【けんじゃのつえ】

Last-modified: 2024-03-30 (土) 12:50:05

概要

リメイク版3から登場している武器。
デザインはリメイク版DQ3の女【賢者】が公式イラストで所持している杖とそっくりで、杖の先端に宝玉が付いている。
DQ9以降は先端の宝玉を銀色の金属でとめたデザインとなり、以前のデザインは「さとりの杖」(星ドラなど)に継承されている。
FC版DQ3賢者およびリメイク版DQ3の男賢者の杖は宝飾の無いシンプルな杖(【きめんどうし】などが装備している杖とほぼ同一デザイン)。
 
シリーズ初登場のリメイク版3と7では道具使用で【ベホイミ】の効果を持つ。
同じく道具使用ベホイミの杖として【しゅくふくのつえ】【ゲントのつえ】といった杖があり、この杖がもっとも登場が遅かった。
8から【祝福の杖(特技)】が、【杖スキル】の特技になったからか、それ以降は登場しても別の呪文が発動するようになった。

DQ3(リメイク版)

本作が初登場。
【マイラの村】に売っている。価格は15000G。
攻撃力+50に加えて、道具として使うと【ベホイミ】の効果がある。
装備可能者は【僧侶】【魔法使い】【賢者】
 
この時点でこの攻撃力とベホイミは少し物足りないかもしれないが、【ちからのたて】と同様に道具として誰でも使えるのは魅力。しかも、なんとちからのたてと同価格である。
さらに、自分専用であるちからのたてと違い他の仲間にも使えるため、回復アイテムとしてはより利便性が高い。
特に、呪文が使えない【ラダトーム北の洞窟】では、貴重な回復手段として役に立つ。
強いて欠点を挙げるなら、自分自身への回復時にはちからのたてよりボタンを押す回数が少し多い(ターゲット選択→決定という手順が必要)ということぐらいか。
この杖に限った話ではないが、道具として使えるのは戦闘中のみである事には注意。ラダトーム北の洞窟では【ふくろ】【やくそう】も残しておいて臨機応変に対応しよう。
 
ちなみに【オーガシールド】【まほうのたて】【ドラゴンシールド】といったちからのたてより有用な盾が追加されたため、ちからのたては道具としても防具としても買う価値の無い無用の長物へと追いやられてしまった。

DQ7

DQ3と同様に攻撃力+50で、【ベホイミ】の効果を持っていることも同じ。
現在【プロビナ】の武器屋に15000Gで売っている。
【マリベル】【メルビン】が装備可能。
 
時期的に攻撃力50は少々物足りない数値であり、武器として装備することはないと思われる。
道具のベホイミ効果は有用ではあるが、今作では既に【しゅくふくのつえ】がイベントで確実に入手できている状況。
主人公とメルビンは素でベホイミが使えることもあり、回復が回らなくてこの杖が必要になるという状況はあまりない。
極めつけに値段が15000Gとこの時点では非常に高価なので、基本的には購入する価値は低い。
同じ額を使うなら【ほのおのツメ】を2つ買った方が戦闘はラクになると思われる。
 
【僧侶】に就いていたのがマリベルだけという状況でマリベルが離脱してしまった場合や、うっかりマリベルが祝福の杖を装備した状態で離脱してしまった場合などには、回復の手数を補うために購入を検討してもいいだろう。

リメイク版

人間基本職の職業レベルが非常に上がりやすくなっており、【ベホイミ】【僧侶】で30回程度戦闘すれば覚えられるため、この杖が必要になる状況はますますなくなった。
 
NPCとして加勢する【フォズ】が、この杖を持って戦闘に参加している。
通常攻撃は、杖の先から青白く光る光弾を飛ばして攻撃するという一風変わった、神官職らしいものとなっている。
ちなみに、会心の一撃の際には光弾は飛ばさず、光った杖を構えたままその場でくるりと一回転する。
するとそれだけで敵には会心のエフェクトが発生し、大ダメージを与える仕様になっている。

DQ9

デザインが一新された。
クリア後の【セントシュタイン】城下町の武器屋に売っている。
攻撃力+73、MP吸収率8.0%。更に【こうげき魔力】を上げる能力と、【バーハ】の効果を持っている。
35000Gと高価だが、金に余裕ができたらぜひ買っておきたい。
【けんじゃのせいすい】×3と【しんかのひせき】と錬金すれば、最強の攻撃魔力補正を有す【大けんじゃの杖】になる。

DQ10オフライン

主人公(【魔法使い】【魔法戦士】【賢者】)、【フウラ】が装備可能。「賢者の杖」表記。
道具として使用すると、自分のブレス耐性が1段階上がる(バーハの効果)。

-+1+2+3
攻撃魔力49546066
回復魔力27303438
最大MP891113
攻撃力30343842
みりょく10121416
MP吸収率13%15%17%19%

【ふしぎな鍛冶】で作成可能。レシピは【賢者の杖の作り方】に記載。
必要な素材は、【暗黒の樹木】x15、【スライムおしゃれ花】x1、【グリーンオーブ】x1、【かがやきの樹液】x12。

