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【精霊ルビス】

Last-modified: 2019-07-09 (火) 20:57:33




概要 Edit

【ロトシリーズ】を中心にドラゴンクエスト全般に関わる重要人物。
精霊という存在に人間の基準が当てはまるかはともかく、基本的には人間の女性を思わせる姿や声で登場する。
英語版での名前は、全機種共通でRubiss。
 
DQ3よりも昔に【アレフガルド】の地とその周りの海を創造。
DQ3からDQ1までの間に、アレフガルドのほかの大地を創造した。
大地の精霊とされる事が多いが、作品によって大地だったり炎だったり山の精霊だったりして、設定がよく定まっていない面もある。
他の精霊や神などとの関係性も様々なパターンがあり、大地すなわち世界の精霊という意味で唯一神や最高神に位置する存在なのか、多神の一柱なのかも作品世界観によって解釈が変わりうる。
 
CDシアターでの声優は潘恵子。
彼女が出演するDQ2.3.6全てのシアター共通である。

DQ1 Edit

設定ができていなかったのか、FC版では名前すら出てこない。
DQ3発売後に世に出た【公式ガイドブック】ではコラムで紹介されている。
 
リメイク版では【エンディング】でほこらの【老人】のセリフに名前のみ登場する。

サテラビュー版 Edit

老人に扮して登場。放送に合わせてルビスの導きで【ロト】の力を呼び覚まし、【会心の一撃】連発や【HP】【MP】全回復等の加護を見せてくれる。
エンディングにて老人の姿から正体を表し、ここでは「時を超えて旅をする者」を名乗った。
なお、結果に応じて掛けられる言葉が変わっていた。

小説版 Edit

「精霊神ルビス」と呼ばれているが、名前が登場するのみ。
彼女の使いだという白い鳥が登場し、【マイラ】の道化師マヌエルに【キメラのつばさ】を授け、【ドムドーラ】で生まれた赤ん坊に渡すよう告げた。
 
なお、同じくドムドーラに古地図を届けた魔道士は妖精からの、【いのちのいし】を届けた僧侶はミトラ神からのお告げに従っている。
理由があって神ごとに担当を分けたのか、単に神同士の連携が取れていないのかは描写がなく不明。

DQ2 Edit

初登場。ただし、声のみの出演。
【5つの紋章】を揃えて【海】の真っ只中にある【精霊のほこら】に行くと、突然どこからともなく話しかけてくる
主人公たちがロトの子孫であることを一瞬で見抜き「勇者ロトとの約束を果たす」と言って【ルビスのまもり】をくれる。
主人公たちの祖先であるとする説もあるが、少なくとも彼女は【ロトの子孫たち】としか呼んでこない。
なお、FC版等では主人公たちを「おまえたち」と呼び、持ち物がいっぱいの状態で精霊のほこらに行くとお茶目な一面も見せてくれる。
リメイク版では「あなたたち」という優しめの呼び方に変わっている。

小説版 Edit

ルビスの守りの入手シーンには登場しないが、【シドー】との最終決戦時に主人公達3人の走馬灯(?)の中に登場。
また【盲目の魔女】の3姉妹に、それぞれ夢の中で使命を授けている。

DQ3 Edit

ついにその姿を現す。
大魔王【ゾーマ】によって石にされ、【ルビスの塔】に封じられており、【ようせいのふえ】で彼女を助けるとお礼に【せいなるまもり】をくれる。このころからお守りを授けるのが好きな精霊だったようだ。
その後「大魔王を倒してくれたらいつかその恩返しをする」と言う。これがDQ2の王子たちへの手助けの事なら、随分先の話だが。
なお「聖なる守りはルビス様の愛の証ですわ」という話も聞けるため、これを根拠にルビスは勇者ロトの妻となったと唱える人もいたりする。
『精霊ルビス伝説』の設定が本編に持ち込めるならば、かねてよりロトはルビスの夫であり、転生を繰り返すロトに変わらぬ愛を再確認すると言う意味合いになる。
女勇者の場合は「家族愛」や「隣人愛」といった意味での「愛」の意味になるのだろう。
 
FC版では封印を解いた際、アイテム枠に空きが無いと「もてるようになったら、またきてください」と言い残し、ご丁寧に再び封じられてしまう。好きで封印されているのだろうか?

