【師匠よび】

DQ11

【シルビア】【グレイグ】の【れんけい】技。
怒れる剣神を呼び息をあわせて敵1体を両断する。使用条件は両者共に【ゾーン】状態であること。
前提となる特技はなく、過ぎ去りし時を求めた後、二人の【きしどう】と【はくあい】スキル開放イベントを終えると自動習得する。
ちなみにこの師匠とは、グレイグの師匠でありシルビアの実父でもある【ジエーゴ】のことである。
　
もともとこのイベントは「突如現れた黒い太陽を倒すためにジエーゴの力を借りたい、ジエーゴの教えを聞きたい」と協力を頼んだところ、ジエーゴが「騎士に二言はない」と快く引き受け、シルビアとグレイグの2人に対して、最強の武器が手に入るという試験を用意したことが始まり。
その試験の結果で得られた最強の武器というのが「仲間との絆の力」なのだが、シルビアが「絆の力こそ最強の武器」と説いた父の言葉を逆手に取り「それなら2人よりも3人の方がずっと強い」と返し、さらにジエーゴが「黒い太陽を壊すまでとことん付き合う」と言った点にも触れ「騎士に二言は無いんでしょ？」と迫る。
さすがのジエーゴもコレにはぐうの音も出なかった模様で、そのうえグレイグまで「師匠が共に戦ってくれるとは心強い」と純真に頼んできたのでジエーゴも承諾するしかなく、結果的に半ば強引に習得することとなった。
　
技の内容は空から師匠ことジエーゴが2刀流装備で降臨し、れんけい技特有の光る剣を携えた3人で総攻撃を行うというもの。
モーションはシルビアの左薙ぎ→グレイグの振り下ろし→とどめに二刀流ジエーゴによるX字斬りを放つ、といった内容。
ダメージ計算で言えばシルビア・グレイグがそれぞれ通常攻撃の1.2倍のダメージを与えた後、ジエーゴが440ダメージを与える。
師匠→ししょう→ししお→440とダメージが語呂合わせになっている。
【ナカマよび】といい、どうもシルビアは助っ人を呼び寄せる特技に縁がある。
終盤にイベントで習得するれんけい技と言う事だが、実際使ってみると2人の通常攻撃1.2倍分の合計が、ジエーゴの440ダメージに到底及ばないことが多い。
最終的には3人合わせて1000近いダメージを叩き出すことができるが、終盤の単体攻撃れんけい技としては少々物足りなかったりする。
この技を習得するために使った【大まじん斬り】のほうが威力は高いうえ発動条件も緩いが、大まじん斬りはいざという時に外れることもあるため、どちらを使うかはご自由に。
　
海の上だろうが空の上だろうがはたまた異空間だろうがどこだろうと駆けつける、なんとも弟子思いの師匠である。
ナカマ達よりは衝撃は弱いかもしれないが、神々しい光と共に天から降って来るジエーゴも大概である。
3DS版の3Dモードでは、呼び出す際のSEをよく聴くと「師匠ーっ！」「パーパァー♪」と言っているように聞こえ、3人が剣を構えているシーンではドヤ顔で大笑いをしている。
ナカマよびはバトルロード2の【おっさん呼び】を彷彿とさせる内容だが、こちらはDQ8のおっさん呼びスタイルである。
2Dモードではそのまま「師匠……　師匠ぉぉーっ！」「パパーッ　でばんよーっ！」という二人のセリフが表示される。