【爆発】

Last-modified: 2021-10-12 (火) 12:31:47

本項目では不思議のダンジョンにおける要素について扱います。

概要

不思議のダンジョンシリーズに登場する要素の1つ。
とある1マスを中心に爆発が起き、その1マスを中心とした3×3マスに存在するモンスターやアイテムなどは爆風による影響を受ける。
爆発に巻き込まれたキャラクターや物質が受ける影響は、大抵は「ダメージを受ける」か「消滅する」のどちらかである。
どの作品でも基本的にアイテムは爆風に巻き込まれると消滅するし、爆風で消滅した敵からは経験値を得られない。

トルネコ1

今作における爆発要素は【地雷】【爆弾岩】のみ。
爆風を受けたモンスターや【動かない石像】は即消滅する。
 
地雷は【トルネコ】が踏むことで爆発し、爆弾岩はHPが1~9になると自爆する。
爆風に巻き込まれるとトルネコは前者によるものは現在HPが半分(奇数の場合はダメージ切り上げ)になり、後者によるものは現在HPが1となる。どちらの場合もHP1の状態で爆風を浴びると【死亡】してしまう。
爆弾岩の自爆に巻き込まれた他の爆弾岩も誘爆する。
 
今作のみ次作以降とは異なる部分がいくつかあるので下にまとめる。

  • 爆弾岩に【もろはの杖】を振るとHP自体は1になるがその場では爆発しない。その次に攻撃が外れた時、あるいはダメージ0の場合のみ爆発する。
  • 爆弾岩は地雷の爆風では誘爆することはない。
  • 爆弾岩による爆風の範囲は5×5マスとなっている。

今作には【爆発よけの盾】【世界樹の葉】がないため、爆弾岩の爆発を2回以上連続で浴びると確実に即死してしまうので注意。

トルネコ2

今作では足元の【ワナ】を「踏む」コマンドで確実に作動できるようになった。よって、敵が隣接してきたらわざと地雷を踏んで消し飛ばすのに利用できる。
爆弾岩の爆発範囲は3×3となったが、地雷などの他の爆発に巻き込まれた場合も誘爆するようになった。
今作では爆弾岩は【火炎草】【イオの巻物】によっても爆発する。【魔法使い】の部屋全体攻撃呪文(【ヒャダイン】【ザラキーマ】も含む)でも爆発する。イオの巻物のエフェクトは爆発であるが、効果そのものはダメージを与えるものであり、本ページで定義している「爆発」とは別物である。
 
また、装備するとその瞬間に自分を中心に爆発が起こり、その後も装備している間はランダムに爆発が起きる【爆発の指輪】、割れると爆発する【火薬壺】といった新アイテムが登場した。なお、火薬壺は爆弾岩と同様、爆風を浴びると誘爆する。
【フレイム】は爆風を浴びると【分裂】する。
 
今作と次作では爆発によるダメージを軽減できる【爆発よけの盾】が登場している。
また、今作には【戦士】の盾の技に【爆発よけ】がある。

トルネコ3

今作では今まで以上に凶悪になった。
 
まず地雷はダメージが現在HPの3分の2に増えており、隣で爆発が発生すると誘爆するようになった。
上位版の【大型地雷】も登場しており、こちらはHPが1となる。要するに前作までの爆弾岩の爆発とほぼ同じだが、HP1の状態で大型地雷の爆風を受けても死亡しない、という違いがある。
逆に、通常の地雷の爆風はHP1でくらうと死亡してしまう。
つまり、爆発よけの盾を装備していない状態で大型地雷を踏み、隣にあった地雷が誘爆してしまうと即死コンボが成立する。
【とじこめ投げ】ほどではないにせよ、トルネコ3を象徴する理不尽死の一つである。
 
ばくだん岩はHP20未満で自爆するようになった。なお、仲間のばくだん岩にHPが減っているときに話しかけると「メガンテを使うかもしれません」と言うが、魔法扱いではないのでマホトーン状態であっても爆発を防ぐことはできない。(封印状態では防げる。)
イオの巻物や火炎草でばくだん岩が爆発することはなくなった。今作で登場した【炎上の巻物】【火柱の杖】による火柱、【火炎の石像】【ドラゴン】などによる炎でも爆発しない。(もちろんそのダメージによりHPが20未満になった場合は爆発する。)
 
