【時間が止まる】

概要

自分やその仲間以外の時間が停止すること。周囲の時空が固まった状態になり、生物に話しかけるなどしても無反応になる。フィクション作品では度々登場する。
　
DQ3～DQ5では【パルプンテ】の効果の1つ。
DQ3とDQ4では術者以外の時間が3ターン停止する効果で、つまり術者だけが3ターン誰にも邪魔されずに自由に行動することが可能となる。
DQ5では敵側のみの時間を停止し、術者側のメンバー全員が3ターン行動可能という効果に強化された。
いずれの作品でも時間が停止している間はBGMが停止するが、SEは通常通り流れる。
いずれの作品でも呪文詠唱のSEのあと

じかんが　とまった！

というメッセージと共に急にBGMが停止するため、なかなかインパクトがある。
また、これに絡んで戦闘BGMが変わるバグも知られている。詳細はこちらを参照。
　
これとは別に、戦闘中に時間が止まる状態変化に関してはこちらを参照。

DQ3

パルプンテの効果の一つで、ボス戦（イベント戦闘）では発動しない。
術者のみが行動できるようになる仕様上、後列にいたとしてもコマンドの【ぼうぎょ】が【にげる】に置き換わる。もちろんこの状態で防御する意義はないので実害はない。
この状態で逃げるとなぜか全員が逃げたことになる。全員を引っ張って逃げているのかもしれない。
なお、どういうわけか基準レベルに達していなければ回り込まれることがある。どういうことなの…。
時間停止中に【パーティアタック】で自身を攻撃したり、うっかり【マホカンタ】のかかった敵に呪文攻撃するなどして反射で術者が死亡すると【フリーズ】してしまうので注意。

DQ4

パルプンテの効果の一つで、本作ではボス戦（イベント戦闘）でも発動する。
パルプンテが勇者専用呪文となっているため、【勇者】が3ターン自由に行動するという効果となっている。
例外としては、パルプンテで全員【ドラゴラム】の効果が発生したとき、時間停止中でもそのターンだけは味方全員が即座にドラゴラム行動を行う。
前作と異なり、第5章では【馬車】と完全に切り離された状態で勇者1人にならない限りは全体コマンドがあるため、全体コマンドで「にげる」を選択しても時間停止のターンを消費しない仕様（バグ？）がある。
つまり、ボス戦で時間停止が発動した場合は敵に一度も行動させることなく【８逃げ技】が安全に行える。
また、永遠に逃げ続けることが可能なことから、ノーリスクで逃げる回数関連フラグを自由に動かすことが可能で、ボス戦で発動しないはずの【ふしぎなきり】を発動させることができる。
もっとも、攻撃呪文主体の【エビルプリースト】相手であってもボス戦ですべての呪文が使えなくなるのはリスクが大きいし、そんなことをしなくても8回逃げるだけでボコボコにできるので、あくまでも趣味の領域だろう。
また、今作では時間停止中に術者である勇者が死亡したとしてもフリーズすることはなく、誰も行動できないままにターンだけが経過する。
仲間がいれば勇者が死んでいても全体コマンドが使用できるため、誰も動けないはずのこの状態でも普通に作戦変更したり逃走することも可能。ただし、誰も行動できないので「勇者を戦闘からはずす」以外の【いれかえ】は機能しない。
勇者の生死に関わらず、勇者を戦闘からはずすと経過ターン数に関わらず自動的に時が動き出す。勇者のみが馬車外に出ている状況で勇者が死亡すると自動的に馬車内メンバーが飛び出してくるので、そのまますぐに時が動き出して戦闘が再開する。
時が停まっている状態で死亡状態の勇者を入替コマンドで馬車内に移動させると、動けないはずの馬車外メンバーが勇者の棺を馬車内に押し込むという怪現象が起きる。

DQ5

パルプンテの効果の一つで、ボス戦（イベント戦闘）では発動しない。
時間が停止している間は味方側は自由に行動可能で、馬車があれば【いれかえ】も自由にできる。
さすがに回り込まれるのはおかしいということで、本作ではレベルに関わらず逃走は確実に成功する。
なお、敵側が唱えた場合でも発動することがあり、3ターンサンドバッグになることを意味するので敵側の構成次第では危険な効果の1つとなっている。

DQ7

パルプンテでは発生しないが、【リートルード】のシナリオで実際に時間が止まるシーンがある。
時計塔のレバーを操作すると時間が止まり（BGMも無音になる）、【クリーニ】の家の地下室に【時の狭間の洞窟】への入口が出現する。
この状態では町の人に話しかけても当然反応は無く、施設も利用できない。代わりにそのキャラの表情などがメッセージで解説される。
またこの状態の時は町の外には出られないので、外に出たり、店などを利用する場合は時計塔のレバーを操作して元に戻す必要がある。
　
時のはざまの洞くつで【タイムマスター】を倒し砂時計を破壊すると時間停止は解除される。その際、いきなり現れた主人公たちを見たクリーニの家の住人からは驚かれてしまう。