【みかわしのふく】

Last-modified: 2024-04-21 (日) 13:11:18

概要

DQ2で初登場し、以降の作品で皆勤している防具の一つ。
DQ10などでは【みかわしの服上】【みかわしの服下】と部位が分かれている。
 
装備すると【しゅび力】だけでなく【回避率】も上昇する。
作品によって設定されている回避率が公開されていたりいなかったりする。1/8~1/4まで様々なので、具体的な回避率は各作品の項を参照すべし。
これ1つで12.5%~25%もの回避率が得られると考えれば、かなり優秀な装備である。女性や魔法使い系も含む多くの者が装備できるので、中盤辺りで活躍することになる。
重装のできない魔法使い系が装備することの多い防具だが、実際には敵から攻撃されやすい前衛キャラが装備したほうが恩恵は大きい。
 
ただしDQ9以降では他の部位による装備やパッシブスキルの充実もあってか効果が大幅に弱体化されており、これ単体ではたった数%の回避率しかなくなってしまい価値が大暴落した。
同じ時期の防具としては【てつのたて】も似たような運命を辿っている。今後、復権の時は来るのか…

設定・デザイン

重い鎧を装備できない人たちのために作られた、魔法の服。
強靭かつ非常に軽い糸で織られた服で、服自体が空気のように軽くほとんど重さを感じないのだとか。
そのため体が動かしやすく、結果として敵の攻撃を回避しやすくなるらしい。
 
衣服を身に着けることで体が動かしやすくなるというのは理にかなっているのだが、この服のデザインはそうした補助服、スポーツウェアなどからくるイメージとは裏腹に、裾や袖がヒラヒラとしていて非常に動きにくそう。
ご丁寧にフードまでついており、着心地は良さそうだが、とても「身に着けることで動きやすくなる」とは思えない。
そのためDQ7では「裏地に回避力を高めるルーンが織り込んである」、DQ8では「装備者の反射神経を鋭くする魔法の力を秘めている」と理由づけられている。
回避力を高める魔法力を全身に行きわたらせるためにあえて布面積を多くしているということなのだろうか?
DQ10では滑りやすい【みかわしそう】を素材としているという物理的な理由づけがされている。

DQ2

守備力20で、【ルプガナ】【ラダトーム】【デルコンダル】にて1250Gで売られている。装備は誰でも可能。
その他、【ガスト】【ようじゅつし】が落としていくことがある。
本作での回避率は1/8となっているが、通常の回避効果も重複するため最終的に1/64と1/8を両方計算する(つまり避けられない確率「63/64」「7/8」の2つを潜り抜ける)と、71/512の確率で回避できる。
本作ではだいたい1/7の確率で回避できると思ってよい。
 
資金に余裕があるなら誰に装備させても役に立つ品であるわけだが、【ムーンブルクの王女】にとっては【みずのはごろも】を手に入れるまでの間は必需品となるだろう。
何せ、これを入手するまで彼女が身につけられる防具は初期装備である【ぬののふく】一丁だけ。あまりにも悲しい。
 
そして、【水の羽衣重複技】を使わない場合、【ムーンブルクの王女】【サマルトリアの王子】のどちらかにとっては最終装備候補にもなり得る程の活躍が期待出来る。
本作では呪文よりも打撃で殺されることの方が多く、身かわし率が1/7と高めなので、大して守備力差が無い【まほうのよろい】よりも防御面で有利になる場面は非常に多い。特に【アトラス】戦では魔法の鎧は何の役にも立たない(仮に単純な守備力を重視するにしても【ミンクのコート】に負けている)ので、身かわしの服の需要は最後まであるのだ。
 
早いうちに手に入る防具が最終装備になるのは何とも皮肉なことだが、それもこれも、本作の魔法の鎧の性能があまりにも低いせい。そもそも今作で店売りの終盤装備は基本的に5桁の値が普通であり、魔法の鎧は4300Gで買える中盤装備として相応の性能しかないのである。どっちにせよ、裏技を使わない限りは身かわしの服と魔法の鎧を場所によって使い分けていくことをお勧めする。

