【空と海と大地】

Last-modified: 2024-03-10 (日) 05:12:40

DQ8

エンディング曲。DQ4以来の本編サブタイトルが曲名になっている。
【ミーティア】の呪いは解かれたので、【サブタイトル】にあった「と呪われし姫君」が無いのだろう。
 
DQ5の【大海原へ】に似ているという声もあるが、実は「京の四季」という曲からメロディを流用している(もちろん本人作曲)。
これでドラクエのエンディングは、DQ5から4作連続で自身の他作品からのメロディを流用したことになる。
 
これは【時の子守唄】の項でも説明されているが、すぎやま先生が自分の中で会心の出来だったメロディだったものの、納得のいく使われ方はされなかった(あるいはあまり日の目を見られなかった)ために、ドラクエのエンディングという大舞台に再び登場させているという事らしい。
実際どれもマイナーな曲なので、ドラクエに使われなかったら、曲の存在を知る事の無いドラクエファンが殆どだったはず。
 
PS2のゲーム上では【大聖堂のある街】とのセットになっており、主人公とミーティアが馬車でサヴェッラ大聖堂を去るシーンが終わると、同曲に続く形でこの「空と海と大地」がスタッフロールとともに始まる。
 
PS2版では、DQの曲では数少ない、ピアノ協奏曲の編成になっていることが特徴。
なお、オーケストラ版ではすぎやま先生の「どこでも演奏出来るように一般的なオーケストラの楽器編成で作る」という方針からピアノは削除されている。
コンサートによっては特別にピアノを用意してゲーム音源版に近い形で演奏されたこともある。ただし、オーケストラの大合奏とユニゾンでピアノを弾くパートではとんなに奏者が力強く弾いても流石にオーケストラの音量に負けてしまう為、真に原曲に近い印象にする為にはピアノにマイクを当てるなどの措置が必要であると言える。
 
また、バックの回想でマルチェロのエピソードが出てくる時に「大聖堂のある街」の旋律が登場するという憎い演出をしてくれている。
スタッフロール後、主人公たちがトロデーン城に帰還し、城の人が迎えに来るシーンで曲が締めくくられて【The End】となる。
 
スマホ版はPS2版と変化はなし。

3DS版

PS2の欧米版と同じく、【東京都交響楽団】によるオーケストラ版が使われる。しかしその弊害で、「大聖堂のある街」からの繋がりが些か不自然なものとなっている。
 
エンディング分岐のフラグが立っていると、スタッフロール後の会話シーンで【はい/いいえ】の選択が発生する場合がある。
この都合によるものか、スマホ版までと違い、スタッフロールが終わる時点で曲が締めくくられる。
また主人公が【ゼシカ】と結婚した場合は、ミーティアを連れて走るシーンが無いため、「大聖堂のある街」が流れずにいきなりこの曲から始まる。

DQ10オンライン

Ver.6のスタッフロール前半で使用される。
スタッフロール後半は【目覚めし五つの種族】

シアトリズム

EMS。解放チャレンジでDQ8のミュージックステージをすべて解放するとこの曲も同時にプレイ可能になる。
背景はDQ8本編のイベントシーンを編集したものが動画で流れる。