【きりかぶおばけ】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 05:05:19

概要

DQ4などに登場する切り株型の化け物。
色違いに【ダークドリアード】【デーモンバウム】がいる。
切り株に化ける上に空まで飛べる【ふゆうじゅ】が登場し、存在意義が危ぶまれている。
 
ちなみにシリーズで最初に敵側で【やくそう】を使ったモンスターである。

DQ4

一章の【イムル】周辺や【古井戸の底】、三章の【ボンモール】【エンドール】周辺、五章の【ブランカ】~エンドール周辺などに出現する。
イムルでは周辺のモンスターと比較して2倍近いHPと攻撃力を持つうえ、【やくそう】を使って回復まで行うしぶとい敵。しかもこちら側と違い、永久に薬草を切らすことがない。
ちなみにシリーズ初の、戦闘中に道具を使用するモンスターである。
一方で素早さはたったの1しかないため、【ライアン】でも普通に先攻できる。
登場時期が総じて「一人旅を行うキャラの初期段階」になるため、攻め切れるだけの力がないと、打撃と薬草の交互戦法の前になすすべもなく倒されることもある。
2匹ペアで現れることもあるのでそうなるとかなり絶望的。無理だと思ったら素直に逃げよう。
ただし薬草の使用は完全ランダムなので、後出し薬草されるとイライラするが向こうがピンチになっても回復しないなんてこともザラ。
 
闘技場では【みならいあくま】【ミノーン】との組合せで登場する。薬草がある上に攻撃力とHPが高いので鉄板と思いきや、回復が適当なので勝率は見習い悪魔とさほど変わらない。
 
ちなみに一章と三章ではコイツが出現する地域で夜にしないと進まないイベントがあるため、ほぼ確実に一度は出くわすことになるだろう。
リメイク版では一章のイムルで夜にする必要がなくなり、しかも敵の出現率も大幅に下がっているので、あまり出会わなくなった。
三章の場合は、一応【レイクナバ】周辺などで夜にしてから【キメラのつばさ】で飛んでくるという逃げ道もある。
【レイクナバ北の洞窟】にもいるが、ここには【くさりがま】が入った宝箱がありこれを装備すれば2発で沈むので大して怖くない。
 
リメイク版では薬草使用時に、自分の腕に生えている木の葉を用いて回復するアニメーションが入る。
木の葉を「草」と呼ぶのに違和感があるかもしれないが、「薬草」とは薬用植物全般の呼称なので別に問題は無い。そもそも【公式ガイドブック】のイラストでも薬草は葉っぱとして描かれている。
……それにしても、葉っぱ一枚一枚が薬草として機能するなら、こいつ自身が薬用として人間に乱獲されてそうである。
 
落とすアイテムは言うまでもなく薬草。

DQ11

【デルカダールの丘】に出現。PS4版等のみ【ナプガーナ密林】にも出没する。切り株に擬態している。2Dモードでは【名もなき地】【ソルティコの町】西)にも出現する。
相変わらずの序盤モンスターであり、行動パターンもDQ4と全く同じ。
ドロップアイテムは通常枠が【やくそう】でレア枠が【きれいな枝】

すべての敵が強い

最序盤の修行相手であり、癒やし。
昼間にフィールド攻撃せずにエンカウントすると、単体で出現する上に寝ているので、そこを攻めれば楽勝。
報酬も悪くない(というより、苦戦しやすいリリパットよりも稼げる)ので、素材集めがてら稼がせてもらおう。
【楽な戦いは経験値なし】を併用しているとレベル8から経験値を貰えなくなるので注意。

強ver

通常版同様、デルカダールの丘と名もなき地に出現。戦闘で【上やくそう】を使用するのだが、なぜか通常のドロップアイテムは【特やくそう】である。ちなみにレア枠は【あんこくの樹木】
 
【ネルセンの迷宮】では、PS4版等では【賢者の試練】・不惑の森の下層に昼のみ生息。一方3DS版等では【試練の里への道】に居る。
この個体はきちんとドロップアイテム通り特やくそうを使う他、【ラリホーマ】【ふしぎなおどり】まで使ってくる。

