【難破船】

Last-modified: 2023-08-02 (水) 16:00:28

DQ6

DQ6に登場する地名。
【ムドーの島】に乗り捨てられたボロボロの【船】であり、人どころか宝箱さえ存在しない。あちこち破損してボロボロではあるがきっちり接岸してタラップも降ろされているので、そもそも難破船と呼べる代物かどうか謎な部分がある。
【ハッサン】は過去に誰かが上陸したのかもと推察しているが、【ムドー】討伐のためにやってきたのか、別の目的があったのかも、作中では結局わからずじまいである。
この船に入っても、最後に上記のハッサンの台詞が用意されているだけなので、行く必要のない場所でもある。【ミレーユ】の台詞はない。
 
ちなみに【神の船】を借りるイベントの際に【ゲントの村の長老】が「レイドックには船があったはずなのになぜ神の船を借りにきたのか」と言及しており、【レイドック王】の回想シーンで登場する【レイドック】所有の船とこの難破船が、破損している部分を除いて全く同じ形状であることから、この難破船がレイドック所有の船であったとことが暗に示唆されている。
なお、ムドーの島の洞窟内にはレイドック出身者と思われるメッセージ付きの白骨が転がっている。
……が、作中で明言されることはない。あえて謎のまま残すことでプレイヤーに考察する余地を残したのだろうか。
 
なお、余談だが「難破」とは嵐などで遭難することを意味し、「難破船」のほとんどは沈没するので【沈没船】とほぼ同義である。稀に浅瀬で座礁したり、制御を失って砂浜などに漂着する場合もあるが、目的を持って浜辺に上陸もしくは係留してある船を難破船とは普通呼ばない。
上陸に使われた船だとすれば、相当な年月が経過して難破船に見えるほど風化していたことを示しているのかもしれない。
また、【天馬】で飛行中は船や【ひょうたん島】など他の乗り物オブジェクトが消える仕様があるのだが、この難破船も消える。そして実はこのときわかるのだが難破船のあるマスは浅瀬になっているため、浅瀬に座礁しているということかもしれない。
ただし、これは【あわあわ船】が浮上するときにオブジェクトが重ならないように、このマスを浮上できない地形(上に陸地もしくは浅瀬があると浮上できない)にしているという事情も考えられるため、シナリオ設定上の意味があるかどうかは不明である。通常、浅瀬の下の海底には目印として岩礁があるが、ここにはそれがない。
 
ちなみに漫画版ではレイドック王子、ハッサン、ミレーユがムドー討伐の際に乗ってきたものと言われている。

DQ10オフライン・オンライン

Ver.2のフィールドである【コニウェア平原】に2隻座礁しているほか、各地に船の破片が散乱している。
奥にある船はより大きく、壊れた船底から入って2階に上がることが出来る。