【現代の世界】

Last-modified: 2022-03-30 (水) 17:40:37

DQ7

【ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち】において【主人公】たちが住む世界。
 
物語開始当初は魔物の出現しない平和な世界であるが、大地は【エスタード島】があるのみで、それ以外は延々と海が広がるのみである。
実はエスタード島以外の大地は魔王【オルゴ・デミーラ】によって陸地が切り取られて闇に封印されているのだ。
しかし主人公たちが【ふしぎな石版】で数百年前の【過去の世界】へ赴いて土地ごとの歴史を変えることによって、その大地は封印を免れたことになり、現代の世界でその大地が存在している状態になる。
現代の世界の住人にとっては今まで無かった大地が突如として「出現」するという感覚らしく、物語序盤ではエスタード島中がこのことで大騒ぎとなるが、歴史の変わった土地の住人にとっては「以前から存在している」ことになっている。
3DS版では最初の過去世界から戻ってきたときに地響きとともに大地が出現する演出がある。
 
なお、現代にも魔物が全くいないわけではなく、海上やダンジョン内には魔物が徘徊している。
【マリベル】が最初にスライムに出会ったときに即座に魔物と呼んでいることから、魔物の存在自体はエスタード島でも知られている様子
(自分に危害を加えようとしてくる未知の生物をすべて「魔物」と呼んでいるのかも知れないが)。
しかし、いずれにせよ人間のいる町を積極的に襲うような存在ではないため、それほど人々が怯える様子はない。
 
やがて主人公たちは魔王を倒してすべての大地を蘇らせ、これによって世界には一見真の平和がやってきたように見えた。
しかし魔王は現代の世界でもまだ生きており、神に成りすましていくつかの大地を再び闇に封印。これ以降は、それまで平和であった陸地にも凶悪な魔物が徘徊し、人々を襲うようになる。
主人公たちと【四精霊】の活躍によって封印された大地は戻されるも、世界中の民が信じていた神の正体が魔王であったことに人々は怯え、【フォロッド地方】では住民全員が神隠しに遭う。
魔王の居城に潜入した主人公がオルゴ・デミーラを倒せば、世界は真の平和を取り戻す。

過去から現代への変化

復活した大地の地形は基本的に過去の世界から変わっていないが、【クレージュ】のように大きく発展している町や、【ブルジオの屋敷】【風の塔】のように後から建設された建物、逆に【グリンフレーク】【アボン】のように滅んでしまう町や村もある。
人物については数百年という年月が経過しているため当然世代交代しているが、過去の世界で主人公たちが体験した出来事が語り継がれている。
多くの場合は伝説のような感じで語られているが、【ルーメン】【レブレサック】のように言い伝えが変えられてしまっている土地もあったり、【砂漠の城】のように主人公たちが時を越えられることを知っているのか、「救い主」として盛大に歓迎される場合もある。
また【デス・アミーゴ】【エリー】【海底王】のように過去から現代まで数百年にわたって生き続けている者もいる。
海賊【マール・デ・ドラゴーン】は過去の世界の時点ですでに魔王に氷漬けにされて滅んだことになっていたが、皮肉にもその氷漬けのおかげで現代の世界で主人公たちの前に蘇ることになる。