【星降りの大会】

Last-modified: 2024-03-10 (日) 05:08:22

概要

モンスターズ1、及びリメイク版のテリワン3Dで登場するイベント。
多くの星が降り注ぐ夜(星降りの夜)に行われる、国別対抗のモンスターバトルの大会。
【タイジュの国】【マルタの国】【カレキの国】【タイボクの国】の各国代表が優勝の座を争う。
【テリー】はタイジュの国の代表としてこの大会に参加することとなる。
この大会で優勝すると願いが叶うと言われており、テリーはこれに優勝して拐われた【ミレーユ】と再会することを願っていた。
ところが、テリーと同じように彼女もまたマルタの国の代表としてこの大会に参加しており、決勝戦で思わぬ再会を果たすこととなった。
テリワン3Dではテリーが入場する際に各クラスの最終戦で戦った相手(塾長、【テト】【ミッキー】【マチコ】)に激励される演出が入る。
ところで、この大会が開催されるようになった理由だが、大雑把に言うと「【わたぼう】などの精霊達が子孫を繁栄させる」ため。「悪さをする魔物を【旅の扉】の異世界に封じ込めておく見返りに」という趣旨の発言もある。
星降りの夜に優勝した者が星降りのほこらの最深部に訪れると新たなわたぼうが生まれ、そこで生まれた新たなわたぼうはどこか知らない土地に行き、新たなタイジュを作るのだという。
しかし、大会のために別の世界から素質のある人間をさらってきて「元の世界に帰りたいなら大会で優勝しよう」と吹っ掛け、(わたぼう自身の)ご先祖様が異世界に閉じ込めた魔物を捕まえて育てさせる・・・という構図は、見方によっては酷いマッチポンプである。
わたぼうの愛くるしいながらどこか人を食ったような言動や、目的の一つが世界の拡大と繁栄ということから、某魔法少女アニメに登場する白いアイツを思い浮かべた人もいるのではないだろうか。大会優勝者だけでも家に帰してくれるわたぼうたち精霊はまだ良心的なのかもしれないが・・・

DQM1

対戦相手と彼らの手持ちの【モンスター】は以下の通り。

テリワン3D

対戦相手と彼らの手持ちのモンスターは以下の通り。

出場国モンスター使用呪文・特技
1

タイボクの国ずしおうまる【れんごくぎり】
さみだれ斬り
マホトーン
やまたのおろちれんごく斬り
はげしい炎
ばくれつけん
【おたけび】
2

カレキの国アンドレアルバギクロス
マヌーサ
もうどくの息
ユニコーン【ベホイマ】
ザオリク
【ギガントヒルズ】テンション
【かえんのいき】
【いきをすいこむ】
【うごくせきぞう】【アンカーナックル】
【かぶとわり】
だいぼうぎょ


マルタの国
(ミレーユ)
メタルキング【ギガデイン】
【みがわり】
コアトル【メラゾーマ】
魔神斬り
【らいじんぎり】
【かえんりゅう】
にじくじゃく【ベホマラー】
【スクルト】
【バイキルト】
光のはどう

ミレーユ戦の前にはモンスターの【HP】【MP】が完全回復する(死者も復活する)。1回戦も基本的には【仲間モンスター】はHPとMPが満タンの状態で挑むので、実質ダメージを受けているのは2回戦のみとなる。
なお、この三連戦のどこかで負けるとその相手が優勝…ではなく夢オチとなり、【大臣】から「大会に出た夢でも見たのでしょう」と言われ、再び最初から挑戦できる。

星降りの大会・レジェンド

3DS版で追加されたエンディング後のイベント。
【ジュヒョウの国】で400年に一度開かれる、人間と魔戦士の戦い。
決戦の舞台は【城】の屋上にあり、「星空の闘技場」と呼ばれ、ここを訪れるとこのイベントが始まるのだが、そのネーミングセンスは度々ネタにされる。
せめて「真の星降りの大会」とかならまだしも……。
 
通常の星降りの大会とは異なり勝ち抜きバトルではなく、新たな旅の扉に入り、その最深部で魔戦士たちと戦うという仕様になっている。
最初から入れるのは【闘技場】にある【れっぷうの扉】【らいうんの扉】【だいちの扉】【ぜっかいの扉】の4つの扉。
それぞれ【魔戦士サイフォン】【魔戦士ホゲイラ】【魔戦士ヴェーラ】【魔戦士アルゴ】が最深部で待っている。
4つ扉で魔戦士を倒すと、【魔戦士ルギウス】が待つ【ほむらの扉】への道が開かれる。
ほむらの扉の最新部でルギウスを倒すと、その場所からさらに【とこやみの扉】へと進めるようになる。
この扉の最深部で【凶魔獣メイザー】【魔戦神ゼメルギアス】との連戦に勝利すれば、このイベントは終了となる。
どの魔戦士との戦いに負けても夢オチになってしまうが、凶メイザーやゼメルギアスの場合は普通に敗北ペナルティつき。
 