【デビルアンカー】【キラースター】【リビングハンマー】と、新たな自爆系モンスターも新登場。彼らはばくだん岩と同様、【爆弾系】という系統に属している。
デビルアンカーはプレイヤーが視界に入っていると起爆スイッチを入れ、5ターン後に自爆する。キラースターとリビングハンマーは隣接していると即座に自爆してくるため危険度が高い。
彼らの自爆に巻き込まれるとHPが1になる点、爆風を浴びると誘爆する点もばくだん岩と同じ。
爆弾系モンスターはこの4種類以外にももう5種類いるが、彼らは爆発・自爆系の特技や特性は持っておらず、誘爆することもない。
爆弾系モンスターは【水がめ】の水をかけると封印できる。
 
転がして壁やモンスターに当たると爆発する【大砲の弾】、モンスターを自爆させる【ダイバクハツの巻物】、任意のタイミングで爆発させられる【時限爆弾の巻物】といった新アイテムも登場した。
 
倒れたモンスターが爆発する【メガンテの石像】、壊すと爆発する【爆発の石像】も登場。
ちなみにメガンテの石像はばくだん岩を象ったデザインとなっている。
 
今作では【ふはつの巻物】を読むことでありとあらゆる爆発を封じることができる。ただし、自分からも爆発を起こせなくなるので注意。
なお、水中にあるアイテムは爆風に巻き込まれても消滅しない。
 
爆風を浴びても消滅しないモンスターは【炎系】に属しているもののみ。炎系のモンスターは爆風によるダメージを1に変換できる。
ちなみに【ようがんまじん】は炎系ではなくなり、爆発で消滅する。(PS2版のみ、キラースターとリビングハンマーの自爆を潜ってかわすことは可能である。)
 
【2ダメージ化能力】【被ダメージ変換能力】では爆発による消滅は防げないので注意。
被ダメージ変換能力を持つ【はりせんもぐら】系は爆風を浴びると2ダメージを受けるが、これは炎系の特性によるもの。
ただし、【10ダメージの石像】下では爆風によるダメージも10ダメージとなる。
 
炎系でなければ爆風を浴びると即消滅するのは、仲間モンスターについても同様である。
よって、【ポポロ】の仲間モンスターにとっては自爆するモンスターや地雷、メガンテの石像などは天敵となる。
爆発は3×3マスの広範囲に及ぶため、一度の爆発で数匹の仲間モンスターが消し飛ぶことも珍しくはない。
プレイスタイルにもよるが、「仲間モンスターの死因の5割は爆発による即死」といっても過言ではないかもしれない。
シナリオ編でポポロが通るダンジョンには地雷のワナがほぼ発生しないように配慮されているが、異世界の迷宮などのエンディング後ダンジョンでは、大型地雷や爆弾系モンスターが容赦なく出てくるため要注意である。
 
盾の効果の多くが指輪に移された中、爆発よけの盾と同じ効果を持つ指輪は登場していない。ポポロは【巻物】も読めないため、ふはつの巻物による対策も不可能。そのため、ポポロは爆発のダメージを軽減する手段がなく、ポポロ自身にとっても爆発は非常に脅威となる。

少年ヤンガス

モンスターは爆風に巻き込まれても即死しなくなり、ダメージは【ヤンガス】と同じになった。
 
地雷はダメージが現在HPの2分の1に減った。また、爆風を受けるのは踏んだキャラクターのみとなった。
大型地雷もダメージが4分の3となった。ただし、HP4以下の時に踏むと死んでしまう。
【秘密の通路】への階段の周り8マスに大型地雷が仕掛けられているという、【地雷原】と呼ばれるものも登場。
 
デビルアンカー系はリストラされたが、前作まででは自爆も誘爆もしなかった【メガザルロック】も誘爆するようになり、【メガザル】を唱える時に大型地雷相当の爆発をするようになった。今作で新たに登場した【スマイルロック】も誘爆するが、スマイルロック自身は自爆の特技や特性は持っていない。
今作のばくだん岩は性質が大きく変わり、HPが半分になるとそこから3ターン後に爆発する性質になった。また、爆発の威力も現在HPの4分の3に減った。
 
火薬壺、大砲の弾、ダイバクハツの巻物、時限爆弾の巻物はいずれもリストラされてしまったが、今作では【ようがん石】は落ちた先で爆発するようになった。この爆発に巻き込まれたモンスターはHPが4分の1になる。
モンスターを自爆予告状態にする【じばくの杖】も新登場。こちらの爆発の威力は大型地雷と同じ。
ちなみに、じばくの杖は【フレイム】を分裂させずにきちんと倒すことができる。
 
今作では炎の印や炎の金印がついた盾で爆発や炎のダメージを軽減できる。
【炎無効】を持っていれば爆発や炎によるダメージを無効化できる。