【錬金大成功】

Last-modified: 2023-01-04 (水) 15:01:06

概要

DQ9で登場した、【アイテム】合成におけるシリーズ初の「大成功」要素。合成の結果「狙った以上の結果」になることを言う。

DQ9

【宝の地図】の洞窟で、Sランクの【青宝箱】から手に入る【武器】や、ボスから手に入る【2%防具】の錬金で、2段階目のパワーアップのために【錬金釜】で合成(対象アイテム+【オーブ】×3+【しんかのひせき】×3)するとレシピ通りの武具が出来るのだが、この時に一定確率で「大成功」となることがあり、完成するレシピとは異なる武具が出来上がる。

このレシピとは異なる武具はどれもDQ9において最強の装備品。
特に【防具】の方は、装備特典のほうで優勢なものが多い。
大成功しなくても、失敗して破損することはなく、元々のレシピ通りに作られるアイテムが出来上がる。

これらの錬金の際には「大事な錬金だから」とご親切にも【冒険の書】に結果が記録される。
DQ9では冒険の書が1つのみでコピーができず、【中断】データも残せない仕様なので、再起動してやり直すことができなくされている。大事な錬金だからこそやり直したいのに…
まあ、そうでもしなければリセマラで簡単に大成功できてしまう為、当然と言えば当然なのだが。

また、もし大成功せずにやり直す場合には、【リサイクルストーン】を使って、出来上がった装備品を2段階ランクダウンさせなければならないが、このランクダウンや通常の合成結果も、【錬金レシピブック】コンプリートには必須である。
 
大成功の確率は低いが、【主人公】の特定のステータスが高いと確率が上がる。
このため、大成功を狙うプレイヤーは能力【ドーピング】の「種」を求めて、それをドロップする【モンスター】を乱獲することが多い。
しかし、今作での種のドロップ率は1/256、DQ5での【5強】を思い出すが、理論上最も確率を高くするには200~400個の種が必要なこともあり、まさに究極、廃人級のやりこみである。
当時、この手の錬金で失敗した場合、クホった(ラグナロクオンラインと言うゲームの用語で、アイテムの精錬に失敗し紛失したと言う意味)と呼ばれていたが、アイテムが紛失するようなことは無い。

貴重なオーブや高額の【ときのすいしょう】の大量消費を要求するこれらの錬金において、「大成功」を狙っている冒険者たちにとっては「失敗」と呼びたくなることが多いようだが、
【カマエル】が「とはいえ それが ふつうなのです」と言うように「錬金大成功」の作中での対義語はあくまでも「錬金成功」であり、「失敗」ではない。
何よりレシピ通りに錬金が「成功」して完成してるので失敗でもないし、「錬金成功」で出来上がる装備品も十二分に強いものばかりだ。

何より、ここまでの強い武具を全く破損させずに錬金してくれたのはカマエルのお陰だということを忘れてはいけないだろう。

 
ちなみに、実行する者は極めて少数だろうが、これらの装備を同時に2個以上練金した場合は個別判定とはならず一括で判定される。
【ぎんがのつるぎ】で例えると、大成功ならぎんがのつるぎが2振り出来、成功なら【すいせいのつるぎ】が2振り出来る。
資源に余裕があるのなら、やってみるのも一興かもしれない。
…が、正直 言ってオススメしない。

各ステータスに対応する武器防具