【英雄戦記・下巻】

Last-modified: 2020-04-25 (土) 03:32:46

DQ11

【レシピブック】の一つ。
名前から漂う威厳から伺える通り、最強武器を作成するのに必要なレシピブックである。
【英雄戦記・上巻】【英雄戦記・中巻】の続編という扱いであり、それらのレシピはこの本で覚えられる武器の下位互換&素材となっている。
名前にある「英雄」とは戦士【ネルセン】の事だろう。
 
【ネルセンの最終試練】の願い事を全て叶える(完全制覇する)とオマケっぽくあっさり貰える。
反面得られるレシピは前述の通り最強の武器のレシピであり、価値は非常に高い。
問題は他シリーズの最強系同様振るうボスが少ない事であろう。
特にPS4版ではそれが顕著であり、各地のサブイベントを意図的に残しておくなどしない限り、振るうボスが【邪神ニズゼルファ】ぐらいしかいない。
というより最終試練を終えたプレイヤーであれば、これで手に入った武器を改めて作らなくても邪神くらいなら余裕で倒せるだろう。
人によっては最終試練を完全制覇するまでに邪神を倒していて、もはやアイテムや称号・トロフィーコンプリートの役にしかたたないことも。
 
3DS版なら【冒険の書の世界】に出て来るボス達や【ヨッチ族】の武器に使えるため、ヨッチ族関連に手をつけていない場合であれば多少の使い道はある。
ただこの場合であっても、冒険の書の世界以降はこのレシピで手に入る武器を作らなくても十分にクリアが可能であり、ヨッチ族の武器としても上巻・中巻で作れる武器がすべてSランクであるうえに下巻の武器はこれらを一度作る必要があるため、その分これらの最強武器を持つヨッチ族に出会う確率はどうしても低くなる。
仮にこれらの武器を持ったヨッチ族だと、ツメと杖は論外として超グリンガムのムチとハイパーノヴァが100越え、それ以外は90前後とSランクヨッチ族としては最高クラスの水準になるのは確か。
だが、そもそもこのレシピが手に入るころには完全復興した【イシの村】【ケイオスブレード】(110)や【ヴォイドアンカー】(93)が売っているため、ヨッチ族の武器のためにそこまで無理をする必要も薄い。
どちらの場合にせよ入手時期が遅すぎるのが難点である。
 
ただし願い事の内の一つに【エマ】との【結婚】があり、事実上このレシピブックを入手するための必須条件となっている。
そして、そのことが後にプレイヤーの間で物議を醸しだすことになってしまい、【引換券】とも言われている始末である。

入手できるレシピ

【ぎんがのつるぎ】
【トリリオンダガー】
【ハイパーノヴァ】
【オーロラの杖】
【じごくの魔槍】
【超グリンガムのムチ】
【神竜のツメ】
【ゴッドアックス】

DQ11S

本作では更なる裏ボスとして【失われし時の災厄】【失われし時の怨念】が登場した為、そいつらと戦う際はこのレシピで作った武器達にも出番がある。
レシピの入手に関しても、「エマと結婚したい!」が【幸せになりたい!】に変更された事により、エマより他のキャラに思い入れがあるプレイヤーも躊躇いなく入手できるようになった。
レシピは【新生・勇者のつるぎ】以外はモード切替時も持ち越せるので、誰とも同居したくないというプレイヤーはレシピ習得後にモードを切り替えてしまえばいい。
また、これのレシピで使う素材の一部がモード切替で何度でも入手できるようになった為、一度全部作ってしまった後も、何度か使える機会がある。
素材の方を強化する前であれば【アイテム増殖・保持技】で幾らでも増やせるので、素材と強化した品の両方を手元に残せるようになった。