リメイク版 Edit

【エルフ】と同じ姿だったFC版とは違い、固有のグラフィックが用意された。【オルレラ】同様、人間より大きい。
【みちくさ冒険ガイド】では「意外とご年配な感じ」とコメントされている。意外も何も、アレフガルドそのものよりも高齢の人物なのだから、老婆の姿で無いだけでも……。
パーティキャラに付けられない13の名前の1つでもある。
 
なお、精霊のほこらの妖精はゲーム冒頭の【性格診断】の際に「全てを司る者」を自称しているが、その彼女より偉いらしいルビスが何を司っているのかは不明である。
GBC版には、彼女の名を冠した【ルビスのけん】という最強武器が登場している。

小説版 Edit

【竜の女王】同様、天上界からやってきた神と明言されている。
かつて1人の老賢者に世界の危機を告げ、4つの塔型要塞を築かせたが、実際に【バラモス】による災厄が訪れたのはその800年も後だった。
塔もバラモスの侵攻に対しては何の役にも立っておらず、なぜそんな昔にお告げをしたのかフォローはまったく無い。
 
ルビスの塔で封印から解放された際、光に包まれた姿で現れ、聖なる守り(と言いつつ実際はルビスの守り)と【ひかりのよろい】をくれる。
しかし、そのご尊顔を見る事が出来たのは勇者アレルのみで、仲間の3人にはただの光にしか見えなかった。
 
全てが終わった後に【主人公の母親】らの夢に現れ、主人公たちはもう上の世界に戻って来られないことを告げた。

ゲームブック Edit

【ラルス王】の夢の中に現れ、勇者たちの助けになるよう命じたおかげで各地の魔物討伐軍が編成され、ゾーマの城が手薄になった。虹の橋がゾーマの魔力で消されそうになった時にも橋を維持してくれたりと、さまざまな形で協力してくれる。
その理由として、勇者の遠い祖先がルビスに仕え、上の世界を守るために彼女の元を離れた「ムウの勇者」と呼ばれる人物だった事が語られている。
自ら直接手を下さない事についても、彼女が自分の力を持ってゾーマと戦えばアレフガルドが一瞬にして滅んでしまうという独自設定が与えられている。ルビスの剣の凄まじい高性能ぶりは、この設定をイメージしているのだろうか。
また、勇者たちが彼女を救い出したこと自体がアレフガルドの人々を奮起させる描写も多い。

DQ6 Edit

ロトシリーズとは一切関係ない【天空シリーズ】なのになぜか出演。ゾーマや【ダークドレアム】のように幻影体も登場している。
直接の繋がりを示す要素が無かったため、ロトシリーズのルビスと同一人物かは不明とする解釈もある。
DQ6のオープニングのムドーの城前とDQ3のオープニングの性格診断の場所の構図はかなり似ているので、関連性は伺える。
 
DQ2やDQ3の時とは異なり、シナリオに直接絡んでくることはないので、会わずにクリアした人も少なくないかもしれない。
 
海底にある【ルビスの城】でひっそりと主人公たちのことを見守っていたらしい。 
冒頭、【ターニア】の身体を介して主人公に語りかけて旅立ちのきっかけとなり、【チャモロ】【なげきのきょじん】に語りかけた謎の声の主であり、【牢獄の町】【学者】の「聖なるチカラがはたらいていて私の千里眼を使っても見えませぬ。」という台詞があるので、影ながら主人公たちを助けていたようだ。
また【奇蹟のオカリナ】を作ったのは彼女であり、もしこの笛が【ミレーユ】の手に渡っていなければ詰んでいたであろう事を考えると、ストーリーへの貢献度そのものは高い。
後牢獄の町は【クリムト】を除いて皆石像にされるか動物にされるかしているが、特にバリアなどを張っていない主人公たちが無事なのも、彼女の加護と取れなくもない。
 
とは言え、影に徹して出番そのものも間接的なものばかりな為、彼女の存在を実感する機会はあまり無いのが実情。
ロトシリーズとの関連も明らかでなかったため、単なるスターシステム的なゲストなのか、何か意図を持ってルビスの名前が出されたのかも不明な所。
 