DQM1、2

植物系として登場。
1で【とまどいのとびら】6Fで【じんめんじゅ】に近づこうとするのを邪魔してくることで有名。
コイツに合わせてか、ここのBGMはDQ4の【勇者の故郷】だが、こんな話はDQ4にない。
配合では【コハクそう】×獣系の組み合わせでのみ生み出せる。
野生では1ではとまどいの扉の他に【まちびとのとびら】【はかいのとびら】に、2ではルカ編のみ【雪と氷の世界】の南の森などに出現する。
 
習得する特技は【ラリホー】【ゾンビぎり】【トラマナ】
ステータスはHPとMPがよく伸びるが、攻撃力と守備力が絶望的に成長しない。耐性自体も非常に悪く、強さは全モンスターでも最下位クラスに入る。
 
ただし、Vジャンプ公式ルールにおけるモンスターレートが30と言う破格の低さゆえ、他のメンバーモンスターに高グレードの種族を充て易くなる利点がある。(現に公式戦で優勝した選手も、高グレードの【デスタムーア】【コアトル】にグレードを割くためコイツをパーティーに入れていた)
このモンスター自体も、+値99にして【ローズバトラー】×【ゴールデンゴーレム】でコハク草を作り、そこに耐性上昇させた【キングレオ】をかければ、かなり耐性の高い切株お化けが得られる。素材の無駄遣いだと思うかもしれないが、コイツの耐性はこうでもしないとまともに強化できないと思っていい。
ステータスも詩人や種でどうとでもなる。実は高めの会心率を持っているので鍛えればアタッカーとして優秀だったり。
以上のように、手間さえ惜しまなければVジャンプルールでは非常に利用価値の高いモンスターである。意外なモンスターが使われる例は他にDQM2の【ベルザブル】もいる。

PS版

とまどいの扉の個体に話し掛けても戦闘にならなくなった。
2では、「からくちのかぎ」という【ふしぎなかぎ】の世界の植物系モンスターの村に【ここは○○の町ですキャラ】を担当する個体がいるが、なぜか村の奥の方に配置されている。

キャラバンハート

自然系のBランクとなぜかランクが高い。同じランクにアークデーモンを始めとした派手なモンスターが多く存在しているので、違和感を覚えるであろう。重さは3。
【サマルトリア】地方西部などに出現する。
自然系に自然系の心とスライム系の心を与えると転身できる。
習得する特技はラリホー、トラマナ、【ちからをためる】
HPがそれなりに成長するが、突出した能力はない。
【転生士】の能力で転生させると、ランク1の転生士(子供・男)になる。

ジョーカー1

本作では【ゾンビ系】のFランクとして登場。切り倒された木だからか、はたまた【おばけキノコ】同様名前に「おばけ」と入っているからだろうか。
野生の個体は【ノビス島】(夜のみ)、【名もなき島】に出現する。
スキルは【エコロジー】
こいつ2体と【くしざしツインズ】2体の4体配合で【じんめんじゅ】ができる。

ジョーカー2・2プロ

野生の個体は密林に出現する。
【リザードキッズ】【マドハンド】と共に前回から特性が貰えなかったモンスター。
 
プロフェッショナル版ではステータスの底上げや特性の追加がされたが実用面で大きな違いはない。
特性は【体技封じブレイク】とマホトラブレイク。
強化で【マホトラ攻撃】、最強化で【自動MP回復】を得る。
じんめんじゅはくしざしツインズの代わりに【マッドプラント】2体でも作れるようになった。

テリワン3D

引き続き、ゾンビ系のFランク。
野生個体はおもいでの扉とゆうきの扉に出現する。
また、とまどいの扉のぬし【じんめんじゅ】の取り巻きとしても登場する。
そしてそのじんめんじゅは前作と同じ組み合わせでできる。
 
特性は【スタンダードボディ】【ベタンブレイク】、マホトラブレイク、+25で【マホトラ攻撃】、+50で【自動MP回復】
 
【ジュヒョウの国】には家出した【はなまどう】を待ち続けているNPCがおり、【カレキ王】をはなまどうと見間違えていた。確かに雰囲気は似ているが…。

イルルカ

しろいタマゴを孵化するか、【他国マスター】からスカウトすればよい。
【新生配合】【根に持つタイプ】【メガボディ】化で【AI1~2回行動】【ギガボディ】化で【ねむりブレイク】、SP版では【超ギガボディ】化で【ときどき冥界の霧】を習得する。
じんめんじゅの配合はこいつ2体と、【もみじこぞう】2体か【ヘルボックル】2体との配合に変更された。
 
