【奈落の祭壇】

Last-modified: 2021-02-27 (土) 19:08:18

DQ8(3DS版)

3DS版DQ8にて新たに追加された地下ダンジョン。
入れるようになるのは【マルチェロ】を倒して【聖地ゴルド】が崩壊、【ラプソーン】復活とともに【暗黒魔城都市】が浮上した後。
名前的には【天の祭壇】と対を成していそうだが、内部はむしろ【闇の遺跡】と対になるような構造になっている(BGMも【闇の遺跡(曲名)】である)。
 
上記イベント後、再び聖地ゴルドを訪れると、ゼシカの頭の中に【竜骨の迷宮】の光景が浮かぶイベントが発生。
それを頼りに竜骨の迷宮の最深部へ行き水晶玉を調べると、【ギャリング】のホログラムが、【七賢者】がかつて暗黒神と共に現れた魔神を封じたことを語る。
そして【トロデーン国領】南部の砂漠丘陵地帯、古代船のあった場所の近くにダンジョンの入口が現れる。
一度入れば【ルーラ】の転移先として登録される。
 
追加ダンジョンだが、天の祭壇のようないわゆる【隠しダンジョン】とは言い切れない。
出現タイミングがゲームクリア前であること、ここの存在が発売前に公開されていたこと、【ボストロール】が出てくることなどから、クリア推奨時期は通常版より強化されているラプソーンに挑む前だと思われる。
さすがに出現直後にいきなり挑むのは危険。最低でも暗黒魔城都市クリア後に来た方が善戦できるだろう。
 
内部はなかなか不気味で、謎の大釜が打ち捨てられ、後述の赤色の【毒の沼地】にはおびただしい数の人骨が転がっている。
内部は1FからB4Fまでの計5階構造で、暗黒魔城都市にもあるレバーを動かして階段を出現させたり、スイッチを踏んで魔物の像を回転させて通り道を作るといった仕掛けがある。
B2Fは赤い毒の沼地に覆われたフロアで、沼の中を通ると、一歩ごとに5とかなりのダメージを受ける。
今作には【トラマナ】が存在しないにもかかわらず宝箱が配置され、なおかつ毒沼の中でもモンスターが平然と闊歩している。よって満遍なく探索すると馬鹿にならないダメージが蓄積していることもままある。
戦闘に入る場合はその都度こまめに回復しておくこと。【しのびばしり】せんれき消しも最大限に活用したい。
徘徊しているモンスターも多く、他のエリアでは固定シンボルで出現するモンスターもここでは通常湧きしている。
B2Fを抜ければ奥は一本道。まさに奈落に落ちるかの如く非常に長い階段をひたすら下った先の最深部には、魔神【ジャハガロス】が待ち受ける。
そしてその戦いのさなかには意外な人物が現れ、この戦闘限定ではあるが味方NPCとして共に戦ってくれる。
 
内部には計17個のお宝(罠含む)があり、【ごくじょうのカビ】【聖者の灰】等のアイテムに加え、【ふしぎなぼうし】【古びたつるぎ】といった貴重な装備品を入手できる。地雷錬金の対策なのか【はおうのオノ】も置かれている。
 
出現モンスターは【人跡未踏の森】や暗黒魔城都市にも生息する一部の個体に加え、先発のナンバリングから抜擢された個体が4種類登場。
【グレイトライドン】【リビングデッド】、あのリメイク版DQ3以来の再登場となる【てんのもんばん】【ほうおう】もここにいる。
B1FからB2Fへ降りる階段の直前では、見るからに金ピカの男の彫像が通路からも見える。「もしかして、この彫像が襲い掛かってくるのではないか」と思うプレイヤーもいるだろうが、近づくと、その予感通りてんのもんばん4体との固定戦闘となる。嫌な予感がしたらあらかじめ回復しておこう。ここだけはBGMが中ボス戦のものになる。
また、ここでは新たなミミック系【トラップモンスター】として【ヘルギフト】も出現する。
追加モンスターではあるが、探索時期的に敵の戦闘能力は隠しダンジョンの敵より控えめになっている。