【身代わりの杖】

Last-modified: 2026-04-17 (金) 03:40:56

概要

【不思議のダンジョン】シリーズで初登場した『アイテム』の一種。
この杖の魔法弾が命中した対象のキャラクターを、【プレイヤーキャラクター】の身代わりにする能力を持っている。
『身代わり状態』のキャラクターが、操作プレイヤーと同じフロアに滞在する限り、操作プレイヤーは攻撃対象にならない。
便利な効果を持つ杖だが、杖系アイテムの中では登場する作品に共通して、少しばかり入手しにくい傾向にあるのが特徴。
 
元ネタは『SFC版風来のシレン』からの同名の輸入アイテム「身がわりの杖」が該当する。
身代わりの効果持続時間が50ターンと長時間で強力だったからか、トルネコシリーズへ輸入された際に効果の持続時間が短くなった。

トルネコ2

身代わりの姿は【にせ神父】になる。
身代わりの効果持続時間は20ターンと少々短い。
なお、にせ神父を倒しても天罰は下らないので安心しよう。
ただ、にせ神父が本物の神父を倒した挙げ句、天罰を食らって消滅する可能性はあるが。
 
概要欄の記述を言い換えると、にせ神父が存在する限りは操作キャラクターはモンスターからは仲間と認識されるので、基本的に攻撃されなくなる。
にせ神父は、フロアのどんな場所に存在しても効果が持続するので、普通の状況では進入できない【つるはし】等で掘り進めたくねった地形に、にせ神父を作って『かなしばり状態』にして動けなくしておけばより安全。
今作ではこれを利用した【身代わりコンボ】が存在する。
指輪・杖・巻物を使用できない【戦士】では、GBA版では【はぐれメタルの剣】が全てを担ってくれる(詳細は「はぐれメタルの剣」の項目を参照)。
 
基本的に、にせ神父はフロア内に1体しか存在できず、新しくにせ神父が作られた場合、先に作られたにせ神父は元のモンスターの姿に戻る。
また『身代わり状態』のモンスターは、エフェクトこそ何も出ないが、システム上は同時に擬似的な『混乱状態』になっており、特技を一切使用できない。
なので、不用意に近付くと普通に攻撃される可能性がある。最大HPや対抗策が少ない【もっと不思議のダンジョン】の最序盤では要注意。
【水晶】または【あやしいかげ】によって魔法弾が反射され【トルネコ】に命中した場合は『混乱状態』になるのみで終わる点にも留意すべし。
時と場合によるが、部屋の真ん中で使えば、身代わりのにせ神父があらぬ方向へ向かい、他のモンスターをさらに遠くに追いやってくれる可能性がある。
 
ただし、にせ神父が他のモンスターに倒されると、当然にせ神父を倒したそのモンスターはレベルアップする。
よって、弱いモンスターを身代わりにしたり、レベルアップしたモンスターを倒す手段を持っていない状況でこの杖を使用するのは当然危険行為に充たる。
やらないとは思うが、この杖を使用して【経験値】稼ぎを行おうとは思わない方が良い。
無計画に身代わりのにせ神父を作って、自分の首を絞める状況に陥ると、何をやっているのか分からなくなる。しっかりと状況を見極めよう。
 
なお、身代わりが存在していても【バーサーカー】はやはりというべきか普通に襲ってくる。
見境が無いにも程がある。
なので、バーサーカーが出現するフロアでは、身代わりコンボや普通の時間稼ぎは基本的に破綻しやすい。
また【ぐんたいアリ】等のアリ系モンスターや【ゆうれい】等の壁貫通モンスターが出現するフロアでも『透明状態』にする手段を持ち合わせていないと計画が破綻しやすい。

トルネコ3

販売価格は2500G、買取価格は1000G。
 
身代わりの姿は【偽トルネコ】になる。
身代わりの効果持続時間は25ターンと、前作より5ターン長くなった。
なお【まどわし草】の効果で見える偽トルネコの表記は『何者か』なので、区別の際は一応注意しよう。
 
基本的な仕様は前作と一緒で、今作から追加された細かい仕様を説明すると、
【ポポロ】でこの杖を使用した場合、仲間モンスター偽トルネコをポポロと認識して行動し始める。なぜだ。
すなわち【身代わりの石像】の効果と近い挙動を取り始める。
偽トルネコが『透明状態』の場合、『めぐすり状態』以外のモンスターは偽トルネコを認識せず、通常通り行動する。
偽トルネコが存在している間、とびつき移動、手まねきによるひきよせ、足つかみなど、一部の特技が適用されない。
特に【マドハンド】系モンスターに捕まった場合、この杖を上手く利用すると回避できる場合があるのだ。
 
魔法弾が必中する、アイテム1つ分で使用回数がある限り何度でも使用できる、一度に複数体のモンスターに影響を及ぼせる、という理由で、仲間モンスターを擁するポポロでは有用な杖の1つに数えられる。
杖と【巻物】の良い所取りをした極めて強力な性能をしており、非常に有用なアイテムの1つ。
 
しかし欠陥も多いアイテムで、ポポロでの冒険中、そのダンジョンに出現しない仲間モンスターを何らかの方法で【分裂】させた後に【仲間から外す】をし、分裂されたモンスターを残した状態で【中断】してすぐ冒険を再開すると、そのモンスターのグラフィックが偽トルネコの代替グラフィックになる等のバグが発見されている。
 
なお、この『偽トルネコ』および、まどわし草で出現する『何者か』のモーションだが、【公式ガイドブック】にも一部記載がある通りやたらとモーションが凝っているのが特徴。
『身代わり状態』の『偽トルネコ』は基本的に通常攻撃しか行わないので『まどわし草』の『何者か』で細かく確認できるが、
 
レベルアップするとメチャクチャ高速でバンザイするわ、
踊り状態』で放置しているとコサックダンスを踊るわ、
【キラーマシン】の2回目の攻撃や何らかの特技を使う時には回し蹴りをはなつわ、
【ちからため】の特技の時には妙なポーズを取るわ、
【メタルハンター】の3回目の攻撃や【おおきづち】(のみ)の【痛恨の一撃】をお見舞いする時には昇竜拳をはなつわ、
【レノファイター】(のみ)が痛恨の一撃をお見舞いする時はサマーソルトキックをぶっぱなすわ、
 
最早やりたい放題である。
むしろ本体のトルネコよりも攻撃手段に長けていて強い気がするが……。