Top > 【負けバトル】


【負けバトル】

Last-modified: 2019-08-26 (月) 00:10:27

概要 Edit

ストーリー上の都合で強制的に【全滅】したことにされてしまう【戦闘】のこと。
DQに限らず、他のRPGでもしばしば見られる手法である。
 
初出はDQ4の四章キングレオ戦。
DQ5の幼年時代におけるゲマ戦あたりは非常に有名だと思われる。
基本的にその時点での適正レベルでは100%勝ち目が無いように設定されているので、相手は非常に強い。
前述のキングレオやゲマ、DQ7のスイフーなどは異常な【HP】に加えて強烈な攻撃、そして自動回復などを持つ。
FC版のキングレオは自動回復999という、そもそも勝つことがありえない想定の性能なので、【マーニャ】【ミネア】をLv99まで育てようとも勝利からは程遠い。
DQ6のドグマはHPが非常に多い上に、規定ターンに達すると回避不能の麻痺攻撃【ムラサキのひとみ】を使用し全滅させられる。
DQ11のホメロスのように戦闘開始から3ターンと言う短い時間で即死級の攻撃を放つことでストレスなく敗北できる親切設計な戦闘もある。
こうした戦闘では全滅しても基本的に所持金の半減はされず、【戦歴】のある作品でも全滅扱いにならないケースが多いが、FC版のDQ4(キングレオ戦)やSFC版のDQ5(ゲマ戦)等、初期の作品では普通の戦闘と同様にキッチリ所持金が減らされる。
これは全滅した時点で戦闘画面の段階で既に半減されているのが原因と思われるもので、DQ6にて修正が入ったようだ。
ちなみに「物語進行上絶対倒さなければならない(つまり普通の中ボス)」のに、なぜかDQ7の【山賊四人衆】は負けても所持金が減らない負けバトルと同じ処理が施されている。
こいつらの戦闘力の高さもあり、負けバトルと誤解した人もいるのではないだろうか。
また、負けバトルさながらの力量が違い過ぎる相手との戦闘が発生する例もある。エンカウントエリア漏れにより遥か先の地域に出現する敵が出て来てしまった場合(DQ3の【カザーブ】東など)や、DQ3の【ピラミッド】初訪問時での【ひとくいばこ】、DQ10の常軌を逸した前代未聞のステータスを持つ超強敵モンスター、【シンボルエンカウント】の作品(特にDQMJ以降のモンスターズシリーズ)に多く見られる場違いな強さのモンスターが代表例。
 
こんな逆境に燃えるのか、凄まじいレベル上げと研究によって本来負けてしまう戦闘で強引に勝利するやり込みプレイヤーもいるようだ。
いくつかYouTube等で撃破動画が公開されているので、興味のある人は探してみよう。
しかし、たとえ勝利したとしてもその後の展開はなぜか負けたことにされてしまう場合が多く、それによって得られるのは達成感だけである。
ちなみにFC版DQ4の4章のキングレオは【チート】などを用いて倒したとしても、なぜか直後に再び戦闘が始まるという理不尽な現象が起こるので実質勝利は不可能(リメイクでは勝っても負けた時と同じく物語が進む)。
負けないと物語上矛盾が生じてしまうための措置だろうが…。
なおあくまで理論上倒せる相手は多いのだが、DQ6のドグマやPS版DQ7のゼッペルのようにシナリオが進んだ状態で戦える相手には取れる戦法も多いのに対し、DQ5のゲマやFC版以外のキングレオは人数が少なくて大幅なレベル上げが必要だったり、PS版DQ7のイノップ&ゴンズはさらにラッキーパネルで強力な装備をフライング入手する必要があるなど、撃破難易度は相手によってまちまち。
 
DQ9以降の作品(リメイク含む)では、負けバトルでは絶対に勝てないよう調整されるようになった。また、DQ9とDQ11では敗北時の処理が強制的に戦闘を終わらせるというものになっており、全滅にはならない。
DQ9では「上位の【天使】には逆らえない」という掟の影響で、プレイヤー側は動きが封じられ絶対に勝つことができない。
同じく勝てないものには3DS版DQ7のゼッペルとスイフーとイノップ&ゴンズ、DQ11のホメロスがいるが、こちらはあくまでも「戦えるが相手が無敵のため絶対倒せない」というもので、戦うことさえできないというのは極めて珍しい。
DQ9での負けバトルではイザヤール・エルギオスが一度攻撃してきて戦闘が終わる。
普通なら一度攻撃されると死ぬかギリギリHPが残るかだが、ステータスがカンストしていたりするとほとんどダメージを受けない。
なのに戦闘が終わると死んだ(死にかけた)扱いになる。
DQMSLの一部イベントでも絶対に勝てない敵が出て来るが、こちらも「数ターン後に敵が逃げて戦闘終了になる」というものであり全滅にはならない(特定の魔王などを複数体所持していれば勝てるものもあるが、倒しても「にげだした」と表示される)ものが殆どである。
 
