【怪力軍曹イボイノス】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 03:30:07

概要

【ゴレオン将軍】の色違いで、肌は暗い褐色。
同じく【帝国三将】の色違いとして登場した他のモンスターに「皇帝」や「剣神」といった大層な肩書きが付けられている中、何故かこいつだけは将軍から軍曹まで格下げされてしまっている。
実力的にはこちらの軍曹殿の方がずっと強力ではあるのだが。
 
名前の由来はどう考えてもイボイノシシだが、英語版での名前はHammibal。ハム(Ham)とカルタゴ(現チュニジア)の名将ハンニバル(Hannibal)からだろう。
ちなみにチュニジアは地中海に面した北アフリカの国。イボイノシシは南アフリカに生息しているので英語名も日本語名もアフリカ繋がりか。
DQ10では同色の【忘却の怨霊】が登場。

また星ドラには緑色のダダダダスというやつも出てきた。

DQ9

宝の地図のダンジョンのボスとして登場するモンスター。
能力としては本編で戦ったゴレオン将軍の上位互換。
モンスター紹介によると、

恐い顔だが心優しい魔物で、二日酔いで寝込んでいたところ気がついたら封印されていた

……と、他の宝の地図の洞窟のボスのマジな雰囲気とは一線を画している設定を持つ。
一応主人公を完全に敵視しているわけではないようだが……。
 
セリフはただの酔っ払いそのものだが、何だかんだで宝の地図のボスの例に漏れず、ちゃんと宝の地図絡みのストーリーに関係がある台詞を言っている。
というより多分こいつが一番ダイレクトに核心を突いた発言をしている。
で、その本人曰く、自分は元々神様で、宮殿でかわいいと一緒に楽しく暮らしていたが、今では封印されてしまったという。
また【みやぶる】使用後の説明においても、「かつては一人娘と立派な宮殿に住んでいた」とされている。これによると【サンディ】は含まれないようだ。
 
混乱効果の付いた全体攻撃である【はげしい鉄球ぶんまわし】のほか、【超おたけび】を使う。
もちろん、強力な物理型ボスである【ブラッドナイト】【アトラス】の後に出てくるだけあって、攻撃力も非常に高い。
全体攻撃に備えて身の守りを固める必要があるので、レベルとスキルが足りないうちは【スクルト】を使えない【僧侶】より【賢者】の方が便利なことも。
超雄叫びや混乱でペースをかき乱される点にも要注意。
氷属性が弱点。
全体アイスフォースを掛けておけばイボイノスへのダメージが増えるだけでなく、混乱での同士討ち時も氷属性と氷耐性がかち合ってダメージを抑えられる。
バイキルトやたたかいのうたは使わず、ダメージを増やす手段はフォースと相手の守備低下だけに留めるのも手。
慣れれば怯みと混乱とその解除でグダるだけで、全体攻撃+痛恨などと言うことがない分案外安全。
 
【ぬすむ】を使うと【とうこんエキス】が手に入る他、たまにだが【戦士のよろい】を落とすこともある。
持っている【2%防具】は、戦士系職業の最強の頭部防具の元となる【じあいのかぶと】
これを他の素材と錬金すると【きせきのかぶと】【しんぱんのかぶと】が作れる。
【スーパールーレット】で狙う際は混乱や超雄叫びが厄介に思えるが、実はコイツの場合【いてつくはどう】を使ってこないため、スーパーハイテンション状態になれば完封できてしまうのだ。
とはいえ普通にテンションを上げていると途中で邪魔されやすいため、【テンションマスター】を使うと良いだろう。
 
宝の地図のボスの中で唯一クエストでの対象モンスターとならない。
上述のように心優しい魔物である点も他の神のパーツとは一線を画していることから、こいつだけは善側の存在なのかもしれない。あるいはこいつが神の善の部分であり、他はグレイナルの言うように邪悪な部分だけという可能性もあるか。
 
ちなみに怪力軍曹と銘打ってはいるが、実は三将軍バーター仲間である【邪眼皇帝アウルート】に攻撃力で負けている。
あちらは通常攻撃を一切行わないため普通にプレイしている分には気づかないが、【ゲルニック将軍】の色違いにパワーで負けているというのは少し微妙な気分にさせられるような気がしないでもない。
というか、行動パターン的に全く必要ないはずのステータスが高いアウルートもアウルートではあるが。

