【無敵】

Last-modified: 2023-05-08 (月) 18:27:06

概要

「向かうところ敵なし」。本来は、強さに自信がありどんな敵も怖くないという意味だが、ゲームではキャラクターがダメージを全く受けなくなる状態を指す。

状態変化としての無敵

【状態変化】の一種。
主に【アストロン】【ノアのはこぶね】で発生する他、DQ9・10の必殺技である【パラディンガード】【精霊の守り】、DQ11のれんけい技【聖竜の守り】もこれに含まれると考えてよいだろう。
効果が発生している間は基本的にダメージを受けたり、状態異常にかかることが無くなる。
【ぼうぎょ】も効果が無い【無属性規定ダメージ攻撃】さえも無効化できる。
 
絶対的な信頼度を持つ分、この状態を発生させる【呪文】【特技】には当然相応のリスクがある。
アストロン・ノアのはこぶねともに無敵時間が発生している【ターン】の間は一切の行動ができない。
つまり無敵になりながら一方的に攻撃するなんて事はできず、基本的に相手の攻撃をやり過ごすのみである。
なお「無敵になりながら攻撃」を可能にしてしまった裏技に【凍れる時の秘法】がある。
パラディンガード・精霊の守り・聖竜の守りによる無敵は若干特殊で、効果ターン中も普通に行動出来る。しかもDQ9では凍てつく波動ですら解くことは不可能で、ターン経過でしか解けない。
ただし、こちらはいつでも通常使用できる特技呪文の部類ではないため、発動まで漕ぎ着けられればまさに無敵だが、これを使用するための準備に若干時間がかかるという欠点はある。
DQ11のラスボス【魔王ウルノーガ】【邪竜ウルナーガ】はHPが高い内は片方が無敵になりながら行動してくるが、無敵になっている間は完全1回行動で2ターンに1回【無駄行動】をする。
 
当初は【いてつくはどう】すらも受け付けなかったが、DQ6以降、(6発売後のリメイク作含む)は強制的に解除されてしまう。
特にランダム行動で完全2回行動だと凍てつく波動→ブレスや大技のコンボがくる恐れがあり、シャレにならないダメージを受ける。
また、【ムラサキのひとみ】による【麻痺】も例外で、これだけは無敵状態であっても問答無用で麻痺にしてしまう(イベント進行のための特殊行動なので当然ではあるが)。
一部作品では【どくばり】【即死】も通してしまう(これは見落としだろう)。
 
この他DQ10オンラインでは戦闘中に蘇生されるとしばらくは無敵になる。
DQ11では行動阻害の副次的効果ではあるが、敵がこちらを無敵状態にしてくる【ゴールドアストロン】【時を奪う】が登場している。

シンボルエンカウントでの無敵時間

【シンボルエンカウント】の作品のうち、PS4版DQ11(移植含む)やDQ10オフラインでは、戦闘終了後しばらくの間、シンボルに触れていても戦闘にならない「無敵時間」がある。
アクションゲームで被ダメージ後にしばらく無敵になる現象と似たようなものである。