リメイク版

元から優秀な装備だったが守備力が強化され、魔法の鎧と同じ35となった。
お値段は据え置きなのでかなり強く、全員にこの服を着せても良い。優先して購入しよう。
サマルとムーンのうち水の羽衣があたらなかった方にとっては十分最終装備候補に入る。
かの【サマルカンスト技】とも相性がよい。
ただし、SFC版で確認された限りでは【2回攻撃】の1発目および、【毒攻撃】【眠り攻撃】【集中攻撃】に対しては効果を発揮しなくなった。これは通常の回避も同様である。
流石に性能のわりに安すぎると判断されたのか、スマホ版では値段が1800Gに上がった。

ゲームブック(双葉社)

下巻で購入できる。サマル専用。
パーティのレベルを3にする上で必要となる。

DQ3

守備力は20、価格は2900G。
単純に守備力だけなら【くさりかたびら】と同じだが、全員装備可能と回避率アップという付加価値があるため、値段は6倍以上。回避率はFC版のみ1/5となっている。
【ノアニール】【アッサラーム】ぼったくり)、【イシス】【ムオル】【ランシール】【リムルダール】で販売されている他、【ハンターフライ】【ヘルコンドル】【グール】が落としていくことがある。
 
性能は前作よりさらに強化され回避率は20%(1/5)、通常の回避率が1.56%(1/64)である事を考えれば実に13倍近くアップする。これは少人数プレイ(特に一人旅など)でより実感しやすく、その性能から後衛のみならず前衛にも配る価値はある。しかしその反面2.32倍と急上昇した価格がネック。
序盤は特に金欠に悩まされる時期であり、買えるようになった時点では多く確保するのは難しい。ならばとより安価な【てつのよろい】【てつかぶと】に無難にグレードアップしたくなるが上記の性能のため、少々無理してでも揃える価値は十分にある。中盤以降は敵の攻撃力がインフレするため、数ポイントダメージを減らす事よりも回避率を優先する方が実は効果的。守備力の低さやイメージから後衛の【魔法使い】辺りに着せておくだけで済ませてしまうプレイヤーも多いが、出費に見合う効果は十分に得られるはず。
費用については【ピラミッド】まで行けば、1匹350Gというお金持ちモンスターである【わらいぶくろ】が出現するので、欲しいならここで金稼ぎをすると良い。
 
【武闘家】にとっては単純な守備力なら【ぶとうぎ】(守+23)の方が守備力は3高いが、回避性能からも実質的には身かわしの服が最強鎧となる。女武闘家なら【まほうのビキニ】という選択肢もあるが、あちらはモンスタードロップのみで入手は難しく、被ダメージ差も5ポイントしかない。
なお防御キャンセルの裏技を使う場合には守備力差の影響がさらに小さくなるため、より回避率の恩恵を実感出来るという考えもあるが、受けるダメージが少なければ回避したときの恩恵も少なくなるので、そのへんは状況次第というか一長一短だろう。
 
てつのよろい(守+25)が最高鎧の男【商人】や、【はでなふく】(守+28)が最高鎧の男【遊び人】にとっても実質最強防具である。
この2職は【ダーマ神殿】で転職させるプレイヤーが大半だと思われるが、本作の身かわしの服は職業を問わず装備できるため、買い与えておけば転職してもそのまま使い回せるのが嬉しいところ。
武闘家に転職すればそのまま最後まで、魔法使いも地上世界にいる間はほぼ最強装備(【てんしのローブ】もあるがそちらが優先されるのは対【ミミック】【ホロゴースト】くらい)、それ以外の職業でも耐性防具と使い分けて長く活躍できる。
高額ではあるが掛けた金額分の働きは充分してくれるはず。
 
【ボストロール】【バラモスゾンビ】といった脳筋ボス相手に相性の良い防具であることもポイント。
ただしFC版では所持アイテム枠が少ないため、他のアイテム等との取捨選択に迫られる可能性も。

リメイク版

守備力は23にアップしたが回避率は1/8と、FC版と比べると弱体化。
アッサラームとイシスで販売されなくなったうえ、ヘルコンドルも落とさなくなった。
従って、ノアニールの解放イベントを後回しにした場合、【船】を入手するか、ムオルまでの徒歩ルートを踏破するまで購入できなくなった。
一応、オリジナル版同様にハンターフライが落とすので、【エンカウントエリア】を利用して狩ればアッサラーム到達時点で入手すること自体は可能。
 
