【WORLD】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 03:19:29

概要

ジョーカー3プロで初登場した【神獣】。読みは「ワールド」。
力の王【JESTER】と知恵の王【JOKER】が融合した究極の姿で、神獣の王のみが到達するものらしい。
外見は電撃のオーラを纏った神々しい姿の白狼だが二足歩行かつ【メガボディ】になった。さり気なく赤と青のオッドアイ。
名前の由来は大アルカナの21番目である世界(WORLD)だろうか。世界を支配する能力を持っているかも。
他の神獣たちの由来であるトランプの絵札は小アルカナを原点にしているためそれらの王の名にふさわしいと言えるだろう。
 
DQMSLでは「神獣王WORLD」名義で登場している他、亜種として「DARK」がいる。

ジョーカー3プロ

ストーリー中でその姿を見ることができるのは【大魔王マデュラージャ】戦前。
魔王に操られたJ1・J2【アロマ】の幽霊を救うために兄弟で融合し、「破魔天光」なる技で浄化する(後にDQMSLに特技として実装された)。
しかしWORLDの姿でいることはかなりの精神力を消費するらしく、見られるのはそのシーンのみ。
マデュラージャに「まとめてかかって来い」と言われた瞬間に変身を解除し、主人公に戦いをほぼ丸投げするなど、究極と呼ばれる割にシナリオ上での扱いはあまり良くない。
【邪獣ヒヒュルデ】の手下の殲滅を引き受けてくれたり、【魔戦神ゼメルギアス】の動きを止めてくれたり、【グランエスターク】となって敵の守りを破った上に止めを刺したりしてくれた旧作の味方キャラに比べると、
マデュラージャやその手下にかすり傷すらつけておらず、主人公に敗北し戦力としては機能しなくなったアロマの相手をしただけのWORLDはどうしても戦闘面においては地味になってしまう。
しかし、主人公に【ウィンデオ】を託した神獣は、「ひと時しかWORLDの姿は保てないが、主人公が一から育てた神獣ならあるいは……」と、主人公の努力次第ではWORLD姿を持続させられる神獣を育て上げられる可能性を仄めかしている。
また、マデュラージャに操られた上に地獄の苦しみを与えられていたアロマ達を救ったのはとても立派な事であり、今までの味方キャラの様な破壊や戦闘という側面での活躍こそ無かったが、救いを与えるという戦いとは別方面での活躍をしている。
 
モンスターとしては???系SSランクで、ストーリーよろしく【JOKER】×【JESTER】の配合で作れる。
神獣が仄めかしていた通り、主人公ならばWORLD姿を持続させられる神獣を育成できるようだ。
本作の神獣系は通信コインでは手に入れられないため必然的に大量の【神獣石】が必要になる。
こいつさえ作ってしまえば次からは神獣の里でWORLDを神獣石20個で、JOKERとJESTERを神獣石10個で呼び出せるようになる。
特性は【メガボディ】【不屈の闘志】【つねにマホカンタ】【光のはどう】
+25で【強ガードブレイク】、+50で【れんぞく】、+100で【秘めたるチカラ】
ギガボディ化で【AI3回行動】、超ギガボディ化で【星のいかり】を覚える。
合体特技は【神の裁き】、そして合体特性は【究極こうどう はやい】
 
能力値は攻撃が最大値、賢さも最大値とほぼ変わらない程に高く、攻めに関しては他の追従を許さない。
一方で、HP、守備力共に低く非常に打たれ弱い上に、素早さも微妙と合体しない場合はただの紙である。
 
しかし合体特性が【究極こうどう はやい】なため、1枠にし、【合体上手】【AI3~4回行動】を付けたWORLDに3枠の(できれば素早い)モンスターと合体することで
絶対先制から8回行動をし、バフを盛ってサンバ悪夢祭りを展開し、文字通り何もさせずに殲滅するWORLDが対戦で跋扈している。ちなみにWORLD側を【ギガボディ】にすると特性を多く付けやすくなるが、行動回数は最高6回まで落ちる。こちらも対戦で非常にメジャー。
そして固定特性が不屈の闘志なため、特性構築の自由度が高い上に【根に持つタイプ】で止められない。
シナリオ上では戦闘はせずにアロマを浄化するという役割だったが、仲間になると一転して攻めの鬼としての活躍が期待できるモンスターになる。 
以上のことから合体4枠WORLDとまともに渡り合うためには同じ究極行動はやいのモンスターをぶつけるか、
亡者みがわり等で初手を凌ぎスキップを撒いて機能停止にするしかない。
元々耐久力が低い上に、複数回行動を所持している為反撃に転じられればすぐに倒せるはずだ。