テリワン3D

【魔剣神レパルド】【邪眼皇帝アウルート】と共に登場。自然系のSランク。
ゴレオン将軍と【バルバルー】の配合で生み出せるが、バルバルーが配信限定である都合上、通信無しでの入手は不可能。また両者とも♂しか存在せず、どちらかを【♀の杖】で作り直さなければならないので注意。
ゴレオンを作る時に♀になるようにしておくか、???系故に必ず候補に上がるバルバルーに♀の杖を持たせるように。

性別は基本♂固定。
 
特性は【スタンダードボディ】【会心出やすい】【AI1~2回行動】
プラス値25で【ときどきテンション】、50で【カウンター】が追加される。
全体的な特性、耐性、脳筋なステータスはゴレオン将軍と同傾向で、HPの高さが最大の魅力。しかし将軍→軍曹になった階級と一緒にステータスもガタ落ちしており、スモールボディと間違えたんじゃないかと言いたくなるくらいショボい。怪力なのに攻撃力は800にも届かなかったり守備力に至ってはゴレオン将軍の半分以下だったり。
これではどっちが上位種なんだか……。
 
一部の耐性は上がっているものの、無効だったザキ、眠りが半減&弱点になっていたりとこれでもかと悲惨。
レパルドも1~2回で不安定だからギュメイ(確定2回)の方が使いやすいと言われていたが、この軍曹殿からしたら贅沢なお悩みである。

所持スキルは「ふうらいの剣技」。
【魔戦車ダビド】との配合で、同じような脳筋の戦士【魔戦士ホゲイラ】を生み出せる。

イルルカ

ゴレオン将軍×バルバルーの配合でできる他、錬金カギの世界にも普通にうろついている。
もちろん錬金カギの報酬で手に入れることも可能。
【新生配合】【格闘王】【メガボディ】化で【マインドブレイク】【ギガボディ】化で【ショック攻撃】を習得。
攻撃力は何とか800以上になったが、守備力は相変わらず低め。
マインドに特化した特性だが、こいつ自身はマインド弱点。

ジョーカー3プロ

無印版ではリストラされたが今作で復帰したモンスターの1体。
レパルド共々、魔獣系のSSランクとなった。
今回はバルバルーがいなくなったためか、ゴレオン将軍と【オーシャンボーン】の特殊配合で誕生する。
 
特性に関してはAI1~2回行動が【タフガイ(特性)】に変わったこと以外はイルルカから変化なし。
超ギガ化すると【狂戦士】が解放される。
固定特性は【会心 でやすい】、合体特技は【雷雲招来】、合体特性は【ノーガード】
 
今作では攻撃力の基準値が970となり、トップではないもののようやく「怪力軍曹」の肩書に恥じない能力値になった。相変わらずゴレオンより低いが。
ただ、相変わらず守備力は低め。元自然系のせいか半減だがねむり耐性を持ち、休み弱点と自然系寄りの耐性を持つ。
しかしゴレオンと違いしっかり氷結弱点。ただし重力を無効化する。
テリワン時代から恒例だが眠りと即死耐性がゴレオンより低く、あろうことかザキは弱点にまで落ちた。毒無効だが毒は空気である。
今作でもゴレオンの方が優れた点が多いが、あちらは固定特性がコスト0とは言え受動的な狂戦士で、こちらは会心でやすいなので、レパルドほど不遇ではない。
 
【シドー】【魔王オルゴ・デミーラ】【強奪王ブンドルド】との4体配合で【ジェノシドー】が生まれる。
 
初期スキルは固有の【怪力軍曹イボイノス(スキル)】になった。
【アイアンブロー】を習得できる貴重なスキルの一つである。

ウォーク

DQ9イベントの超高難度クエストで初登場し、2023年11月2日からの宝の地図「ご当地」に出現する。
中国・四国地方での生成でのみボスとして登場する事がある。
 
こころは黄色でコストは147。力と素早さに優れた攻撃型。
高グレードでは斬撃・体技ダメージの強化とブレス耐性がつき、ごくまれにいきなりバイシオンがかかり、
ゴッドハンドでは力が10、ニンジャで素早さが20増加する。