている本人の前で持ち逃げし、あまつさえ諦めさせてしまうほど長期に渡って手元に残すのは…いささか胸が痛む話ではある。
 
DQの主人公と言えば人様の家だろうがお構い無しに押し入ってタンスを漁り、タルを覗き、ツボを叩き割り、中身を我が物にする(ように操作されることが多い)人物であるわけだが、なぜこんなもんを持ち逃げできるようにしたのだろうか。
しかし、返したところで特に実利はないため、アイテムコンプ目当てのプレイヤーからは大抵持ち逃げされる。哀れ。