【始祖たちの村の族長】

Last-modified: 2018-11-25 (日) 00:16:33

DQ7

【風の塔】を上った先に訪れることのできる【始祖たちの村】に住む【リファ族】を治める族長。
しかし性格はかなりズボラ。初めて訪れた時はゴミが散乱している部屋に横たわっていた。
掃除を始めたものの、あまりの汚さに途中で気を失ったらしい。気絶する理由がよく分からない。
「誰かが掃除してくれたら話もゆっくり聞けるのに…」と、半ば強制的に片付けさせようとする。
【マリベル】からは見た目が天使でも、心の中が腐ってると扱き下ろされた。
余談だが、予め片付けてから話しかけると、自分が気絶したまま片付けたと思い込んで自画自賛する。お前は何様だ。
 
部屋に落ちている紙くずを全てゴミ箱に捨てると、【風の迷宮】へと通じる【封印のほこら】の扉を開けるための【封印のほこらのカギ】と、始祖たちの村へ簡単に訪れることができるようになる【聖風の光球】を授けてくれる。
ところが、風の迷宮から【風のローブ】を持ち帰って彼の元を訪れると、またゴミを散らかしており、再び片付けさせられる。
片付けを終えると、風のローブ奪還のお礼として【風のぼうし】をプレゼントしてくれる。
ポンポン物をくれるあたり気前はかなりいいようであり、悪い人でもないのだが、その片付けられない性分がどうも残念な人物である。
ちなみに、風のローブ奪還報告は別にしなくても構わない。風のぼうしが貰えないだけで、話は進む。
 
【かぜのせいれい】とも面識があるようだが、やはり性格がアレなので苦手に感じているようだ。
しかし数百年も眠りについている精霊と面識があるということは、この族長は相当長寿であるということになる。
一体何歳なんだろうか?
マリベルは風の精霊、【ネンガル】と並べて、この地方は変わり者が多いと発言している。
さすがに比較するものが酷い。
 
神の正体が明らかになった後で会いに行くと、料理をしている。あまり見られたく無かった様子。
魔王に挑む主人公たちを力強く激励してくれるのだが、料理への熱い想い(?)のせいで微妙な感じになってしまう。
やっぱりちょっと変な人である。
 
エンディングでは密かに【聖風の谷】に降りてきている。

リメイク版

物を持ち上げるシステムが無くなったので、部屋は紙くずではなくツボで散らかされている。
「不要になった壷を割ろうと並べたはいいが、あまりの硬さに痛みで気を失った」らしい。
なのでツボを全部割って片付ける事を暗に要求されるが、ツボを割ったら余計に散らかるんじゃ?
 
マリベルの台詞は「タイマンな性格のようね」と柔らかい表現になっている。
毒舌さが物足りないと思った人も多いだろう。
 
起こす前にツボを片付けておくと自分が気絶したまま片付けたと思い込むのはPS版同様だが、風の迷宮クリア後にあらかじめツボを片付けてから話しかけると今度は「ツボを並べたのは夢だったのだろうか」と言うようになった。痛みで気絶したんじゃなかったのか?