【おばけキャンドル】

Last-modified: 2024-03-21 (木) 04:57:55

概要

DQ5で初登場した、小さなナイフを持ったロウソクのお化け。
色違いモンスターに【ともしびこぞう】【キラートーチ】【ダークキャンドル】【蒼炎の使徒】が存在する。
【ドラゴンクエストパーフェクトコレクション】1993年版のインタビュー記事では【堀井雄二】によるラフ画が掲載され、そこでは「おばけロウソク」というモンスター名だった。
どちらかというとモンスターズ系で登場機会の多いモンスターでイルルカまでは皆勤して登場していたが、DQMJ3では【ライドシステム】の適応が難しいからか登場していない。
頭の火は自ら消すことができ、DQ10では普段は火を消すことでエコを心掛けているのだとか。
またタクトでは火を丸ごとナイフに移しファイヤーダンスを披露する。

DQ5

【ゴースト】と同様、【レヌール城】の内部のみに出現する幼年時代限定モンスター。
古城をモチーフにしたお化け屋敷にぴったりの見た目である。
 
シリーズ恒例の序盤に集団で【メラ】を唱えてくる難敵。MPは3でメラ1回分。
しかし、本作から導入された【制限行動】によって1グループあたり1ターンに2発までしか唱えない。
加えて1度に4匹(リメイク版では3匹)までしか出現しないため、前作の【メラゴースト】ほど理不尽なことにはならないが、レベルが低いうちに出会うとやはり危険なことにはかわりない。
また、前作までのメラ使いは攻撃力が低めだったが、こいつは片手に刃物を携えているためかメラ使いの割には出現時期に対して攻撃力も高め。というか、レヌール城で出現する雑魚敵の中では最も高い。特にナイトウイプスと一緒に出現すると危険。
なお、全身がロウでできているので、いかにも高熱や炎には弱そうな見た目だが、むしろ炎系に耐性を持ち、特にメラには強耐性を持つ。
頭が燃えていてもいつまでも燃え尽きないところを見るに、何かしらの魔力で保護されているのかもしれない。
 
また、レヌール城のダンスホールの会場の円卓で食事を待っている【骸骨】たちの正体もコイツ。
【おやぶんゴースト】に落とし穴で円卓の中央に落とされると、コイツ4匹(リメイク版では3匹)を一度に相手にすることとなる。
【いばらのむち】を持っていない場合は、【ビアンカ】は安全のために防御するのも手。
 
それにしても、一応「おばけ」であるとはいえ何故骸骨からこいつらが出てくるのか。
グラフィック的には【スカルサーペント】あたりの方が近いと思うのだが……。
 
落とすアイテムは【ブロンズナイフ】

リメイク版

青年時代後半の【お金持ちの屋敷】周辺にも出現する。
ちなみに、お化けという設定を無視して【ゴースト】と一緒に真っ昼間からわんさか出てくる。
【スカルサーペント】は一応昼間はあまり出ないのだが…。
仲間にすることができるようになった。詳細はこちら。しかし今更すぎるため【今更四天王】と呼ばれる。
また、仲間になるようになったため、専用のフィールドグラフィックが用意されたが、なぜかレヌール城のイベント戦闘は相変わらず骸骨である。

DQ7(リメイク版)

【トクベツなモンスター】の一種。【おばけ退治!】に出現する。
同じくメラを使う【ねこまどう】と同じくらいの強さの敵。それほど苦戦はしないだろう。

DQ10オフライン

【久遠の森】に夜のみ出現する。
【メラ】【ヒャド】(怒り時)を使うので、【出身村のおはなし】で訪れた【エルフ】にとっては多少手強い。
クエスト【エルドナ神の洗礼】で使用する【かがり火の石】を落とす。
通常ドロップは【まほうの小ビン】、レアドロップは【イエローアイ】

DQ10オンライン

転生モンスターに【ようがんトーチ】が登場。
詳しくはこちらを参照。

DQM・DQM2

物質系×獣系の基本配合で誕生する。
敵としてはDQMでは【格闘場左のとびら】1~12階【バザー端のとびら】6~10F、DQM2では【砂漠の世界】の地下水道などに登場する。
習得する特技はメラ、【きあいをためる】【くちぶえ】
ステータスは素早さと賢さは思いのほか成長し、HPとMPもそれなり。だが守備力はかなり低い。
おばけキャンドルに【かりゅうそう】【エビルシード】などを相手に配合すると【ギズモ】が、【ばくだんいわ】相手だと【さまようよろい】が誕生する。
DQM1の牧舎には大きなろうそくの姿で登場する。星降りの大会前は眠っているが、大会後はテリーに言葉を話す。PS版では廃止され、おばけキャンドルではなくただのろうそくになっている。

