【真魔剛竜剣】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:49:43

ダイの大冒険

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場するアイテム。神々が造った武器と言われ、代々の【竜の騎士】が受け継ぐ。これを持つ事が竜の騎士の証でもある。
【オリハルコン】製の両手で扱う大型の刀で、柄頭に竜の頭の細工が施されている。
刀身のデザインはファミコン版ドラクエ3の勇者の持っている剣と同じ幅広の曲刀型で、敵であるはずの竜騎将【バラン】がそんな武器を所持していることに、勇者との繋がりを深読みするファンもいるようだ。 
正当な竜の騎士であるバランが初登場時からずっと所持しており、【バーンパレス】入り口での【ハドラー】との戦いで命を落とすまでバランのパートナーとして活躍し続けた。
 
特殊な戦闘用の仕掛けこそ無いものの、同じく神の手で産み出された存在である竜の騎士が使うに相応しい名刀。
最高の剣を作ることを夢見た刀匠【ロン・ベルク】が、目指すべき目標、そして越えるべき究極の武器として百年以上追い求めた存在でもあり、「神が作ったという地上最強の剣」と評していた。
刀剣としての切れ味はもちろん、オリハルコンに次いで硬い金属を素材にした【鎧の魔剣】でも耐えられない【竜闘気】を解放した全力の技にも難なく耐える強度と、真っ二つに折れてなお復活する自己修復能力まで併せ持っている。多少の刃こぼれなら自然と直り、【ダイ】とバランの戦いにおいて一度折れた後も、バランが戦線復帰した時には完全に元に戻っていた。
ただし瞬時に復元するほどの再生力はなく、上記の戦いの後バラン自身も傷を癒すために身を隠しており、再び完全な形で現るまではそれなりの時間が経っている。ーーーオフィシャルファンブックの記述によれば、ダイVSバラン第2Rで真っ二つに折られたのが(ダイのデルムリン島出航から数えて)49日目。バランが真魔剛竜剣でキルバーンを胴斬りにしたのが(勇者一行がカール王国に向けて出発したのと同日と見て、同じく)73日目。差し引きで24日経っており、それだけの日数があれば真っ二つ状態から自己修復出来る。という事になる。但しキルバーンがやって来るずっと前に修復が完了していた可能性もあるので『最長で』という事になるが
また【キルバーン】を真っ二つにしたときは魔界のマグマと同じ成分を持つ彼の血による腐食が後のハドラー戦まで残っており、切れ味が大きく低下していた。
 
「竜の騎士以外を拒絶する」といった設定は確認されてないが、所持することが竜の騎士の証という話に加えて、竜の騎士が安定して全力の技を使うにはオリハルコン製の武器が欠かせないこと、最終決戦では竜の紋章の力を解放したダイの元に飛来していることなどから、剣の方もまた持ち主を選ぶ専用武器という印象が強い。
竜闘気に耐える頑強さによって小細工無しに竜の騎士の真の力を発揮させ、破損しても自己修復能力で付き従い続ける、相棒のような存在と言えるだろう。
 
バラン最後の戦いでマグマの侵食を受けていたことが判明した後は放棄され、さらに【黒の核晶】の爆発に巻き込まれた真魔剛竜剣は長らく行方不明になっていた。
竜の紋章を受け継いだダイは自分専用に鍛えられた【ダイの剣】で戦っていたが、最終決戦にて【バーン】の胸に突き立てたまま剣を手放してしまう。さらに力を解放した【鬼眼王】と素手での戦いを強いられる中、竜の紋章の力を開放したダイを正当な後継者として認めたかのように、陽の光を纏った真魔剛竜剣がバランの魂と共に飛来する。
最後の仲間をその手に握り、攻勢に転じたダイはバーンの腕を砕きながら突進。魔力の波動や頑強な瞼の防御とぶつかり合った真魔剛竜剣は折れてしまったものの、斬りつけた鬼眼こそがバーンの急所だと暴き、後のとどめに繋がった。
 
強敵であるバランが本格的に戦いに出たシーンが少ないほか、格下である鎧の魔剣とは優勢ながら相打ちになってダイの力量を示す舞台装置になり、キルバーンは仕留めきれず腐食させられる、それが響いてハドラー戦では切れ味を発揮できずと、最強武器の一角でありながら活躍の機会には恵まれなかった。
満を持して父の幻影と共に現れた後も敵の急所を示しながら決め手はダイの剣に譲り折れてしまう辺りは、勇者の世代交代の象徴のようでもある。
 
エンディング後の所在は不明だが、もしダイがどこかで生きているのなら、自己修復が済み次第、竜の騎士に常に付き従うこの武器はきっと彼の下へと飛んでいるだろう。
もしも【魔界】編へと続いていたならば、5年を経て成長したダイが真魔剛竜剣を振るう姿が見られたかもしれない。

DQMSL

SSランクの剣として登場。
攻撃力40(最大50)素早さ5で、強化値+7以上にするとドラゴン系モンスターが装備した際に攻撃力が15%上がる他、+10だと代わりに18%上がる。
バランが装備するのはもちろん【邪竜軍王ガリンガ】やデビルドラグナーなど、攻撃力が必要なドラゴン系モンスターが装備するのが基本。
ちなみに2020年11月開催の4回目のコラボの際にバランが装備するとウェイトが0になるように変更されたが、
ダイ(竜の騎士、アバンの使徒どちらも)が装備してもウェイトは0にならない。前者は攻撃の際に使っているモーションが存在するが、竜の騎士と認めていないのだろうか?

ウォーク

2022年12月15日開始の「真魔剛竜剣装備ふくびき」で、バランと同じ姿になれる防具とともに登場。
強化によって通常は攻撃力が最大169、4回の限界突破で最大221まで到達する。
レベル25で次の攻撃のデイン系のダメージを上げ、きあいため状態になる「闘いの遺伝子」、
28で【ドルオーラ】、30で【ギガブレイク】を修得する。
いきなりスキルは開始時にきあいため状態になる「いきなりきあいため」。
 
デイン系の有効な対ボス戦で有効な武器。最大火力なら【竜神王のつるぎ】に分があるが、こちらは安定感がある。
ドルオーラは消費が大きいので周回には向かないが、格下のほこらなどを一瞬で殲滅するのには有効。

ドラけし!

ダイ大イベント第3弾「激突!超竜軍団」の後半に実装。
期間限定ピックアップドラポンから排出されるドラけしで、星5の赤属性。
スキルは敵単体を攻撃しつつ更に菱形の範囲も攻撃するギガブレイク。ただし使用回数は5回。

魂の絆

雷の武器属性を持つ星4のであり、「スキルヒット時、一定時間自身の雷属性ダメージアップ」と「奥義使用時、短時間ガードゲージ回復速度アップ」の特性を持つ。
ガチャで引き当てる事により、【バラン】【ギガブレイク】を修得する。
 
限定装備の一種であるため、特定のピックアップガチャ(限定宝探し)開催時にしか排出されない。
 
この手のゲームの都合上、紋章を継承していない時期の【ダイ】はおろか【ヒュンケル】【アバン】にも装備させられるし、ガチャから何本も出てくるのは気にしてはいけない。