【青春の１ページ】

DQ11

【れんけい】技の一つ。使用するには【主人公】と【マルティナ】がゾーン状態に入っている必要がある。
敵1体に主人公の通常攻撃の4倍のダメージを与える攻撃技。よりにもよってこの技が主人公の最大倍率の攻撃技である（一応、1位タイの技に【ほのおのまい】がある）。
　
【ナギムナー村】の酒場付近にいる老人からはこの技を使用した【青春の１ページ（クエスト）】を依頼され、その老人からは主人公の【全身全霊斬り】と、もう一つある特技が必要と言われるが、そのある特技については教えてもらえない。
もっともそちらは初期習得技なので、普通にプレイをしていたら全身全霊斬りを習得したと同時にこの連携を覚えるので問題はないが。
　
そのもう一つの特技は、なんと【ぱふぱふ】。
使用時のアニメーションは、主人公がマルティナのぱふぱふを受けてスーパーハイテンションよろしく力が漲り、渾身の全身全霊斬りを叩き込むというツッコミどころ満載のもの。
しかも攻撃前の助走がやたらカサカサしており、繰り出される斬撃が【ギガスラッシュ】よりも明らかにデカい。
主人公もなんだかんだで【ロウ】の孫なんだなぁ…と思わされるシーンである。実際、ロウにも同じようにお色気の力でパワーアップする連携技がある。
まあ主人公の場合、恥ずかしさのあまり発狂してそのまま敵に突進していった可能性もなくはない。
それならこの技を出す前に2人が気合いを入れる構えを取るのはなんなんだとなるが。そこは置いておこう。
しかしその結果、全身全霊斬りや【つるぎのまい】を上回る攻撃力を出すのだからエロはかくも偉大である。
　
3DS版の3Dモードでは、ぱふぱふ敢行前に誘惑するマルティナに対して主人公が驚きの表情を浮かべ、ぱふぱふ中のイメージイラストに「ぱふ～ん」の文字や効果音がない代わりに、鳥の鳴き声が流れる仕様になっている。
2Dモードではムービー演出が無い代わりに「うぷぷぷぷ　　き　きもちいい……」というセリフが流れる。ぱふぱふで【主人公が喋るシーン】は【サマディー城下町】のぱふぱふ屋においても見られるが、モンスターとの戦闘中という緊迫した状況かつ公共の場においても同様の快感を得ている（また、マルティナがそれを与えている）ことを表す貴重なセリフである。
　
ぱふぱふで青春というのも変な気がするが、DQの勇者たちが冒険の最中、時には戦いを忘れぱふぱふに癒しを求めることもあったことを思えば、青春の1ページと言われるのも頷けるだろう。英雄色を好むというやつだろうか。
　
英語版での名称はBuff Buff。Puff Puff（ぱふぱふ）とBuff（バフ、ステータス強化のこと）をかけたものと思われる。