【門番】

Last-modified: 2024-01-14 (日) 23:44:11

概要

城門や関所の門を守る【兵士】のこと。門衛。
宝物庫を守る番人をこれに含めるかどうかは判断がわかれるところかもしれない。
DQ2以降ではストーリーの進行を制限する目的で主人公たちの行く手を阻む場合がある。
【じごくのもんばん】【てんのもんばん】などと言ったモンスターも存在する。
また一般に、戦闘に勝たないと先に進めない固定エンカウントタイプの【ボス級モンスター】も俗に門番と呼ばれる。

DQ1

主人公が呪われている【ラダトーム】の門番に追い払われる。そんな、ひどい…
【メルキド】の町は入口を【ゴーレム】が封鎖しているが、これも門番の一種といえるだろう。

DQ2

本作以降は【関所】(厳密には本作では【ほこら】)が登場し、【サマルトリアの王子】【ムーンブルクの王女】を仲間にしていないと通してくれない。
なお、【ムーンブルク西のほこら】で通せんぼしてくるのは兵士ではなく【神父】である。
本作の主人公たちは王族ということもあってか、呪われても門番に追い返されるようなことはない。
もっとも今作の呪いは「あたらしいタイプ」の呪いだと明言されているので、呪いの影響からして異なるのだろう。
【アトラス】【バズズ】【ベリアル】はフィールドグラこそ無いが、各階の階段直前を守っているので一種の門番と言える。

DQ3

【昼と夜】の概念が導入されたことにより、夜間は多くの城が門番によって閉ざされるようになった。
城門自体を封鎖する場合もあれば、王族の寝室だけを守る場合もある。ただし、夜間にも普通に侵入可能な場合も多々ある。
また、本作では【エジンベア城の門番】が非常に有名。
 
一方、本作の関所は鍵やイベントによって制限されているため、兵士が閉ざしているパターンは存在しない。
DQ3で最初の関所と言えるのは【いざないの洞窟】だが、門どころか分厚い石壁で厳重に封じられており、爆破して通れるようにするという強行手段に出る。
【ロマリアの関所】には(ロマリア側だけ)兵士がいるものの、ただ入口近くに突っ立ってがあれば勝手に通れという姿勢で実際には通行チェック(通せんぼ)は一切しておらず、関所としての機能には疑問が残る。  
 
【サマンオサ】の城の正面入り口の門番は最初は通せんぼしているが、【ボストロール】を討伐して【サマンオサ王】を救出したあとは話しかければ通してくれるようになる。
なお同じ城でも、勝手口側の門番は勇者たちに対し御用聞きの者(現代で言うところのセールスマン)か?と質問し、「はい」と答えるとあっさり通してしまう。そして「いいえ」と言っても「ならば正門に回りなさい」と言うだけで通せんぼするわけでもない。
正門と違ってザル警備過ぎるが、勝手口からは通常は台所までしか侵入できず台所と城内の間は鉄格子で隔てられているので安心しきっているのかもしれない。まさかどんな扉でもあけられる鍵が存在するとは思いもよらなかったのだろう。
 
【ゾーマの城】では【だいまじん】が門番に相当する。石像の姿もオブジェクトとして確認できるが、石像自体は避けて通ることができ、別途石壁が行く手を阻む形になっている。

DQ4

概ね前作の仕様を引き継いでいるが、【エンドールへの旅の扉】の兵士など主人公の行動範囲を制限する役割の門番が復活した。
例えば第二章冒頭で【サントハイム】の入口を塞ぐ門番のうち左側はフラグ持ちでもあり、クリフト・ブライと合わせた計3人の台詞(順不同)を聞いてからでないと、アリーナは自室から逃走できないようになっている。
また、本作には門番ならぬ番犬が登場する。
【じごくのもんばん】が別に門を守っていないことが有名。

DQ5

【サンタローズの村の門番】など、城以外で村や町の入口に門番(見張り番)が配置されるパターンが複数登場。
ただし、「村の入口の見張り」は前作の【山奥の村】が初出。
名のある門番として【ラインハットの関所】【トム】がいる。
宝物庫の番人を倒して通るというパターンが登場したのも本作が最初である。幸いこの作品では【へびておとこ】程度だが。

DQ6

本作では「自由度」を標榜するわりに各地にシナリオ進行を制限する関所がやたらとあることで知られる。
要するに中盤までは門番によって自由が制限されている。
場所によってはシナリオ進行で殉職したり、魔物によって眠り続けさせられている兵士がいたりと、死と隣り合わせの職業であることが伺える。
シナリオ上では【牢獄の町】の門番を務める【なげきのきょじん】が有名だろう。
また、【レイドック】(上の世界)の城下町および【ロンガデセオ】は入口が門番によって封鎖されている。シリーズ初の通行に必要な身分証明アイテムを入手してからでないと町自体に入れないパターンである。
【とうのへいたい】【ネルソン】【アークボルト】のイベント戦闘の兵士たちも立ち位置としては門番に近いかもしれない。
だがやはり有名なのは【海底宝物庫】アイツだろう。
本作の【じごくのもんばん】もやはり地獄の門は守っていない。

DQ7

門番にあたる人物自体は登場するが、【ふしぎな石版】が従来作の関所の役割をになっているため、主人公の行動制限という役割の門番はほとんどいない。
唯一、【マーディラス】編だけは行動範囲が制限される場面が多く、マーディラスと【大神殿】の間の関所、王立魔法研究所やマーディラス城の前に立つ門番がシナリオに関わってくる。
ちなみにどの門番も【大神官の書状】を持っていれば無条件で道を空けてくれる。

DQ8

本作でも従来と同じく各所に門番が存在する。
シナリオ序盤で【トラペッタ地方】【リーザス地方】を結ぶ橋を守る兵士が無残に殺されるイベントがある。
【北の関所】も杖の力を得た者によって破壊されているが、こちらは殺されてはいない。
【ゼシカ】の部屋を守る【マルク】【ポルク】など、一時的に門番の役割を果たす人物も登場する。

DQ9

それぞれの王国に城門を護る衛兵がいる他、【セントシュタイン東の関所】にいる兵士が該当する。
関所の兵士のパーシーはクエストの依頼主の1人でもある。

DQ10オフライン

各国の城門や関所などに兵士がおり、【大国】では【破邪舟】のシナリオまで終わらせていないと城の中に入れてくれない。

DQ10オンライン

Ver.5.0では国境通過のためのクエストが課せられる。

DQ11

【デルカダール城下町】・下層の門番が有名だろう。ちなみに彼は別ルートを通ることでスルーすることが可能。
他には【サマディー地方】の関所を守る【アポロ】などがいる。
主人公が人間に追われる立場でありながら人相があまり知れ渡っていないのか、本作ではあまりシナリオに関わることは少なく、従来と同じくいくつかの関所で主人公の行動範囲を制限する役割を担っている。

トルネコシリーズ

トルネコ1と2にてお城の門番が【番兵】という名前で登場する。詳細は当該項目を参照。

ソード

名前は「城の兵士」。
【アルソード王国】の門を守っている兵士。
【主人公】たちが外の世界へと旅立つ際に優しく声を掛けてくれるほか、毎回町に戻ってきた際に戦いでダメージを受けた盾を【ふしぎなこな】を使って新品同様に修理してくれるナイスガイ(しかも無料)。
 
その為、彼に大変お世話になったプレイヤー達も多いことだろう。
 
ちなみにたいして重要なモブキャラでもない彼にもちゃんと声があてがわれており、立花慎之介が担当している。

ヒーローズ2

ストーリーが進まないと通ることができない関所が各所に存在する。