【呪いの壺】

Last-modified: 2019-09-21 (土) 08:01:06

概要

【不思議のダンジョン】シリーズに登場する【壺】の一種。
この壺の中に入れたアイテム呪い状態になるという、とんでもない効果を持っている。
一見すると何の利点も無いマイナスアイテムだが…。
 
風来のシレンGB2 砂漠の魔城』からの輸入アイテムの1つで、
「のろいの壺」という同じ効果のアイテムを輸入したもの。

トルネコ3

販売価格は3000G、買取価格は1500G、重さは75。
入手方法はシナリオクリア後のダンジョン【封印の洞くつ】【異世界の迷宮】で入手できる。
 
…普通に考えて持っているアイテムをわざと呪われた状態にして何の意味があるのだろうか…と思いきや意外にも活躍の場があり、
【トルネコ】では【さきぼそりの剣】【クロムシールド】【使いすての盾】等をわざと呪われた状態にしてマイナス効果を無効にする、
【ポポロ】では【爪】を呪われた状態にして【だいまどう】【催眠攻撃】【すいとりの石像】の特殊効果を躱す…等の用途がある。
 
単純に入れるだけの用途では【ふつうの壺】の完全下位互換アイテムなので、この壺の効果の特色や特徴を上手に活用したい。
他にはこの壺自体がそれなりの価格で売却できる事を利用して、冒険中に不要になったアイテムをまとめ売りするのに使用したり、
または拾った時に最初から呪われていたアイテムおよび、呪われない【パン】【カギ】【ちいさなメダル】等のアイテムを保存したり、
1つでも呪われていない装備と【合成】する事を前提として、合成素材の装備を【保存の壺】代わりに補充する事にも利用できる。
 
それ以外の用途で使用するとなると殆どの場合【シャナクの巻物】を携帯するか【教会】【呪いを解く】行為が必須になってくる。
初めて【不思議の宝物庫】の深層探索を目指す際、呪われた【使いすての盾+99】を製作するのに少しは役に立つかもしれない。
一応既に呪われているので、上述の「すいとりの石像」の対策にもなっているので…。
それでも他の【石像】【弱化のワナ】【ゴールデンスライム】【マダンテ】等の一瞬で即死と隣り合わせにする存在には呉々も注意。
 
ちなみに上述の呪われないアイテムをこの壺の中に入れた状態で【ニフラムの巻物】【白紙の巻物】含む)の効果を発動させると、
それらのアイテムまで呪い状態になるというバグが存在する。 
【祝福の壺】でも上述の通り同様のバグで壺の中のアイテムが祝福状態になる現象が発生するが、
こちらには何故か内部に呪い状態になった場合の効果が設定されており、呪われてしまったアイテムは使用ができなくなってしまう。

少年ヤンガス

販売価格は[4]で1200G、[5]で1440G、[6]で1680G。
買取価格は[4]で600G、[5]で720G、[6]で840G。
入手方法は最速でシナリオクリア前のダンジョン【盗賊王の迷宮】で入手できる。
シナリオクリア後も【おそろしの大水道】【いにしえの闘技場】等で入手できるが、前作とは一転して利点の無いアイテムに…。
また、表記が「呪いの壷」になった。
 
今作では【パン】を含む殆どのアイテムが呪われる仕様になってしまった事により【保存の壷】の代用がまずできなくなってしまった。
わざと呪われた状態にする利点すら消滅した影響で「壷の中に入れたアイテムが使用できない保管庫」以上の利用価値が無い。
マイナスアイテム内で上述の用途として使用せざるを得ない場合でも修正値こそ減少するものの【弱化の壷】で代用可能なので、
早急に割ってしまうか冒険中に不要になったアイテムを【ガーゴイルの店】【トルネコの店】でまとめ売りするのに使用してしまおう。
 
今作ではこの壷の中に未識別のアイテムを入れても呪い状態を意味するドクロマークが表示されない若干不便な仕様が存在し、
未識別のこの壷の中に未識別のアイテムを入れると何も変化が起きていない様に見えるので識別妨害の一因になっているのだが、
こちらではこの壷の中に呪われていないアイテムを入れた瞬間にあの禍々しい音楽が流れるという非常に嫌味ったらしい有り様に。
【ヤンガス】にもプレイヤーの心臓にも悪い壷になったものの、その仕様に変更された事でお店まで行かずとも識別は容易になった。
また販売・買取価格が【祝福の壷】と同額設定な事から、値段識別で片方が識別できていればもう片方の識別も簡単になった。