ちなみにシリーズ恒例のようでいて、DQ8など存在しない作品もある。
DQ8では、他の作品には無い「戦えないメンバー」である【ミーティア】【トロデ】が常にいるので、主人公達が敗北した場合の彼らの処置が難しいからかも知れない。
ただし、守るべき対象が為す術もなく殺されるストーリー上の敗北イベントは嫌という程あり、これが実質的に負けバトルのポジションにあるとも言える。
 
なお「普通に勝つこともできるが負けても話が進む」戦闘の場合は負けバトルには含めない。
データ処理上は負けバトルと同じこともあるが、敵の強さが主な線引きになる。
DQ5の青年期前半冒頭の【ムチおとこ】や、DQ6の牢獄の町の【ろうごくへい】、DQMJの【カルマッソ】との対戦などがそれに当たる。
難易度的には若干厳しい程度で、特にやり込まなくても多少慎重にプレイすれば勝てる事が多い。
これらの敵は勝てば報酬や【アイテム】も貰えるし、負ければ所持金は半分になる。
(DQ5のムチおとこのみ負けても所持金が減らない)
 
ちなみに、いずれの場合でも使用した消耗品などはしっかり無くなっている。
これが惜しくて負けバトルと判断したら下手に抵抗せず、予め装備品を外すなり逃げ続けるなりしておとなしく全滅するRPG慣れした人も多いはず。
しかし、ただ単に敵の攻勢が激しかっただけのものを負けバトルと先走った判断をしてしまい、全滅した後に敢えなく【教会】送りにされて唖然としたプレイヤーもまた数知れない。
周回プレイなりネタバレ上等で攻略情報を仕入れたりしていればきちんと事前に通常戦闘と分かるし対策も取れるわけだが、この理不尽さは情報縛りの初回にしか味わえない感覚なのもまた事実……

負けバトル一覧 Edit

「勝利可能性」の項目は以下の通り。
…通常プレイの範疇で勝てる可能性がある
…通常は勝てないがバランス上などの問題であり、チートなどを用いればシステム上は勝てる
×…システム上でも勝利が不可能

作品モンスター名戦闘場所勝利可能性備考
DQ4【キングレオ】第四章【キングレオ城】(リメイク版では○)第五章で再戦
DQ5【ゲマ】幼年時代【古代の遺跡】青年時代後半で再戦
DQ6【ドグマ】+【ゾゾゲル】【牢獄の町】ゾゾゲルのみ任意で再戦可能
DQ7【スイフー】+【ぶとうか】+【あらくれ】【ふきだまりの町】(3DS版では×)再戦の機会なし、ぶとうかとあらくれは普通に撃破可能。
【イノップ】+【ゴンズ】【西の洞窟】(3DS版では×)【牢獄へ続く洞窟】で再戦
【ゼッペル】(1回目)過去【マーディラス】(3DS版では×)マーディラス城内で再戦
DQ9【イザヤール】【天の箱舟】再戦の機会なし
【堕天使エルギオス】【閉ざされた牢獄】【絶望と憎悪の魔宮】で再戦
DQ11【ホメロス】【命の大樹】×過ぎ去りし時を求めた後に再戦
DQMSL【災厄の王】DQ10コラボイベント神話編×「闇に眠りし王」で再戦
【魔道士ウルノーガ】DQ11コラボイベント前編【命の大樹】×魔道士形態とは再戦の機会なし
DQ11コラボイベント後編「魔王の神殿」で魔王形態と再戦
怨恨の猫魔獣猫年?チャレンジ「破魔矢0本で挑戦」×別のクエストで手に入る「破魔矢」を消費しないと勝てない
レジェンドラキーレジェンド前夜祭合計5回戦闘
おまつりサタン東西祭りの前夜祭合計5回戦闘

ちなみに、DQ11の序盤にデルカタール地下で戦う【ブラックドラゴン】は、通常プレイではまず勝てないが勝った時用のシナリオが用意されており、戦闘に入っても逃げることは可能、というより戦闘しない前提のモンスターなのでここには含まない。

NPCによる負けバトル Edit

作品NPC名モンスター名戦闘場所勝利可能性備考
DQ3(FC版)【オルテガ】【キングヒドラ】【ゾーマの城】勝った場合の台詞は用意されている
DQ5(SFC·DS版)【パパス】【ジャミ】+【ゴンズ】幼年時代【古代の遺跡】2戦目

類義語 Edit

【準負けバトル】