【窮鼠包包拳】

Last-modified: 2021-09-12 (日) 09:23:37

ダイの大冒険

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場するオリジナル技で、『きゅうそくるくるけん』と読む。
 
正式名称は「武神流窮鼠包包拳」だが、武神流開祖の【ブロキーナ】は関わっておらず、弟子の空手ねずみ【チウ】が独自に編み出し命名した技。
【ロモス武術大会】【超魔生物】化した【ザムザ】に立ち向かう際に土壇場で編み出したもので、名前通り前方にクルクルと高速回転して勢いをつけ、身体を丸めて突進する体当たりである。
 
達人を師に武術を習ったとはいえ【おおねずみ】の彼は体も小さければ手足も短く、一般的な格闘技向きの体型とは言いがたかった。
デビュー戦であった武術大会で【ゴメス】に完敗を喫し己の致命的弱点を目の当たりにして意気消沈する彼にダイは「手足が短くてもパワーはあるんだから体当たりや頭突きを使えばいい」というアドバイスをするも、見栄っ張りのチウは「格好悪いからイヤ」と難色を示していたのだが、そのダイの危機に安い見栄をかなぐり捨てて放ったのがこの窮鼠包包拳。
即興技とはいえ全身のパワーで体ごとぶつかるので手足の長さは関係なく、体の小ささから相手の防御を潜り抜けるように当てられる、さらに雑兵の剣なら頭突きで叩き折ってしまうほど頑丈な体が弾丸代わりになると、チウの弱点と長所を絶妙にフォローしていた。
しかも思いの外格好よかったため、破壊力はあれどまるで当てられない武神流【窮鼠文文拳】に代わる彼の新たなる必殺技となった。
 
実戦では【ポップ】【フィンガー・フレア・ボムズ】でザムザが怯んだ所へ、闘技場観客席の高さを利用した勢いをつけて繰り出し、かなり頑丈なはずのザムザの左手のハサミを破壊。そのままみぞおちにヒットして、ザムザの腹部に鹵獲された【ダイ】を吐き出させる程の威力を見せた。
 
平地で繰り出す場合はその場で車輪のごとく空転して力を貯めてから突撃する。
死の大地の氷海でダイを捜索した際は、彼が閉じ込められていた氷を破壊するために慌てて使用したが、火炎呪文で氷を溶かしていたポップを巻き込んで氷に突っ込んでしまった。
衰弱したダイを氷漬けから助けるために威力を加減していたのか、ポップはさしたるダメージを受けた様子も無かった。
 
手柄を立てようと死の大地を偵察していた矢先に立ちはだかった【フェンブレン】にもこの技で立ち向かったが、相手の全身が【オリハルコン】の刃だった為、逆に大きなダメージを受けてしまった。
刃がなかったとしてもオリハルコンボディにダメージを与えられたとは思えないが、いずれにせよ斬られる寸前の仲間を守るための捨て身の攻撃であり、少ないながらも部下を持ちリーダーとなったチウの気概を示すワンシーンとなった。

DQMJ3P

アップデートによって追加された物理特技の1つとして登場。
消費MPは25で、敵単体に無属性のHP割合ダメージを与える。
【たいあたり】と違い反動ダメージを食らうことはないが、その分与えるダメージの割合は低めでムラもある。
要するに【ベタン】の亜種。
また、物理特技にも関わらず【アタカンタ】を無視してダメージを与えられる性質がある。
 
【チウ(スキル)】のみで習得出来る特技である。
勿論上記のスキルを習得させれば誰でも使う事が出来る。
【ピサロ】等の美形モンスターや【ガルマッゾ】等の異形の化け物が高速回転しながら突っ込む様を想像するとなかなかシュール。