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【合体魔法】

Last-modified: 2019-07-18 (木) 00:13:00

概要 Edit

【ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章】及びその続編【〜紋章を継ぐ者たちへ〜】に登場する魔法。
左右の手から2つの呪文を同時に繰り出し合体させることで、
二つの特性を生かした呪文を生み出したり、同じ呪文の効力を倍加させたり出来る。
変わった所では、本来自分にしか使用出来ない呪文の対象を他者に変更するといった事も。
本編では【賢王ポロン】のみが使用していたが、設定上は【カダル】が新たに編み出した魔法である。
カダルが合体魔法を使う姿は『ロトの紋章Returns』で描かれている。
続編の『紋章を継ぐ者たちへ』では賢王に覚醒した【ベゼル】【シルシル】?【ミシル】?が使用している。ベゼルは単独で使用しているが、シルシルとミシルは二人で協力して発動する。
パーフェクトガイドブックによると、消費MPは【マダンテ】を除いて元になった呪文のDQ3時の消費MPを足したものとなっている。
 
ネーミングも元の呪文の名前を混ぜ合わたものが多いが、その上でドラクエらしい雰囲気や響きに仕上がっているのはセンスが光る。
メラゾーマ×2、マヒャド×2、ドラゴラム×2、ベホマ×2、トヘロス×2では上手いネーミングが思いつかなかったのか、×2を付けただけだったが。
また、呪文と同時に性質を現す枕詞を添えたり、決め台詞までまとめて叫びながら放つ事もあった。
 
バトルロードシリーズで賢者が扱う【賢者の杖】はこの合体魔法を再現しており、
2つの魔法を混ぜ合わせたような呪文を唱えることが出来る。
 
ロトの紋章の世界における【マダンテ】は全ての属性を合体させる究極合体魔法という設定なので、
【メラゾーマ】【マヒャド】のように相反する属性の合体も不可能ではなさそうだ。ということは…?

使われた合体魔法 Edit

バイバーハ Edit

【フバーハ】×2
相手のブレス攻撃を倍加して跳ね返す魔法。
後にゲームシリーズで登場する【おいかぜ】【といきがえし】を先取りする倍返し技である。
ダフォーラとの戦いで最初の合体魔法として登場しており、その後も獣王グノン戦、やまたのおろち戦など要所で登場したことで知名度も高い。
遊び人を自称していたポロンが無意識に合体魔法を発動した事は、彼の正体と秘められた力の伏線となった。
詳細は【バイバーハ】の項を参照。

バギラ Edit

【ギラ】×【バギ】
火炎の渦が敵を切り刻む魔法。
アリアハンにて、賢王として未だ覚醒していないポロンがやはり無意識に使用し、【ゴールドオーク】を一撃でマンガ肉に変えた。
偶々かそれとも作者が意図したのか、ギラもバギもDQ2でゴールドオークと共演し、合体こそ出来ないものの実際にゲームで撃ち込む事が出来る数少ない呪文である。
DQ2のゴールドオークのHP設定が100、ギラとバギで与え得る最大ダメージ値がそれぞれ20と33なので、ゲームシステムに倣えば単に二つの呪文をぶつけたとしてもゴールドオークのHPはほぼ半分までしか奪えない。一撃で倒すほど威力が増すしたのは、呪文の合体が単なる足し算ではない事を示す描写とも言える。
ちなみに、他の攻撃系合体魔法は、いずれも敵に大ダメージを与えたり状況を打破したりと大活躍してはいるが、敵にトドメを刺して戦闘を終わらせたのはこのバギラぐらいで、そういう意味では最も見せ場のあった合体魔法だったりする。

「閃熱大炎」メゾラゴン Edit

【メラゾーマ】×【ベギラゴン】
ポロンが賢王に覚醒した直後に使用した魔法であり、巨大な火炎を打ち出す魔法。獣王グノンに対して使用した
後にメラゾーマ×2を唱えてるので、メラゾーマ×2より範囲で勝って威力で劣る魔法というところだろうか?
ロトの紋章Returnsでカダルが【冥王ゴルゴナ】に使用したのもこの魔法であるが、この際の枕詞は「閃熱火炎」になっている。

「氷刃嵐舞」マヒアロス Edit

【マヒャド】×【バギクロス】
氷の刃が嵐となって敵を切り刻む魔法。メゾラゴンを唱えた直後に、連撃として空中のグノンに放った

オクルーラ Edit

【ルーラ】×ルーラ。
相手を好きな場所へ飛ばす。
詳細は【オクルーラ】の項を参照。

「閃吼爆裂」イオラゴン Edit

【イオナズン】×ベギラゴン
漫画では3人のケンオウが「トライアングルアタック」と叫び魔人王ジャガンに向って必殺技を放つシーンで使われた。
大仰な肩書きの割にはたいした効果が得られなかった。相手が相手だったので仕方なくはあるが。

「爆裂旋風」イオナロス Edit

イオナズン×バギクロス
強烈な爆風で敵を粉々に吹き飛ばす魔法。ジパングでのやまたのおろち戦にて、勇者と三ケンオウの一斉攻撃の際に使用。

「火炎竜巻」メラゾロス Edit

メラゾーマ×バギクロス
ジパングの北方エッゾにて、文字通り炎の竜巻を呼び起こし、氷系の魔物を一網打尽にした。
ロトの紋章Returnsではカダルとマナ二人が協力して同じ呪文を発動させており、時系列的には作中初の合体魔法となっている。