余談だが、【ふゆうじゅ】の豆知識によるとふゆうじゅは空を飛べる上に切り株になりすませるため、きりかぶおばけの存在意義が問われているらしい。
こいつの豆知識には「座ろうとする旅人を襲い死ぬまで養分を吸い取ろうとする」とかなり恐ろしいことが書かれている。

ジョーカー3プロ

ふゆうじゅのせいで存在意義が問われていた彼(?)だったが、そのふゆうじゅを差し置いてプロフェッショナルで復活。系統が変わり自然系のFランク。また、上位種のダークドリアードも登場。
【神獣界】には3枠にまで巨大化したコイツが昼寝している様子が見られる。
 
特性はイルルカからサイズが【スモールボディ】に、マホトラブレイクはジャミングブレイクへ変更。後は同じ。
超ギガボディ化で【せいぞんほんのう】を習得。
合体特性は【絶対呪文会心】で、合体特技は【世界樹の恵み】
所持スキルは【ホラー】
 
きりかぶおばけ×【ダークプラネット】でダークドリアードができる。
 
イルルカまでずっと出続けテリワンでは共演したことがある【じんめんじゅ】は残念ながら今作でも復活できなかった。

DQM3

ゾンビ系のGランク。【人間界】(草原)に夏のみ出現。
ドロップアイテムは【やくそう】、レアドロップは【ちからのたね】
自然系とゾンビ系の系統配合でも生み出せる。
 
特性は【幻惑ブレイク大】【いやがらせ】(Lv20)、【弱体化ブレイク大】(Lv40)、【2回行動】(Lサイズ)、【セラピー】(Lサイズ)、【ねむりブレイク大】(LサイズLv60)。
所持スキルは【ナチュラル】
 
【いたずらもぐら】との配合で【おおきづち】【マッシュスライム】との配合で【おばけキノコ】【ベビーマジシャン】との配合で【どんぐりベビー】【からくりエッグ】との配合で【ミノーン】【メーダ】との配合で【ふゆうじゅ】【キラーアンブレラ】との配合で【じんめんじゅ】ができる。

トレジャーズ

お宝として【きりかぶおばけの像】が登場。

ライバルズ

第8弾カードパック「一攫千金!カジノパラダイス」にて実装。僧侶専用のスーパーレア。

2/2/2
召喚時:GET(1)
BET:1ターンに1回のみ他のランダムな味方ユニット1体のHP+2

各職業に配られた2コストのコイン回収スーパーレア枠。
【ベビーサラマンダ】の餌となるコインの回収で仕事を終えてもいいが、こいつのBET効果は床や【修道院】との相性もいい。
本人のHPが低いとはいえ【キャタピラー】のような使い方ができる。

タクト

2020年7月16日サービス開始時から登場。ストーリーなどでスカウト可能。
自然系Eランク・ほじょタイプ
とくぎは【やくそう】【マホトム】
2021年8月6日に才能開花。
才能開花とくぎ「封印の息」
才能開花特性で【セラフィ】の「おたすけセラフィ」に次ぐ
「上やくそうなげ」(なかまが敵からこうげきを受けた時 なかまが射程1~2の範囲内にいる場合 上やくそうで回復する)「呪文封じ成功率+10%」などを習得できる。

ドラけし!

常設ステージ版デルカダール地方のダーハラ湿原にレア枠として登場。
星3の黄属性で、スキルは円形範囲の敵の行動を遅らせる「ふしぎなおどり」。

いたストSP

株に関するチャンスカードのイラストにやたらと採用されている。その数10枚。「切り『株』」ゆえの駄洒落か。
チャンスカードは全部で100枚なので、1割がきりかぶおばけに支配されてしまっている。
ちなみに、一部グラフィックはなぜかGB版DQMのものが採用されている。

蒼天のソウラ

8巻で【ソウラ】がエクステンション・ラインで切り株を媒介に生成したモンスターとして登場。
【傀儡匠エストリス】の繰りだした【ゴーレム】に巻き付き、歩みを止めさせた。