【大富ゴールデンズ】

Last-modified: 2024-08-04 (日) 01:58:14

DQ8(3DS版)

DQ8のリメイクでのバトルロードSSランク2回戦のチーム。
オーナーはベルガラックの【フォーグ】【ユッケ】
さすが有数の富豪だけあり、チーム名も「大富豪」と「ゴールデン」を合わせたゴージャスな洒落が効いている。
何故、カジノのオーナーを放っておいてバトルロードに参加しているのだろうかと誰しもが思うだろうが、実はベルガラックでモリーと会話すると実は彼らの義父であったギャリングはバトルロードのオーナーであった事が語られる。
義理とはいえ、偉大だった父の後を追いかけての行動であると考えると合点がいき、目頭が熱くなる演出だろう。
 
メンバーは【おどるほうせき】【死神きぞく】【ゴールドマン】とお金や富豪、貴族に関係するモンスターを並べたものだがこれが強い。
まず全員が750~800程のHPを持つため異様に打たれ強い。その上攻撃力もハンパなく高く、死神きぞくとゴールドマンは400近い攻撃力を誇る。
またどのモンスターも比較的高めの耐性を持ち、1回戦や3回戦の相手と比べると属性攻撃の通りが悪くダメージを与え辛い。とはいえこのランクでブレスや攻撃呪文を主力にするモンスターを使うことは【ホークル】【プリスト】などの特例を除きそうそうないだろうが、【のっひー】【マヒャドぎり】など少なからず影響が出るものもある。特にゴールドマンに対してはヒャド系の通りが悪く、運が悪いと本来なら倒せるはずのターンで倒しきれないことも。

1回戦の【リーザスガーディアン】がベホイミによる遅延行動で長期戦を得意とするチームなら、こちらは短期決戦が得意な速攻チーム。
死神きぞくとゴールドマンが【痛恨の一撃】で約350の大ダメージを与えてくるため、1回戦でHPを削られたままこの試合に入るとまず間違いなく敗北するだろう。
その上死神きぞくは通常の個体と異なり2回行動することもあり、通常攻撃と痛恨を同じスカモンに連発されると1ターンキルも十分あり得る。
【呪いの紋章】も使うがこの時点の約70ダメージ程度なんぞもはやサービス行動に近く、少なくとも痛恨が来るよりははるかにマシという有様。本来なら70ダメージも十分に痛いはずなのだが。
 
痛恨を放つ2体に比べるとおどるほうせきは一見地味に映りがちだがこれは大きな罠で、【さそうおどり】【ルカナン】で妨害してくる他通常の個体は使えない【ラリホーマ】を唱えてこちらを眠らせてくる。
誘う踊りはともかく厄介なことに眠りに耐性のあるスカモンは少なく、使われたが最後皆寝てしまうことも少なくない。
このランクで実用に耐えうるモンスターの中で眠り無効なのはのっひーや【バータ】【ゲレゲレ】などが該当するが逆に言うとそれ以外は常に眠らされるリスクを抱えることと同義で、【リー】【ベホップ】、プリストなどの回復役も眠らされてしまうことがある。まさに悪夢。
正直な所一度寝かされてしまった時点で、その時の挑戦でクリアするのは諦めた方が精神衛生上良いかもしれない。一応すぐにたたき起こしては貰えるだろうが最低1ターン行動を無駄にすることには変わりなく、その隙がその回の挑戦の勝敗を決することも想像に難くない。
 
安定して勝つにはまずは1回戦をHPに余裕を持たせた状態で突破することがほぼ必須。
また高耐性にも穴はあり、幸いその穴が眠り系の耐性である。3匹とも強耐性だが、【ハルク】が眠り攻撃を決めてくれればかなり有利な試合運びにできる。
最初から祈りっぱなしのランクSSだが、痛恨の被弾回数とラリホーマによる眠りの成功率、死神きぞくが何回動くかなど最も運ゲーを強いられるのはこの試合かもしれない。
まさにカジノオーナー兄妹に相応しい運ゲー…ギャンブル試合といえるだろう。当然何回も挑戦したいギャンブルではないが。
この試合が終わればそのまま3回戦に突入するがこの時点で満身創痍になっているだろう。
 
リーザスガーディアンと同じく、【ハルカン】【エースケ】【ゴルドン】といったメンツで揃えればこちらも同じチームを再現可能なのだがステータスの差が躊躇に出るため勝負にならない。
そしてハルカンはラリホーマを使えずエースケは1回行動なので行動内容も劣っている。というよりまずリーザスガーディアンにすら勝てないだろう。
 
にしても、これだけ強いチームモンスターがいるのなら、竜骨の迷宮の試練はこいつらを護衛にしていけば、よほど頼りになった気がするが…。
というか番人に二人とも吹っ飛ばされて気絶しているくらいなのに、どう考えてもそれ以上の強さを誇る彼らをどうやって仲間にしたのか気になるところである。
バトルロード闘技場の人物によると金で買ったり強いハンターを雇って倒してもらったりと自分の力でスカウトしないオーナーもいるようなので、
もしかしたらこれもチーム名通りに金にモノを言わせて得たチームなのかもしれない。
あるいは養父のギャリングのチームだったのだろうか。