【強者のエキス】

Last-modified: 2022-12-23 (金) 08:49:04

概要

【アラクラトロ】が強靭な闘士たちから絞り出したエキス。
作品中では明確に効果は示されていないが、

  • アラクラトロがこれを飲む事で快復した
  • 人間が飲めば「無敵の体」(恐らく誰にも負けない強靭な体 の意)になる

との事から、少なくとも絶大な+の効果を得られるようだ。
 
その名前と効果から、元ネタは1987-1989年に【週刊少年ジャンプ】で連載されていた「THE MOMOTAROH」(ザ・モモタロウ)とみて間違いないだろう。
大会に出場する屈強な戦士からエキスを集めるという設定と名前までそのままという点で、本作の随所で見られるオマージュの一種と考えられる。
また、当該作品には主人公や強者のエキスを飲むシュテンドルフを含め、多くの覆面レスラーが登場しており、正体バレバレの【仮面武闘会】との共通点も見られる。

DQ11

ストーリー中では【仮面武闘会】予選後、【ハンフリー】の部屋が荒らされる場面でガラスの小瓶に入った液体のような物が確認できる。
この時点では何の補足説明もされないため、疑問に思ったプレイヤーがいたとしても、何の確証も得られないまま次に向かうことになる。
次に登場するのは仮面武闘会の準決勝。ハンフリーが堂々と勝負開始前にこのエキスを飲む。
ハンフリーはこの時点では「これを飲むと調子が良い」などと取り繕っている。
そのすぐ後の決勝戦でも同じ様なことを行い、プレイヤーは嫌でもその存在を認識することになり、同時に違和感も感じることになろう。
 
このエキスの正体が明かされるのは【グロッタ地下遺構】にてハンフリーがアラクラトロに【マルティナ】を貢ごうとしたとき(このイベントの詳細は当該記事にて)。
エキスの真の効果は「絶大なチカラを得られるが、軟弱な生物が無闇に飲むと体が蝕まれていく」という恐ろしいものであることがここで初めて明かされるのだ。
RPGではよく見られるいわば「諸刃の剣」ポジションのアイテムである。

DQMSL

アラクラトロが所持している特性。
毎ターン開始時に約10%の確率で発動し、味方1体の攻撃力を2段階上げる。