イシスの宝物の中に高額品が含まれているため、それを売り払って購入するという方法もある。
ただし【きぬのローブ】【マジカルスカート】といった守備力のある装備が安価に、あるいは【宝箱】から入手出来るため、女性ならば買う必要性が薄くなった。
また、性能が上の【しのびのふく】【やみのころも】の登場により、武闘家などの最終装備候補としてもお呼びがかからなくなった。
 
【マイラ】【すごろく場】でも何も無いマスを調べれば低確率で拾えるが、その時期は完全に使い道が無い。

DQ4

守備力は28で、価格は3000G。
【アリーナ】【ブライ】【マーニャ】が装備することができる。
回避率は43/256≒1/6。通常は1/64なので、10倍以上に上昇することになる。
購入できるようになるのは第五章からで、【エンドール】(隠し防具屋)・【コーミズ】(旅の商人)・【サラン】(隠し武器屋)・【海辺の村】【スタンシアラ】【ガーデンブルグ】で販売されている他、
【ドラゴニット】【うずしおキング】【デーモンスピリット】が落としていくことがある。
 
今回から装備可能者が限定されるようになった。
装備可能な3人は全員が盾を装備するのが苦手なこともあって、総合的な守備力が低くなりがち。
それを高い回避率である程度カバーしてくれるこの防具の存在はありがたい。
FC版ではアリーナにとってはこれより上位の防具が2種類しかないのだ。
守備力2番手だが特殊効果がない【ピンクのレオタード】と、守備力トップだが時々【マホカンタ】の効果という癖があり、耐性もない【ひかりのドレス】がそれ。
このため、守備力が若干下がっても最終装備候補の一角になりうる。
入手直後よりも敵の攻撃力が高くなる終盤になるほど回避の恩恵が大きくなり、特に一撃で100以上のダメージを喰らう【デスピサロ】最終形態の打撃を約1/6の確率で回避できる恩恵は非常に大きいと言える。
耐性防具を一切装備できない点や、レオタード・ドレスと比較してもそれほど守備力が劣らない点から見ても物理回避に特化するのは悪くなく、軽装で素早さを信条とするアリーナのイメージにもよく合っているだろう。
実際にFC版【公式ガイドブック】での着用モデルはアリーナが選ばれていた。
ちなみに、NPCの【パノン】もこの服を着ているため回避率が高くなっている。
 
反面これを店で見かける頃に【やすらぎのローブ】を、少し進めるとピンクのレオタードを宝箱から入手出来るため、人数分揃える必要はない。
リメイク版ではそれらに加えて【マジカルスカート】も入手出来るため、せいぜい一着買えば十分だろう。

DQ5

守備力は28で、価格は3000G。
【ビアンカ】【フローラ】【女の子】の他、多くの仲間モンスターが装備することができる。
サラボナとテルパドールで販売されている他、フローラの初期装備にもなっている。
 
フローラを妻にする場合は言わずもがな、ビアンカを妻にする場合でも結婚前に訪れる滝の洞窟で【やすらぎのローブ】(守備力+33)が手に入るため、単純に守備力で選ぶなら妻用の装備としては購入を見合わせてもいいだろう。
 
ただ、【イエティ】【ビックアイ】を主力にしている場合は、これの1個下の装備が青年時代に売っていない【けがわのマント】であり、大抵はサラボナ到着時点でまだ【かわのこしまき】を装備していることが多いので購入してやる価値は十分にある。
また、ちょうどこの時期に仲間になる【キメラ】など、多くの仲間モンスターの間で使い回すこともできるので、一着持っていると何かと役に立ってくれるだろう。
やはり高い回避率は数値以上の防御性能を発揮するため、上位の耐性防具などが手に入るまではこれでしばらく粘ることも可能。
 
SFC版ではかの有名な【ひとしこのみ】技をするのに必要になるので、この裏技をやるのであれば必ず1つは手に入れておくこと。
なお、DS版での回避率は1/6となっている。

DQ6

守備力は28、かっこよさは11で、価格は3000G。
【ミレーユ】【バーバラ】【チャモロ】の他、かなり多くの仲間モンスターが装備することができる。
【ゲントの村】【モンストル】【フォーン城】で販売されている他、【くものきょじん】【ホラーウォーカー】が落としていくことがある。
 
