【布道着】

ダイの大冒険

【ドラゴンクエスト　ダイの大冒険】に登場する防具の一つ。
旅人が捨てていった布袋を【チウ】が拾ってきて道着に仕立てあげたもの。
元々袋ということもあり、道着の中には大量の道具がしまわれている。
【ザムザ】戦では、【やくそう】を探す時に【毒消し草】、【毒草】、【涙のどんぐり】など大量の道具を出していた。
毒消し草を出す時の構図や目当ての道具を出そうと慌てて大量のガラクタを撒き散らす様子はドラえもんを思わせるため、作者も狙っていたのかもしれない。
　
その後も装備し続けており、【獣王の笛】などの道具を取り出したりするときにも使用している。
【魔法の筆】が直ぐに書ける状態で入っていたり、許容量を超えそうな数が入っていたりと、本編の【ふくろ】の様な事になっている。
これもドラクエリスペクトか。とおもいきや、ロモス武術大会と道具のエピソードが収録されたコミックス14巻が、1992年12月31日第1刷発行なのに対し、ふくろが初登場したDQ6の発売日が1995年12月9日。つまりゲーム本編でのふくろの方がずっと後であり、先取りしていることになる。
むしろ所持金が8なことが5の【おおねずみ】のリスペクトになっている。　
PERFECT BOOKによれば、入っているものは以下の通り。
　
・【涙のどんぐり】
・【獣王の笛】
・【ズタズタヌンチャク】
・目覚めのハブラシ
・ただのコップ
・空っぽの酒瓶
・小さなパン（かじりかけ）
・永遠の砂時計
・まあまあのリンゴ
・星降る木づち
・【毒草】
・燃えるマンガ本
・純白の手ぬぐい
・魂のともしび（ロウソク）
・財布（所持金8G）
・魔法の筆
　
これらに、普段なら薬草も最低5つは加わることになる。
なお、魔法の筆は文字のみの紹介にとどまった。