概要 
DQ4における【栄光への戦い】の中の1曲で、メドレーのラストを飾るラスボス曲。
構成=A:8小節、B:4小節、C:16小節
調=無調
BPM=112(NHK交響楽団)
拍子=4/4
※A→B→C→Bの順に演奏される。
この曲の前に使われる【邪悪なるもの】と比べるとテンポが速く、細かい弦の伴奏も合わせて、
勇者たちの心拍数の高まりを演出する。
邪悪なるものが「威厳」を表すとすれば、こちらは「焦燥」を表すと言える。
2周目の畳み掛けるような音の奔流は必聴。
ただ、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団版や東京都交響楽団版、リメイク版では何故か大幅にテンポが遅くなっており、「邪悪なるもの」との違いが明確にならず、同じような曲調になってしまっている。
DQ4 
ラスボス戦のBGM。
【デスピサロ】が最終形態に変身するとこの曲が流れる。
また、リメイク版第6章の【エビルプリースト】戦でも、第3・第4形態で流れる。
しかし、デスピサロはシリーズの中でも数少ない被害者としての一面を持つラスボスでもあり、悪は悪でも「邪悪の権化」というより「憎『悪』の化身」という方が合っているような気もする。
だが【ロザリー】が殺される以前から人間滅亡を志し勇者の故郷を滅ぼすなど悪いことはしているので、デスピサロも一部被害者的な側面があるとはいえ、悪であること自体は否定できまい。
逆にエビルプリーストにはぴったりなタイトルだが、彼の悪事はロザリー殺害の手引きをした以外は特に無い。
DQ9 
他の歴代ラスボス曲とともに再登場。
【デスピサロの地図】のボスとしてデスピサロが登場するときも、最終形態なのでこのBGM。
「邪悪なるもの」なしでいきなりこれを聴くのはなかなか新鮮である。
DQ10オンライン 
2023年5月にコインボスとして実装された「究極エビルプリースト」のBGMとして初登場した。
なおDQ10オンラインの究極エビプリは、戦闘開始時にムービーで形態変化を済ませてDQ4で言うところの第3形態からスタートするため、「邪悪なるもの」は流れない。
詳しくはDQ10大辞典【悪の化身】を参照。
DQMB2 
本編同様、デスピサロ戦で流れる。
DQR 
必殺技「進化の秘法」及び「エビルプリースト」を使い、ピサロがデスピサロになった時に流れる。
アナザーリーダーの魔勇者アンルシアでこれらを使うと「魔物出現」が流れる。
DQウォーク 
メガモンスターのデスピサロ、究極進化エビルプリーストとの戦闘で流れる。
ダイの大冒険アニメ版(1991) 
速いペースで、主に魔王軍が猛ラッシュしているシーンで流れる。