強敵犇めく【ムドーの島】【ムドーの城】に挑む前の段階で購入できるようになるため、多少値は張るものの可能な限りこの服を購入しておくことが望ましいだろう。
【せいれいのよろい】を除けば、単純な守備力でもミレーユにとってはその時点では最高。
【はがねのよろい】(守備力+30)を装備できるチャモロも、総合力で見るならこちらの方が魅力的とも言える。
ムドーの島で【おどるほうせき】を倒してお金を稼ぎ、一旦戻って購入するのもありだろう。
 
打撃主体のモンスター、特に【キラーマジンガ】対策としては下手な防具を身に着けるよりはこちらのほうが保険になる場合もある。【バトルマスター】との組み合わせでは職業特性により打撃回避率上昇が狙える。
 
また、【はやてのリング】と組み合わせることで、【ベストドレッサーコンテスト】でコーディネートボーナスが発生する。
 
ちなみに回避率はSFC版では1/4、DS版では1/6となっている。

DQ7

守備力は28、かっこよさは11で、価格は3000G。
【マリベル】【ガボ】【メルビン】が装備することができる。
回避率は1/6。
【ふきだまりの町】【ダーマ神殿地下の決闘場】【ダーマ神殿】【リートルード】で販売されている他、【マーディラス城】の宝箱からも一つ入手できる。
また、全ての場所の【ラッキーパネル】でも登場することがある。
 
長く過酷なことで有名な過去ダーマ編に入ってまもなく購入できるようになる。これがあるのとないのとでは、この先の難易度もかなり変わってくる。
呪文や特技が使えない状況で即販売されるため、この防具が有用であることは非常にわかりやすくプレイヤーへ伝わってくるだろう。
強敵と名高い【イノップ】【ゴンズ】への数少ない対抗策にもなる。
同じ場所には有用な【ねむりの杖】や便利な【とうぞくのかぎ】なども売られているため懐事情も苦しくなりがちだが、可能な限り購入できるようにしておきたいところ。
ダーマ編以降も【セト】等のような物理攻撃に偏重した敵相手に役に立つので、【まほうのほうい】等を購入した後も売らずに持たせておきセットで運用すると良い。
かなり長い期間使える防具なので、ふきだまりの町で2着購入しても損はしないどころかお釣が来るレベルである。
 
なお、今回も「はやてのリング」との組み合わせで【世界ランキング協会】の「カッコよさ部門」でボーナスが発生する。

DQ8

守備力は29、みかわし率は1/8。価格は3000G。
【ゼシカ】【ククール】が装備することができる。
【商人のテント】【リブルアーチ】で販売されている他、【サザンビーク】城とリブルアーチでも一着ずつ手に入れることができる。
また、【フェイスボール】がレア枠(1/64)で落としていくことがある。
 
商人のテントで販売されているが、すぐ後に訪れるサザンビーク城で一着手に入る。【サヴェッラ大聖堂】やサザンビーク城では優秀な耐性を持つ【まほうの法衣】も販売されているため、慌てて買わなくてもよい。
 
この服が必要となる錬金レシピは2つあり、これと【ステテコパンツ】【やすらぎのローブ】を、これと【あくまのしっぽ】【こうもりの羽】【やみのころも】を錬金できる。
やみのころもは装備可能者こそ変わるもののこの服の純粋な上位互換とも言える防具。
その気になれば【まほうのカガミ】入手時には錬金できるので、錬金素材として活かすといいだろう。
闇の衣は【ファントムマスク】の素材にもなっている。
 
装備品としては、ゼシカは【しんぴのビスチェ】、ククールは【ダンシングメイル】が完全上位互換となる。
ククールはファントムマスクとの併用も可能。

3DS版

【ゲルダ】【モリー】も装備可能。
ゲルダはダンシングメイルと【くノ一装束】、モリーはやみのころもが上位互換品となる。

DQ9

守備力は13、おしゃれは15で、価格は1000G。
装備すると、みかわし率が3%上昇する。
性別・職業を問わず誰でも装備することができる。
【ツォの浜】で販売されている他、【キラーリカント】【スーパーテンツク】が落としていくことがある。
 
これまでは同時期の鎧に匹敵する謎の守備力を持っていたが、今作では同時期の【てつのよろい】(守備力+17/1100G)などに比べるとかなり微妙な値。
それどころか、【ベクセリア】で売っている【はでなふく】と守備力が1しかかわらない。
出現時期が早まったが、その分効果、守備力共に微妙になった感がある。
 