リメイク版でもこれといった追加要素は無い。

CDシアター Edit

一応こちらでも登場。
主にゲームと同じ形で登場しストーリーに影響を及ぼすが、上巻の終盤で現実世界のムドー撃破後に主人公ウィル達の下に現れ、他の魔王の存在を知らせ更なる戦いを促すのを最後に出番を終える。
数少ない出番だったチャモロへの声をかけるシーンは省略され、嘆きの巨人に至っては存在そのものがオミットされているので、出番そのものはゲームよりも少ない。
 
そして後半以降を描く下巻の怒涛の端折りラッシュの前にルビスの城は存在すら示唆される事なく、牢獄の町でのデスタムーアの攻撃からウィル達を守ったのもクリムトになっている為、わざわざルビスの名前を使わなくても成立するような役回りにとどまる形に終わっている。

DQ7(リメイク版) Edit

本人の登場は無いが、ルビスのまもりが一品物で登場。
【ザキ系】【メガンテ】に対して「完全」耐性を持てる【装飾品】
ザキ系の【呪文】【特技】がやたら成功しやすいDQ7においてこの【耐性】はありがたい。
その中でも唯一「完全」耐性を得られるこの装飾品は非常に有用。
 
このように装飾品としては有用なのだが、ルビス本人はDQ6のようなチョイ役出演すらしていないので、リメイク版DQ7しかプレイしていない人には「ルビスって誰?」状態になることは請け合いである。
ただでさえ伝説の武具一式が人物名なのか地名なのか分からない上、それなりの外国語知識があれば4属性に関連する単語のもじりであることが判る物もあるが故に、「ルビス」の銘の由来が過去作のキャラクターなのは判りづらかったかもしれない。

DQ10 Edit

イベント【大魔王ゾーマへの挑戦】に登場。
【ルイーダの酒場】からゾーマの城に向かう際に【ひかりのたま】をくれる。これを断ると闇ゾーマに挑戦することになる。
ゾーマ撃破後に話しかけることができるが、光っているだけで姿が分からない。
人の姿をしていないからなのか【はなす】ではなく【しらべる】の対象になっており、リストでは「????」と表示されている。

DQ11 Edit

ロトシリーズに繋がる物語として彼女も久々に登場…とはならなかった。
ロトシリーズにおいて彼女本人どころか、彼女の名前すら登場しないと言う事態は極めて異例である。
後述の精霊ルビス伝説におけるロトとルビスの関係性が【ローシュ】【セニカ】の関係に反映されていると捉えることもできるが、セニカとルビスは同一人物ではない。
 
しかし、所々ルビスの存在が匂わされているところもある。

以上のように、登場こそしていなくても、ルビスの存在と世界観を矛盾させないような設定が存在する。
特徴的なロトのマークも既に勇者【ローシュ】の装備の時点で存在していたが、何をモチーフにしてこのマークを作ったのかは不明。
伝説の鍛冶場も、上方から見るとこのマークと同様の形状となっている。
 
結局のところDQ11において彼女の存在は不明確のまま。
DQ11とDQ3の時代は非常に長い年月が経っているため、彼女がその間に表舞台にどのようにして現れたのか、そしてそれが語られる日が来るのか、気になる所だ。

シアトリズムDQ Edit

私は 精霊ルビス―
あらゆる大地に 満ちあふれし
時の間隔「リズム」を 見守りし者。

と、公式サイトの【プロローグ】やゲーム中の【オープニング】にある。
歴代キャラクターは彼女の導きによって集まったらしく「精霊に導かれし戦士たち」という言葉も出てくる。

DQB Edit

アレフガルドの光を司る精霊。闇を司る【りゅうおう】と光と闇のバランスを調整していたが、りゅうおうが力を持ちすぎて光と闇のバランスが崩れたため、新たなる【勇者】が誕生した時の道筋を作るべく【主人公】を伝説のビルダーとして蘇生させた。
せっかちであまり話を聞いてくれない主人公に対して、諦めずに何度も冒険のアドバイスをしてくれるほど心が広い。
今作のルビス様は「勇者に力を貸す存在」ではなく「問題解決の為に派遣した使者の主人」として積極的に物語に絡むため、従来作よりも、その視点や利害の感覚が明確になっている。
口癖は「すべては精霊の導きのままに……」。
 