キャラバンハート

物質系のDランクで、重さは2。
物質系に物質系の心と悪魔系の心を与えると転身可能。
敵では【旅立ちの洞窟】などに出現する。
習得特技はメラとくちぶえは同じだが、気合いではなく【ちからをためる】に変更されている。
ステータスはMPの成長がなかなか良く、その他も平均的に伸びる。レベルアップの速度も速い。
これにおばけキャンドルの心、【ひくいどり】の心のどちらか2個、もしくは1個ずつを与えると【フレイム】に転身できる。
転生士の能力で転生させると、ランク1の【占い師】(子供・男)になる。

DQMJ

名前に「お化け」と付いている【おばけキノコ】【きりかぶおばけ】【ゾンビ系】に分類される中、こいつは変わらず物質系でEランク。
特性はなく、耐性はダウンをむこう。
【デオドラン島】のダンジョンに出現し、こちらのレベルが高くても逃げずに近づいてくる。
所持スキルは【レッドファイター】

DQMJ2

ランクがFランクにダウンしてしまった。
【魔界】に野性個体が出現する。
能力限界値はFランク相当なので、対戦では使えない。
特性は【メラ系のコツ】

DQMJ2P

今作では物質系の最下位になり、ゲーム開始時にもらえるモンスターの一体になった。
名前はオンドル。由来は種族名を略したものと思われるが、韓国の伝統的な床下暖房の名前でもあるので、もしかしたらダブルミーニングなのかもしれない。

特性には【ボミエブレイク】が追加。
強化で【まれにまもりの霧】、最強化で【メラブレイク】がつく。
特性を見ての通りメラ系のエキスパートであり、攻撃力・賢さともになかなか高いため、【メラガイアー】【れんごく斬り】で暴れ回る。
【闘神レオソード】を覚えさせた場合、自動MP回復とメラ系のコツが合わさり、【メドローア】を撃ち続けてもMPが尽きないようになる。
【メラゴースト】と比べると賢さと耐性で劣るが、こちらの方がバランスは良い。

テリワン3D

ランクや系統は変わらず。
たびだちの扉、まちびとの扉、たくらみの扉に出現。
特性は【スタンダードボディ】【メラ系のコツ】【パラメータブレイク】、+25で【まれにまもりの霧】、+50でメラブレイク。

イルルカ

引き続き登場。【砂漠の世界】の地下水路に出現する。
【新生配合】【根に持つタイプ】【メガボディ】化で【AI2~3回行動】【ギガボディ】化で【メタルキラー】、SP版では【超ギガボディ】化で【ショック攻撃】を習得。

DQM3

今作では【ゾンビ系】に変更された。ランクG。
野生では出現せず、ゾンビ系と物質系の系統配合で生まれる。
 
特性は【火のコツ】【きょうせんし】(Lv20)、【くじけぬ心】(Lv40)
Lサイズ化で【1~3回行動】【弱体化ブレイク大】【火ブレイク大】(Lv60)。
所持スキルは【レッドソード】
 
【シャイニング】との配合で【ランタンこぞう】【ドラキー】との配合で【おばけプレート】【たけやりへい】との配合で【ひとくいサーベル】が生まれる。

バトルロード2

第三章後期で敵チームのみで先行登場し、四章でカード化された。
ステータスはHP:524 ちから:73 かしこさ:36 みのまもり:72 すばやさ:68。
使える技は「メラメラ斬」と「ろうにんぎょう」。
前者は炎をまとった剣で敵1体を攻撃。
後者は転んで敵1体にロウをぶっかけ、ダメージを与えつつ動けなくする。
僧侶と組むと、メラメラ斬が「ふうぜんのともしび」に変化。この技は敵全員に炎を吐いて攻撃する。
能力はまあまあだが、賢さが低く氷と風に弱かった。

バトルスキャナー

チケットの裏側に描かれているが、結局登場することはなかった。

トレジャーズ

お宝として【おばけキャンドルの像】が登場。

ライバルズ

スタンダードパックに共通ノーマルカードとして収録されている。

1/2/1 物質系
死亡時:ランダムな敵1体に1ダメージ

死亡時に命の灯火を飛ばすが、これがなかなかの曲者。
当たりどころ次第ではその後の戦況を大きく左右することもあり、多くのプレイヤーを一喜一憂させた。
攻撃性能が高めで、体力1のユニットの共通の弱点である【メラゴースト】にやられやすいもののカウンターで道連れにしてくれることもままあり、初期環境では主に速攻デッキで採用され活躍した。
 
第2弾では色違いの【ともしびこぞう】が登場し、こいつと非常によく似た効果を持っている。

ウォーク

メインストーリー1章10話から2章4話までザコとして登場。ただし夜の時間帯にしか出現しない。
メラに加えてヒャドも唱える。
こころは紫色でコストは15。グレードSでメラを覚える。

タクト

2020年12月31日開催の「ドラゴンクエストVイベント」にて、ドロップモンスターとして登場。
物質系Dランク、こうげきタイプ。
とくぎは【メラ】/【かえんぎり】