また、これと【みかわしそう】×2+【やわらかウール】で上位の【かくれみの服】を錬金することができる。

DQ11

全員が装備可能な服。【マルティナ】【初期装備】。うち直しに必要な宝珠は8個。

-+1+2+3
守備力29303132
みかわし率3%4%5%

【グロッタの町】【プチャラオ村】の店や【旅の商人】が販売。価格は3000G。
敵では【ガスト】がレア枠で落とす。
 
最短だと【船】を入手した直後に【ソルティアナ海岸】に赴き、ガストに【お宝ハンター】を用いれば手に入る。
ただこの時点だと【ソルティコの町】【バンデルフォン地方】で手に入るレシピや防具も含めると、それらと比べると特筆するほどの性能は無いため無理して狙う必要は薄い。
初期装備しているマルティナの場合でも、着せ替え要素抜きでも【バニースーツ】のほうが強いし他にも体防具の候補がいくつかあるため、今作ではさほど活躍の機会には恵まれていない。

バトルロード2

第三章に登場。
上昇するステータスは、みのまもり+12 すばやさ+43。
戦士以外が装備すると、回避率が大幅に上昇する。
しかし、みのまもりの上昇量は低いため攻撃を回避できないと危険。必ず当たる呪文も天敵である。
そのため、盾は呪文を防ぐ【まほうのたて】や、条件下で必ず当たる痛恨の一撃対策に【メタルキングのたて】があると良い。
 
後に、より性能の良い【しのびのふく】が登場する。
ただし、みかわしの服には、耐性は無いが明確な弱点も無いので、よく考えて装備を選ぼう。

ビルダーズ1

2章に登場。守備力は20で、移動速度が少し上がる。
材料は【しっかりした布】1個、【綿毛】2個、【青い秘石】【ひも】が1個。
必要な作業台は【仕立て台】
 
2章における最強の防具で移動速度も上がるため、【けいこぎ】の完全上位互換。
また、移動速度の上がる防具としては本作において最高の守備力を誇る。
ただし材料の内、青い秘石は【まほうつかい】がごく低確率で落とすのみ。しかも【みかがみのたて】にも必要になるのでどちらに使うかは考え物。両方欲しいなら根気よく狩り続けよう。
また、2章ならともかく【フリービルドモード】ではこれよりも数段速く動ける【ほしふるうでわ】に高守備力の防具を併せれば実質みかわしのふくの完全上位互換となる。
よってフリービルドでの実用性は乏しい。

ビルダーズ2

【ゴロゴロ島】に居る強敵、【キングスライム】を倒すとレシピを入手できる。
材料は【草糸】×3、【わた】×2、【魔力の水晶】×1、【ひも】×1。
守備力40と、【てつのよろい】以上【はがねのよろい】以下の数値を持つ。前作と同じく、移動速度が少し上がる追加効果がある。
【染色がま】で色を変えられる。
 
単体の性能で見ればそこそこの守備力にメリット効果を持ち悪くない性能だが、魔力の水晶が必要なので作成可能になるのは【ムーンブルク島】に到着してからということになってしまう。
ここで作成できるようになる各種防具の存在を考えると、この時点での用途は純粋な移動用に限られるかもしれない。
ただし、本作ではレベルアップによって最大HPと地の守備力が上がっていき、防具によるダメージ軽減の重要度が下がっていくので、最終的にはこれに落ち着くことになるだろう。
 
【けいこぎ】の完全上位互換である点に関しては前作と同じである。

モンスター物語

第一世代の【メタルスライム】は、スライムがこの服に全身を包んだまま溶けたミスリル銀を浴びたことにより、強靭な守備力とすばやさを手に入れたことになっている。
なお何故溶けたミスリルを浴びたのかというと、火山帯の高熱で溶けたミスリル鉱脈から流れ出したものに巻き込まれたため。
普通ならば死ぬ(実際スライムたちと同様に浴びた【トロル】たちは即死している)はずだったが、身かわしの服が熱を遮断したために無事だったらしい。
……ゲーム本編の方で身かわしの服が炎や熱に耐性を持っていたことは一度もないはずなのだが。