竜王に対して魂を売った元勇者に対しては決して勇者とは呼ばず「とある戦士」呼ばわりで、「忌まわしい選択をした」など嫌悪していることが会話の節々から滲み出ている。
彼がした選択によって、アレフガルドがあの惨状なのだからそう言いたくもなるだろう。
 
優しさは見せるものの、良くも悪くも「世界全体のバランスを視る神様」といった性格であり、一個人の人間という存在にはあまり重きを置かない言動も多い。
主人公に対して与えた使命は、竜王を倒して平和を取り戻す事ではなく「いずれ現れる勇者が竜王を倒すために必要な環境をつくる事」。
言い換えれば、竜王討伐開始までの状況をふりだしに戻すだけである。
ゆえに、今目の前で困っている人々を直接救う発想もなく、数百年後でも勇者が産まれて世界の調和が取れれば良いという計画で満足している。世界が荒廃しているとは言え、シスターの【エル】ですら「いまさら神や精霊にすがるつもりはない」と発言するあたり、DQB世界では人と神の距離はあまり近くないようだ。
主人公にも助力者ではなく遣わした側としての目線で対応しているため、やたらと「あなたは勇者ではない」と繰り返し、いろいろ注文を付けたりと、主人公の意思決定を強引にリードしているような印象も否めない。
特に、終章では計画が大詰めを迎えたためか、しつこいくらい釘を刺してくる。
ただし、それはビルダーの力を使い果たすと主人公が消滅してしまうためで、彼女なりに主人公のことを案じているがゆえでもある。それが心からの心配なのか、単に「遣いの者が褒美を受けるのは当然」という考えなのかは、それこそ人間の視点では測りかねる所だが。
 
りゅうおうを倒すと言って聞かない主人公に「あとは好きにすればいい」と半ば突き放すような様子を見せるが、それまでの「精霊の導きのままに」を翻して「すべてはあなた自身の選択のままに」と主人公の意思を尊重したようにも取れる言葉を残す。
最終決戦では、命を捨ててまで友人の為に戦う主人公に何か感じるところがあったのか、自身も力を行使して非常に粋な計らいもしてくれる。
 
いずれにせよ、元勇者があんな現状では子孫は期待できず、ルビスが能動的に勇者をつくれないなら、どうしたら勇者が産まれるかは謎である。ビルダーズの主人公もロトの子孫の一人なので、彼の子孫に期待しているのか、それとも意外と血筋を継ぐ人物は大勢いたりするのだろうか?
 
なお、竜王との最終決戦の際に「闇の世界の半分を○○○○に与えよう」という竜王からの誘いに対して、主人公が最終的に「はい」と答えると、1章で目覚めた最初の穴倉に戻され、主人公はオープニングで目覚めたのとは逆に【墓】の前で倒れてしまい、画面が暗転すると共に死亡時の音楽が流れてゲームオーバーとなる(その後、タイトル画面に戻る)が、その際にルビス様は嘆きの言葉を発する。
 
ビルダーズものがたりでは割とフランクな口調で喋る。

ロトの紋章 Edit

大地の創造者。ムー帝国が滅びた際、【異魔神】【オメガルーラ】で封印した。
何千年も前、神話の時代に【コロポックル】の祖先に【魔州湖】の守護を命じた。
 
数百年前に【ゾーマ】による石化から勇者ロトによって解放された後、異魔神と戦うロトの子孫を見守るために地上に赴いたが、すべての聖なる力の源である世界樹が【冥王ゴルゴナ】の手によって朽ち果ててしまい、力が日に日に衰弱していった。
そこで、【ティーエ】という名の小妖精に魂を宿し、戦いに備えていた。
異魔神が三度目の復活を遂げた際には、世界樹から【タオ】たちに異魔神の目的を告げ、世界樹を破壊するように願う。
世界樹破壊後は世界中の戦士達に世界樹跡地に集まり異魔神と戦うように呼び掛けた。
異魔神撃破後、世界樹の復活と共にティーエから抜け出して再び具現化し、世界を救った功績を称えてアルスの願いを叶え、抜け殻となったティーエの肉体に自分の魂の一部を分け与えてよみがえらせた。
その後、【タオ】を不死なる精霊の一員として受け入れ、荒廃した世界を復興する役割を果たすために共に天界へと戻った。
 