ちなみに究極行動速いの中では最も遅いため(それでも990あるが…)、究極行動速い同士の殴り合いは非常に苦手。
紙耐久も合わさり一瞬で蒸発してしまうので相手に【魔戦士ヴェーラ】などが見えると死線が見える。
究極こうどう はやいミラーに備えて【亡者の執念】【リザオラル】を搭載するものもいるとか。
また、特性上亡者リザオも苦手で、横行しすぎた現在はこいつ=1ターンキル狙いがバレバレな為、合体4枠相手に安易に1ターンキルを狙うと亡者リザオに簡単にハマってしまう。更にその合体4枠が8回行動だとまずこちらが1ターンキルし返されてしまう。
 
【魔剣士ピサロ】【グランドラゴーン】【ダークドレアム】との四体配合で【魔界神マデュラーシャ】ができる。
 
余談だが無印版ジョーカー3でJOKERを手に入れているのであれば、追加シナリオをクリアした状態で引っ越し機能を使ってJOKERを引き継げばコイツを作る分の神獣石はJESTERの分だけで事足りるので、コイツや魔界神マデュラーシャを量産したいが神獣石を節約したいという人は一考の余地がある。

テリワンSP

JESTERと宿敵の参戦に伴い、こっちも参戦。配合方法は同じだが、こいつを使った特殊配合は無し。ライブラリのNo.は一番最後の659。
特性はメガボディ、ふくつの闘志、つねにマホカンタ、光のはどう、全ガードブレイク、星のいかり。
スキルは変わらず【WORLD(スキル)】
 
位階は最高なのだが、究極行動早いがないためめちゃくちゃ弱い。
前作から引き続き、素の状態では完全1回行動。
マインド無効なのにふくつの闘志を所持。そのくせマヒは素通し。
そこそこ高い攻撃力を活かして物理攻撃しようにも全ガードブレイクを生かして状態異常を撒こうにも前作持っていたはずのれんぞくを忘れている。
しかもMサイズかつこのダメダメ特性なのに前作同様耐久があまりにもショボく、HP1539・守備680と並の1枠すら下回る驚異の脆さを誇る。
当然配合素材のJOKERやJESTERの2体で戦った方が強い…どころか下手をすると1枠よりも弱く、枠数を考えると同じく配合前より弱い【魔剣神レパルド】やJ3Pの【幻魔将ファズマ】よりさらにタチが悪く、戦力としては話にならない。

最もこいつの強さはほとんど究極こうどう はやいにあるため、(システムの都合上仕方が無いとは言え)それを取ったら何も残らないのはある意味当然なのである…。

イルルカSP

テリワンSPから続投。今回は新生配合で【秘めたるチカラ】、ギガボディで【AI3回行動】、超ギガボディで【れんぞく】(4回)を習得する。
今作は配合先が追加されており、大魔王マデュラージャとの配合で魔界神マデュラーシャが作成できる。
 
相変わらずシステムの都合上、頼みの究極こうどう はやいは持てないまま。超ギガボディ化で覚えるれんぞくはVer1.0.1までは1回と完全な死に特性であった。
【超こうどう はやい】との入れ替えで疑似的な再現は可能だが、今度はやはり仕様上サイズ変更はできなくなり、超こうどう はやいは当然ミラーも多く、状態異常耐性がガタガタになるのでやっぱりJ3Pほどの活躍は見込むべくもない。
新生によって死に特性を入れ替えられるのでテリワンSPより多少マシ程度ではあるのだが…

今作ではなんとこいつを夢見るタマゴの『?』でない状態のところに出現することがある。

DQMSL

「神獣王WORLD」名義で登場。【???系】のSSランクで、「神獣王フェス」という期間限定福引きでのみ入手可能。
特性は【AI2~3回行動】【ふくつのとうし】、「究極のオーラ」、【デインブレイク】で、リーダー特性は全系統の最大HP10%と攻撃力5%と素早さ10%アップ。
効果こそ違えど、ここでも不屈の闘志を持っている。もはやこいつと不屈の闘志は切っても切れない関係にあるようだ。
習得特技はJ3Pのイベントで使った「破魔天光」、【ミナデイン】、戦闘中1回だけ敵単体を【封印】する「神獣の封印」、【ゆうきの斬舞】の4つ。