【海底宝物庫】

Last-modified: 2024-03-30 (土) 22:50:29

DQ6

下の世界における地名。
どこの誰が何のために設置したのかさっぱり解らない、【海底】に存在する謎の宝物庫。
【モンストル】近海に位置している。
 
宝物庫が左右1つずつ設置され、各宝物庫に兵士が2名。兵士総勢4名が宝を守る。
前作でも大神殿で【へびておとこ】【りゅうせんし】が兵士に化けていたが、時期的に取るに足らない相手だったあちらと違い、今回は油断できない。
 
【マーメイドハープ】入手直後に行ける上、ちいさなメダル2枚に加え、その時点どころか最後まで頼れる最強レベルの装備が眠っている……のだが、守っている兵士は、なんと本来はラストダンジョンや裏ダンジョンに登場するモンスター。
レベル20台であろう海底探索直後の状態ではまず勝てないだろう。
初の【マダンテ】実戦投入がここだったプレイヤーも多いはず。
ゲーム中では事前情報が一切聞けないため、海底探索中にたまたま発見→「ちょっと強い程度の雑魚だろう」→圧倒的戦力差で全滅、というパターンが非常に多い。運よく宝物庫を発見できたと思ったプレイヤーのほぼ全てが海の藻屑と消えたことだろう。
ラスボスの【ザオリク】と並んで、今なお語り継がれるDQ6の風物詩の一つ。
このあたりは【キラーマジンガ】の記事に詳しいので興味があれば参照。
 
初訪問時の適正レベル付近では、よほど運がよかったり突出した育成をしないと宝の入手は厳しいので、もう少し冒険を進めレベルを上げて事前にセーブをしてから挑むと良い。
しかし、彼等の強さを恐れてあまり終盤に後回ししすぎても入手するアイテムのありがたみが薄れてしまうので、途中でマジンガとの戦闘を挟む【デュラン】撃破後あたりが適正時期だろう。
 
ちなみにせっかく兵士を倒せても、【さいごのカギ】を持っていないと宝箱は手に入らないので注意。ただし、【旅人の洞窟】と違って一度倒せばフィールドに出たあと、再度宝物庫に入っても兵士は復活しないのでご安心を。
 
なお、兵士に話しかけても即戦闘になることはなく、【もしこの先の宝がほしいなら この私をたおしてゆくがいい。】【はい/いいえ】)という警告までしてくれる。
それにしても、裏ダンの魔物に宝を守らせてるわ、その割に魔物たちは妙に正々堂々としているわ、本当にこの宝物庫を作ったのは誰なのだろう。

右の宝物庫

宝箱の中身はちいさなメダルと【グリンガムのムチ】
守護しているのはキラーマジンガ×2。
 
本命であるグリンガムのムチが眠っているが、敵の強さも半端ではなく、結局後回しにされることも多い。
攻撃力310からの毎ターン4回行動は悪夢以外の何物でもなく、呆気に取られたまま海の藻屑と化したプレイヤーは数知れない。

左の宝物庫

宝箱の中身はちいさなメダルと【ふうじんのたて】
戦う相手はキラーマジンガ+【ガーディアン】
 
ガーディアンも高攻撃力に加えて痛恨の一撃、【ベホマスライム】召喚など強敵だが、2回行動でない点、ステータスの差、状態異常耐性の穴などから、キラーマジンガ×2よりは遥かに突破しやすい。
ただし宝の中身もワンランク落ちる。

リメイク版

【仲間会話】が大量に追加されたリメイク版では、ここでも各キャラにセリフが用意されている。
リメイク版のチャモロは仲間会話において魔物の気配に敏感なキャラ付けが成されているのだが、ここでは「魔物の気配は特に感じないが、別の強い気を感じる」といった発言している。
また、他の仲間もここの門番を「魔物」とは呼ばず、一貫して「兵士」と呼んでいる。

DQでは、【ポートセルミ】【さんぞくウルフ】や、【ふきだまりの町】【デビルアーマー】といった、人間との戦闘をモンスターで代用しているケースがしばしば存在するため、ここの兵士も魔物の類ではないのかもしれない。
 
ちなみにSFC版ではマップでは兵士が1人ずつしかいなかったが、リメイク版ではちゃんと2人ずつになっている。

DQMSL

DQ6コラボイベント「夢幻の井戸」に【物質系】のみのパーティで入った場合、最終エリアが海底宝物庫を意識した背景になり、キラーマジンガと戦闘になる。
また、【破滅兵器キラーマジンガ】が実装された際には「番人の海底宝物庫」というクエストが開催されたが、こちらではキラーマジンガは低確率でしか出現しない。