ちなみに完全版追加シーンでは、ティーエのことを指して「私の魂が抜けた単なる抜け殻」「ちっぽけな妖精」、アルスに対しても「不老不死の肉体を与えましょう」「天界で精霊の座に列せられることも許しましょう」「地上の支配者にもなれる」と言い放つなど、良くも悪くも、傲慢さも併せ持った、いかにも神らしい目線からの発言をしている。

知られざる伝説 Edit

【知られざる伝説】では【ラーミア】【しあわせのくつ】のエピソードに彼女が登場する。
前者は【レイアムランドのほこらの巫女】の視点から語られ、後者は【道具屋】の主人の家に伝わる話として「魔物が人間と共存していた頃に、彼女が【はぐれメタル】にしあわせのくつを与えた」と語る。
挿絵では緑色の髪の女性として描かれており、これは後発のモンスター物語・アイテム物語でも同様。

モンスター物語 Edit

【モンスター物語】では【スライム】のエピソードに登場。
心優しい【バブルスライム】が彼女に身を清められ、はぐれメタルとなって天上界で暮らしたという、知られざる伝説に繋がる話となっている。ただし、既に魔物と人間が争っている。





アイテム物語 Edit

【アイテム物語】では「精霊ルビス」とも「精霊神ルビス」とも表記されているが、複数のエピソードに彼女が登場する。
このうち【ラーのかがみ】のエピソードによると、鏡が作られる少し前に神々の列に準じられるようになった新しい神となっている。
精霊から精霊神になったという意味なのかもしれない。
しあわせのくつのエピソードでは創造したばかりのアレフガルドに人間が太刀打ちできない(後に組織化することで克服)魔物が侵入し、能力差から人間がホビットや妖精と不仲になった状況に心を痛めている様子が描かれている。そこで人間に力を与えるために作られたのがしあわせのくつであり、魔物は当初から人間と敵対していた。

精霊ルビス伝説 Edit

【久美沙織】の小説『【ドラゴンクエスト 精霊ルビス伝説】』では彼女の前半生、まだ神ではなく一介の精霊だった頃が語られる。
精霊たちの住む異世界イデーンを支配する五大家の一つで炎を司るカリクティス家の次期当主で、本名は『ルビス・アピスト・カリクティス』。炎の精霊らしく、赤い髪と赤い瞳を持つ。
同じく、五大家の一つで土を司るコリドラス家の係累であるものの、母親が地上の人間であるため継承権を持たない『ディアルト・ケントロピーゲ』――本名『ロト』――とは相思相愛の関係にある。
だが、彼らが結ばれることを暗示した神託『炎と土が共に歩む時~』を誤解したルビスの叔父でカリクティス家現当主グァモンと、ディアルトの従兄でコリドラス家現当主ダトニオイデスが結託したり、やはり神託を曲解した結果ルビスがそのまた従兄クリプトカリオンと結婚させられそうになり、それに反発したルビスがディアルトと駆け落ちしたり、その他様々なことが起こった結果イデーンは崩壊、地上に邪悪の元となるものがばら撒かれてしまう。
ルビスは地上の神となり、ディアルトは様々な時代でロトの称号を冠される存在へと転生を繰り返して、彼女らが発生の原因の一端を負う邪悪な存在達との戦いに身を投じることとなる。
そしていつの日か全ての邪悪が滅せられたその時、2人はただの女と男に戻り、改めて結ばれるとされる。
 
ディアルトの転生体には別の女デキてしまう奴や、場合によっては女になってしまう奴もいたりするのだが…彼女の心中はいかに?
もっとも、どちらも助けると愛を渡したり、ローラ姫の愛の力でルビスの愛を探したり発言者がどちらなのかいまいちはっきりしない台詞があったりと、【ローラ姫】とルビスは同一視できそうな面があるので、そこから発想を膨らませて前世からの恋愛という結末にしたのかもしれない。
後発作品のビルダーズでは精霊ルビスとローラ姫は別に存在しているが、ローラ姫がかつてのルビスのように石化していたり、ローラ姫が復活するとルビスが主人公とまともに交信できるようになったりと、両者を重ねている面が残されている。