DQ10オンライン

レベル60より装備可能。
フバーハの効果を持っているとされるが、持ち主のみへの効果なので実際はバーハである。
詳しくは【賢者の杖】を参照。

DQ11

【ベロニカ】【ロウ】が装備可能な両手杖だが、入手時期の関係で実質ロウ専用である。
道具として使用すると、前作と違いちゃんと【フバーハ】の効果。
うち直しに必要な宝珠は12個。

-+1+2+3
攻撃力45474951
攻撃魔力47495255
回復魔力37394144
MP吸収率10%

異変後の【グロッタの町】【ナギムナー村】【クレイモラン城下町】にて10000Gで売っている。
【ふしぎな鍛冶】でも作成可能。【賢者の愛用品のレシピ】に記載。
必要な素材は【あんこくの樹木】x2+【さとりそう】x3+【きよめの水】x3+【イエローアイ】x3。

攻撃魔力と回復魔力の両方を両立させた、名前通り賢者向けの杖。
これ以上の性能を持つロウ向けの杖は高価かつ入手場所が限られた【セイレーンの杖】【連武討魔行】で手に入る【ひかりの杖】、あるいは【ケトス】に乗れるようになってから手に入るレシピばかりなので、レシピ入手と共に作っておけば長い事ロウのメイン武器となる。
もっともレシピ入手は【覇海軍王ジャコラ】撃破後なので、早めに使いたいのであればグロッタの町で店買いするのも手。

DQMシリーズ

ジョーカー以降の武器を装備できる作品では皆勤。攻撃力61、かしこさ46。杖なので誰でも装備可能。
ただし本編のように特殊効果はない。

DQMSL

DQ9以降のデザイン。
みんなで冒険「賢者の火山」で初登場し、以後様々なイベントで定期的に入手機会が設けられた。
ウェイト2の杖。装備すると賢さが64上がる。
固有効果は「【イオ系】の呪文ダメージを12%アップ」。
強化することで賢さが+2ずつ増えていき、+7まで強化すると固有効果が「イオ系の呪文ダメージを17%アップ」に変化する。

少年ヤンガス

今作では【武器】では無く【杖】として登場している。
表記は漢字で「賢者の杖」。
 
魔法弾の当たったモンスターのHPを100ポイントも回復できる。
【仲間モンスター】のHPの回復に利用しよう。
【水晶】【魔弾反射】の特殊能力を持つ仲間を利用し、【ヤンガス】自身のHPを回復する事もできる。

バトルロード2

バトルロード2に登場する【武器】
本作には、2つの異なるタイプの賢者の杖がある。
 
まず、一般カードとしては第六章で【魔法使い】【僧侶】の両方で使える杖として登場する。
上昇ステータスはかしこさ+50、みのまもり+15。
技は【イオラ】【ダウンオール】
前者は爆発呪文、後者は相手の能力を全て下げる呪文である。
後者は【メタルキングの剣】のこれとは違い、ダメージを与えられない。
また、【賢者のローブ】【聖女のたて】と一緒に装備することで、イオラが【イオナズン】にパワーアップする。
 
一方、【賢者】を使った際に特定の杖カード2種類を【マジックダブルスキャン】すると、新しい杖を作り出せる。
この杖も「賢者の杖」という名称で上昇ステータスも同じだが、特別なワザを使えるようになる点が異なる。
詳細は当該項目を参照。

ヒーローズ2

賢者の初期装備として「男賢者の杖」(【ラゼル】専用)、「女賢者の杖」(【テレシア】専用)が登場するが、初心者向けのシンプルな杖で外見は【かしのつえ】(魔力6)そっくり。魔力は4と性能はさらに低い。

星ドラ

「賢者の杖」名義で、DQ9以降のデザイン。2015年11月末に実装されたDQ3コラボガチャで、王者の剣おうごんのツメと共に初登場した。
基本攻撃力は36で最大値は90、攻撃魔力は20。メインスキルは【メラゾーマ】、サブスキルはベホイミ。実装時期の関係から、リメイク版DQ3の道具使用効果を再現した事が分かる。
錬金すると大賢者の杖となり、呪文は【メラガイアー】に進化。またメインストーリーのプロローグイベントでは、【魔法使い】のサブキャラがこれを装備して戦っている。

タクト

Aランク武器として「賢者の杖」名義で登場。「そうびクエスト」で入手可能。
基本値 : かしこさ+22
特殊効果 : イオ属性威力+2%
錬金候補 : イオ属性呪文威力+3%・イオ属性呪文ばつぐん+4%・MP+15・かしこさ+8・すばやさ+11 他

アベル伝説

リメイク3に5年先駆けて登場。【ヤナック】の師匠【ザナック】の杖で、ザナックがメガンテを使用して息絶える寸前に、全てを伝え終えた証としてヤナックに譲渡し、そのまま彼の最終装備になった。ヤナック曰くそれまで使用していたいかづちの杖より数段パワーが上らしい。
【カードダス】ではヤナックの最終装備は理力の杖であることが第一弾の時点から明言されており、他の杖も公式ガイドブックなどのイラストとは異なるデザインだったため、この杖の名前も理力の杖でよかったのではと言われることもある。
ただ、同作では杖は魔力増幅器のようなものに過ぎないため、打撃武器としてのイメージの強い理力の杖よりはオリジナルの名前の方がよいとの判断だったのかもしれないが。