概要
DQ6のみに登場するランプ系のモンスターで、赤銅色の身体をしている。
次作の7にも【ランプのまおう】は登場しているが、
立場は【のろいのランプ】や【ブドゥのランプ】に取られて無念の欠席。
DQ10ではモンスターとしては登場しないが、外見がそっくりな錬金用の道具【まおうの錬金ランプ】が登場している。
DQ6
【エビルポット】、のろいのランプの上位にあたり、この系統最上位種。
【ムーアの城】・【嘆きの牢獄】の周辺(デスタムーアの島)にのみ出現し、必ず「ランプのまおう1匹・まおうのランプ1匹」の固定コンビで現れる。
出現率も高い方ではないため所謂レアモンスターの類であり、リメイク版ではモンスター図鑑コンプの障害の1体となっている。同じく【デスタムーアの島】にしか出現しないモンスターとして【マミーウィスプ】がいる。
この系統のお約束通りにランプの魔王を呼ぶほか、【バイキルト】・【スクルト】・【パルプンテ】と3つの呪文も使いこなす。
特にランプの魔王(攻撃力350)に対してバイキルトを使われると、非常に危険。
ちなみに、6でパルプンテを使うモンスターはこいつだけ。パルプンテに至っては危険度は未知数。
さらに攻撃呪文耐性も高く、デイン系を除く属性攻撃(メラ系・ギラ系・イオ系・ヒャド系・バギ系)が全く効かない難敵である。
デイン系にも弱耐性があるが、炎・冷気のブレス攻撃と岩石系には全く耐性が無いので、そこを突いてダメージを与えよう。
最大HPは240と終盤の敵にしては少なめで、守備力は何故か下位の呪いのランプより低い。
【かがやくいき】を使えば運が良ければ一撃、そうでなくても瀕死に追い込める。
【せいけんづき】や【しゃくねつ】も併用すれば簡単に倒せるだろう。
ラリホーやマホトーンも効くので、特技を使われる前に素早く倒したい。
落とすアイテムは【プラチナシールド】。
生息地が狭いことや、同種の集団で出てこないことから、同じパルプンテ使いである前作の【ムーンフェイス】と比べるとインパクトは薄い。
もし裏ダンジョンに出てきたとしても、輝く息1発で簡単に沈むこいつはさほど脅威にはならなかっただろう。
ライバルズ
第7弾カードパック「光と闇の異聞録」にて、魔剣士専用カードとして登場。
レア度はスーパーレア。
3/4/2
死亡時:自分の手札の魔王系のユニットカードのコスト-1
本編では魔王を呼び出すランプの魔物となっているが、ライバルズでは魔王に対してのみ擬似的にランプする(最大MPを増やす)カードという解釈が与えられており、なかなか面白い。
魔王系を手札に入れた状態で死亡させられれば大きなアドバンテージを得られる。攻撃力も優秀で、HPは低いが死亡時効果がメインなのでそちらは気にならないだろう。
【つかいま】と比べるとこちらは魔王系しかランプできないが、こちらの方がスタッツが高く、1ターンに複数展開する場合は得である。
ただし手札にあるカードしかコストダウンしないため、【まおうのたまご】などで魔王系を(できれば複数)手札に入れてから使えると嬉しい。元のステータスが高いためそこまでの痛手ではないが封印にも注意。
当初はデッキの魔王も全部コストダウンできる強烈な性能であり、高めの攻撃力で除去をしつつ大型魔王を早期に着地させる重要かつ強力な役目を担っていた。
が、魔王ユニットが新登場する度に強さを増したため下方修正を受け、コストダウンの対象が手札のみになった。
当初は相手側からするとなるべく放置して効果発動を遅らせるのが対策だったが、これにより放置すると手札に新たに魔王系が入ってくる可能性も出てくるジレンマが生まれるカードとなった。