【大戦車】

スラもり2

【しっぽ団】が所有する巨大兵器で、様々魔物をモチーフとしたデザインで多くの種類が存在する。
共通して山なりか真っ直ぐに撃てる大砲が一門ずつとそこから打ち出す玉が出てくる滑り台、味方が出入りするときだけ開くトビラそしてハート型エンジンがあるエンジンルームが備わっている。
トビラと滑り台は隣接するコンピューターで制御されており、これを侵入して攻撃して壊すとトビラは勝手に開け閉めが行われるようになり、滑り台からは玉が燃えた状態で出てくるようになる。また、トビラは一定の攻撃を当てることでも開けられる。これらの特徴は主人公が乗り込む勇車も共通。

HPが0になると奥の扉が壊れ、エンジンルームへの道が開かれる。そこには真空管と電球が設置してあり、これを壊しながらエンジンを目指して攻撃すれば勝利となり、逆に自機のエンジンを壊されれば敗北。
基本的に戦車の種類によって性能の違いは無いが、滑り台に隣接するコンピユーターの数やエンジンルームの構造は戦車によって異なる。
さらに戦車によっては玉を叩き落とすオノや命中すると一定のダメージを与えてしばらく攻撃不可能にするドリルを装備した大戦車も存在する。

ストーリーでは各ステージの決まった場所に陣取り、主人公は助けた仲間のスライムや【博物館】に像を建てたお礼に一緒闘ってくれると約束してくれた魔物と共に【スラリンガル】に乗り込んでこれと戦うことになる。何度でも戦うことができ、勝つ度にアイテムが手に入り、初回に限り戦車に囚われていた住民を救出できる。
一度戦った戦車は通信対戦や【タンクマスターズ】でこちらも使用することができる。例外としてストーリー中に何度も戦うことになる【スライバ】の戦車【エリスグール】はエンディング後に一度勝つことで初めて使用可能になる。

また、本作のラスボス【オン・ゾ・エーグ】も戦車と同じ扱いだが、すべり台から直接弾が投下されるという特別な仕様である。
次回作では【船】に取って代わられる。