闘技場にある4つ扉に入るときには【タイジュ王】【マルタ王】【カレキ王】、ミレーユの中から一人、パートナーを選ぶことになる。
闘技場中央にいる【ドラキー】は、ルギウスに命じられて牧場の役割を担っており、わざわざタイジュに戻らなくても手持ちの入れ替えができる。
タイジュ王の言う通りまさに至れり尽くせりだが、これも魔戦士達にそれだけの自信があるという事らしい。
また、扉に近づくと【セバスチャン】から魔戦士が連れているお供、魔戦士の戦闘スタイル、これから戦う魔戦士が4人の中で何番目に強いかを教えてもらった上でパートナー選びになるが辞退もできる。
前2つは有用な情報だが、魔戦士の強さの言及に関しては人それぞれであるため目安でしかない。雰囲気出しか「あくまで参考までに」ということだろう。
最深部で魔戦士を倒して旅の扉をクリアすると、そのときのパートナーは別の扉に連れて行くことができなくなる上、星降りの大会・レジェンド開催中に一度クリアした扉に再度入ると、魔戦士ともう1度戦い直しになる。
入ろうとするとセバスチャンにその旨を聞かれるのでここで「いいえ」と答えれば再戦は避けられる。
再戦が嫌であればスカウトし忘れたモンスターがいた場合でも魔戦士4人に勝つまでの辛抱。
この時のパートナーが連れているモンスターは、魔戦士との戦闘で共に戦うことができるが、その際には戦闘前にテリーの手持ちモンスターとパートナーのモンスターを自由に組み合わせて、【パーティ】とスタンバイを編成しなおすことになる。
ただし、ここではテリーのスタンバイモンスターは魔戦士との戦闘に参加することはできない。また、魔戦士との戦闘中にテリーが命令を出せるのは自分のモンスターのみで、パートナーのモンスターに命令することもできない。
パートナーの手持ちは一緒に戦う「味方」だが「(手持ちとしての)仲間」ではないので、当然と言えば当然だろう。
さらに、この戦闘ではスカウトとにげるのコマンドは選べず、【武器】の効果(「会心出やすい」など)も発揮されないが、「全力で戦えるように」ということで【道具】は使ってよいことになっている。
 
さて、この大会だが「星降りの大会」と名付けられてはいるものの、ルーツも目的も本家星降りの大会とはまったく違う。
本家の方は平たく言えば「大会優勝者と大樹の力で新たな精霊を生み出す(わたぼう達精霊が子孫を残す)」というものだが、こちらのルーツは、

  • 遥か昔、魔物達の国と人間達の国の境目に降ってきた神秘の宝石・精霊石を巡って幾多の争いがあった。
    精霊石は樹上の国の力の源であり、そこに住む全ての者になくてはならない大切なものだからである。
  • 故に各々は、400年毎にモンスターバトルの大会を開き、正々堂々と精霊石を奪い合うことを星に誓ったのだった。

…というもの。
 
現在、人間達の国にはこの大会の事を知っている者がいないが、それもそのはず。
前回の大会(400年前)は人間側の不戦勝という結果で終わっていた為、戦いの記録が残されていなかったのである。
なぜ戦いが行われなかったのかというと、魔戦士たちはこの時とある事情があって大会に出る事ができなかった為。
 
ちなみに、表クリア前の時点ではカレキ王の「とんでもないときに主催国になったのう。何事もなく終わることを祈っておるよ…」という台詞や、図書館にある「ボロボロになった古い本」の記述によって伏線が張られてはいる。
が、いかんせん前情報が少なく、ジュヒョウの国や魔戦士などに至っては伏線も前情報も皆無。
追加シナリオなのである程度は仕方ないのだろうが、もうちょっと伏線があってもよかったんじゃなかろうか。

トレジャーズ

お宝として【星降りの大会の床】が登場。

ドラけし!

テリワンイベント「星降りの夜の姉弟」の最終ステージ。
ボスはミレーユのモンスターであるコアトル、にじくじゃく、メタルキングで、コアトルは隠しステージでドロップする。
なおここには本来原作にいないホースデビル、からくりだいみょう、まほうつかい、くものきょじんが何故か生息している。