【竜の神殿】

Last-modified: 2021-03-14 (日) 01:21:50

ダイの大冒険

【ドラゴンクエスト ダイの大冒険】に登場した神殿。
【テラン】にある湖の底に沈んでいて、竜の神の魂が眠る場所とされている。
テランでは竜の神を神聖視しており、この神殿も聖域として扱われている。
 
この神殿に入口はなく、【竜の騎士】しか入ることができない仕掛けになっている。
自分が何者かを知るためここを訪れた【ダイ】にとっては、神殿に入れた事そのものが、自身が竜の騎士である証明となった。
さらに【バラン】が神殿内に現れた(地上にいた仲間達の反応から【ルーラ】などで移動してきた、つまり以前も神殿に来たことが示唆される)ことで、本来なら同じ時代に一人しか居ないはずの竜の騎士が二人いるという事実も決定的となる。
 
神殿の奥には【竜水晶】(声:小林通孝(1991年版)、戸田恵子(2020年版)。)と呼ばれる喋る水晶があり、神殿の番人と名乗っている。
この竜水晶はダイに対して「何者か」と尋ねているが、これが竜の騎士としてかなり規格外なダイの正体を掴みかねた上での質問なのか、竜の騎士しか入れないはずの神殿に入れたのだから竜の騎士であるという推論もせず機械的にしただけなのかは不明。
また、ダイも同様の推論には触れず、水晶に「おれは竜の騎士って本当なのか?」「人間なのか、怪物なのか」と問いを返している。
【ベンガーナ】の一件で民衆から怖がられたり、【キルバーン】から「キミが人間じゃないからさ」と言われた事で、自分が人間ではない、怪物のような存在かもしれないと白黒つけてしまうことにダイ自身も抵抗を感じていたようだ。
 
最終的にこの神殿でダイとバランが対峙し、バランの竜闘気によって神殿は崩壊した。
 
その後は特に触れられず、影が薄い場所ではあるが、ダイにとっては父と初めて会った場所という事もあり思い出深い地となっている。