「嵐竜変化」バギグラム Edit

バギクロス×【ドラゴラム】
飛行能力を持った風の竜に変身する。ローラン城(竜の女王の城)突入の際に岩山を乗り越える為に使用。この合体魔法を見たタオ導師は驚いていたが、アルス達は予め知らされていた様子。

「強制変身」モシャサス Edit

【モシャス】×モシャス
敵の姿を強制的に変身させる魔法。モシャスさせるからモシャサスか。
オリビア海峡突破時に使用し、アルス達に迫った敵の一団を身代わりに仕立て上げた。
この時のアルスもどきやキラもどきは鎧などの細部が微妙に本人と違っている。ポロンの遊び心か、混戦時の見分けの為かは不明だが、身代わり作成と同時にアルス一行は【レムオル】で姿を隠す作戦だったので、敵モンスター達は見事にひっかかって同士討ちとなった。
詳細は【モシャサス】の項を参照。

スカラル Edit

【スカラ】×スカラ
味方全員の守備力を増強させる魔法。
スクルトが存在する以上、おそらくFC版3で敵が使ったような、
上がり幅だけスカラのスクルトみたいな魔法だと思われる。ジパングの洞窟、リハク&イズナの師弟コンビとの対決で使用

スピオキルト(バイピオルト) Edit

【スクルト】×【ピオリム】×【バイキルト】
攻撃力、守備力、素早さを限界まで高める魔法。
3種類の呪文を倍化させた上で合成しているとの事で、マダンテの修行による成果がうかがえる。
ほとんど即興に近い呪文だったようで、呪文名もその場で「さしずめバイピオルト……いやスピオキルト?」などと言い直していた。
その性質からなのか、秀逸なネーミングセンスのおかげかは定かではないが、合体魔法においてはバイバーハと並んで知名度が高い。
詳細は【スピオキルト】の項を参照。

「極大五芒星」マダンテ Edit

メラ、ヒャド、ギラ、バギ、イオ系の5種全ての属性をフルパワーで合体させ、極大五芒星をなして放つ合体魔法の最秘奥。
一歩間違えば術者の命をも奪いかねない禁断の魔法とされており、カダルの代では完成に至らなかったという背景を持つ。
最終決戦間際になってポロンの手により完成、異魔神に甚大なダメージを与えた。
ゲームと共通するのは「全MPを消費して放つ最強の攻撃呪文」という設定のみで、その他の設定は大分異なる。
詳細は【マダンテ】の項を参照。

『〜紋章を継ぐ者たちへ〜』から登場した魔法 Edit

バギャルコ Edit

【ヒャダルコ】×【バギ】

ピオライド Edit

【ピオラ】×ピオラ
素早さを増強させる。正確には対象の時間感覚を鋭敏にする魔法。
作中の台詞から、効果はピオラの二倍らしい。

ボミオクイント Edit

【ボミエ】×ボミエ
素早さを減退させる。正確には対象の時間感覚を鈍重にする魔法。
ピオライド同様、ボミエの二倍の効果があるようだ。

ボミオラ Edit

ボミエ×ピオラ





ヒャダクロス Edit

ヒャダルコ×【バギクロス】

「氷塊壁絶」ヒャデュアルガ Edit

氷の壁を作り出す。
時期からしてヒャダルコをデュアル(二重)にした呪文といったところか。

メギラクロス Edit

【メラミ】×バギクロス

余談 Edit

異なる属性、効果の魔法を組み合わせて威力を増幅させるという発想は他作品でも使われることがある。
ロト紋のように常用の必殺技まで昇華していることは少ないが、とっさの思い付きで連携を取り、合体呪文めいたチームプレイを見せるのは魔法バトルの常道のようなものである。

  • 小説ドラゴンクエスト2
    【コナン】【セリア】がギラとバギを連携させている。
    【アレン】がいくら切り付けても即座にホイミで回復するベビルに業を煮やし、2つの呪文を同時に炸裂させることで威力を増幅、一撃で即死させた。
  • ダイの大冒険
    【ダイ】【ポップ】によるバギとメラゾーマ、バギとヒャド系呪文などで連携を見せた。
    【マァム】【魔弾銃】の弾に強引に二つの呪文を詰め込むという変わった方法も採られた。
     
    【バルジ島】の戦いでは、襲ってきた【フレイム】【ブリザード】の群れをバギで空中に押し留め、そこにメラゾーマ、次いでヒャド系呪文(どの呪文かは明言されていない)を気流の中に流し込み、足元の【爆弾岩】を刺激することなく撃破している。
    劇中の描写を見るとヒャド系呪文もメラゾーマも指向性があるようで、バギの嵐流に乗せることで広範囲を巻き込ませている。
    【フィンガー・フレア・ボムズ】はメラゾーマ×5っぽくもあるが、これは5連発なので合体では無いのが惜しい。
    メラゾーマを収束して見せた【マホプラウス】は、別種の呪文を同時収束させたら合体効果が出るのだろうか?
     
    また、ダイ大で呪文の合体と言えばヒャド系とメラ系のエネルギーを合わせて生み出す【メドローア】が有名だが、こちらは効果や特徴の合成ではなく、全く新しい効果を発生させるというものだった。
    両手で異なる呪文を同時に使える【マトリフ】とポップなら、ロト紋的な合体呪文も編み出す事はできるのかもしれない。