【呪われしローレライの岩】

DQ3

【オリビアの岬】を船で通過しようとして押し戻される時に流れるME。
あまり何度も聞きたくないが、【あいのおもいで】を使うタイミングがわからず何度も聞くはめになった人も多いはずだ。
メロディはドイツの歌「ローレライ」の出だしを暗い雰囲気に編曲したものだが、SFCおよびGBC版においては、あいのおもいで使用後に原曲の冒頭部が流れる。
　
名称は「オリビアの岬」のイベントが元々DQ2に実装予定だった「ローレライの岬」のイベントをDQ3に実装したことによる。詳細はオリビアの岬の項目を参照されたい。
　　
ちなみにローレライとはドイツのラインラント=プファルツ州のライン川の岸にそびえ立つ岩山の名前。
別に呪われているわけではないが、実際になんか作用してるんじゃないかというくらい船の沈没事故が多発する難所として有名だった。
そのせいか、いつしか「恋人の裏切りに絶望し川に身を投げた乙女ローレライの亡霊が歌を歌って船乗りを誘惑し沈没させる」という伝承が生まれ、今では世界的に有名な伝説となっている。
【オリビア】のモチーフと思われるが、断じて【エリック】は不実を働いてはいない。
しかし彼は人柄の面では元ネタのような汚点はない一方で、交際を反対され、無実の罪を着せられ、奴隷船に売り飛ばされ、その船は嵐に見回れ、あげく船が沈没して死亡したという不運のオンパレードであった。