【ゲルニック将軍】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:21:32

概要

DQ9に登場する人物兼【ボス級モンスター】。モンスターズにも出演。
 
ローブと杖を身に付けたフクロウの様な鳥人で、フクロウらしく超強烈な目力が印象的。人間だった頃は童顔だったらしい。
色違いに【邪眼皇帝アウルート】【永眠のフクロウ魔人】が存在する他、台湾版スーパーライトでは、四凶獣の一体として、中国の皇帝の服装をした「混沌」がいる。
 
ちなみにDQ9ではまばたき差分が用意されているキャラクターがほとんど存在しない中、HPが0になると目を閉じるという珍しい演出を持つ。アウルートが目玉の魔物なのが一因だろうか。
【ゴレオン将軍】【ギュメイ将軍】共々死人が蘇ったという設定なのだが見た目のイメージが優先されたためか【ゾンビ系】としては扱われない。
英語版での名前はHootingham-Gore。
 
顔に翼があるので飛ぶときに首を痛めそうな体型をしているが大丈夫なのだろうか……と思っていたら、DQ10で頭が胴体分離して頭だけが飛ぶことが判明。かなり不気味な絵面である。

DQ9

ガナン帝国の三将の1人。
この中では唯一、ガナン帝国領の外で初対面になる将軍でもある。

人物像

元々は人間で、滅びゆく帝国と運命を共にしたが、【堕天使エルギオス】の手によって妖鳥めいた魔物の姿で復活させられた。
慇懃無礼な口調や非道かつ無情な性格にして、ストーリー中各地を飛び回り、主人公達と接触する場面が多いことや、戦闘時に従えている2体のお供(こちらは【てっこうまじん】と少々ショボイ)など、どことなくDQ5の【ゲマ】を彷彿とさせるが、ゲマと違い露骨に上司を裏切った様子はない(後述の通りエルギオスへの叛意はあったが、実行機会がなかった)。
中盤から登場し、【闇竜バルボロス】を操って【主人公】【ドミールの里】に攻撃を加えていた。
冷酷な性格で、敵に手心を加えないのはもちろん、【主人公】の排除に失敗した部下も容赦なく始末している。
ちなみにゴレオン将軍が倒された後はなぜかゲルニック将軍が皇帝から大目玉をくらっている。
主人公をカデスの牢獄にブチ込んだ部隊の責任者ゆえだろうか?
基本的には落ち着いた物腰だが、何をやってもなぜか死んでくれない主人公に対し「念入りにブチ殺してさしあげましょう!」などと言いながら苛立ちや憤りを露にする場面もある。
またかなり狡猾な面も持ち、エルギオスの手によって再生怪人となって出てきた際はエルギオス側に寝返ったゴレオンとは対照的に「いずれ寝首を掻いてやる(要約)」という趣旨の発言をしている。
ギュメイ共々、エルギオスに仕える気はないらしい。
出番や台詞は三将軍の中でも最も多く、性格がにじみ出た台詞も多いので、人となり自体は結構掴みやすい。帝国軍は皆そんな感じだが。
 
丁寧口調や【ポポポ音】の音程が残りの2将軍よりも高いことから性別の受け取り方は割れがち。
「人間時は女性だったのでは?」と思うプレイヤーもいる様だが、DQ10オンラインで再登場したときは男性だったことになっている。
リメイク前の【ドルマゲス】は丁寧口調の上に女性の音程だったりした……というケースも存在するが。

戦闘能力

ガナン帝国城とラストダンジョンの計2回戦うことになる。見た目でもキャラクターでも察しの通り多彩な【呪文】がメイン。
1回目の戦闘では、完全2回行動で【メラミ】【バギマ】【メダパニ】【マホカンタ】【ぶきみなひかり】を用いる。
【ドミールの里】のイベントで部下を【ドルクマ】の様な呪文で制裁していたが、それっぽいものは使ってこない。
だいぶ違うがこいつも似たことを行っている。
DQ7に登場した【まかいぐんし】のような中途半端な呪文ばかりだが、DQ9はHPがデフレしている上に頻繁に暴走する=呪文版の会心(痛恨)の一撃になるため結構痛かったりする。また、お供の鉄鋼魔人2匹が【スクルト】で守備を強化してくる上に庇ってくる厄介な相手。
 
前述通り呪文と貧弱な通常攻撃しか攻撃手段がないので、魔結界や【マジックバリア】があるとかなり楽。
【マホカンタ】【ミラーシールド】も有効だが、中途半端に唱えているとマホカンタを唱えていないキャラクターに【メラミ】を連発してくるので逆に面倒になる。
全員マホカンタ状態になれば通常攻撃しかしなくなるのでそれでもいいが、誰かをマホカンタ状態にし、そいつに【におうだち】をさせるのが最もオススメ。
これをやるとゲルニックはなす術がなくなり、最早戦いとも呼べない公開処刑と化す
【メディルの使い】といい、敵の魔法使いは色々不憫でならない。
このように、割と低レベルでも実行可能な完封パターンが存在するので三将軍の中では最弱かも知れない。
 
ラストダンジョンでの再戦ではメラミがメラゾーマに変わっているが、やることは変わらないので攻略法は同じ。
HPが半分ぐらいに下がっている上お供無しなので、1戦目よりも楽に終わるだろう。
なお、三将軍の中で彼だけが【鳥系】(他は【獣系】)。フクロウの獣人なので致し方ないのだが、彼だけ仲間外れで可哀想だ。

DQ10オンライン

Ver.4.2でギュメイに半年遅れてコインボスとして登場。構成にもよるが原作と違いギュメイよりも強い。豆知識の内容は結構衝撃的。
頭部が縦に360度回転したり特定の技を使用する際に胴体と離れるなど衝撃的なモーションが追加された。
詳しくはこちらを参照。

ジョーカー2プロ

他の将軍達や主君と同様に参戦。【悪魔系】のAランク。配合では【ジャミラス】×【ジャミ】という似たような名前の組み合わせで生み出せる。ゴレオン・ギュメイ・バルボロスとの4体配合で主君たるガナサダイになる。所持スキルは「バギ&ギラ」。
 
特性はこんらんブレイク、【てんしのきまぐれ】、ちょうはつ。通常攻撃を行わない原作の再現か、物理攻撃のモーションでどうみても魔法弾を飛ばしている。体術に頼らない割に攻撃力は低い。
元々堕天使エルギオスのチカラで蘇った存在であることを考えると、HP0から復活するてんしのきまぐれも原作再現か。
攻撃以外の能力は高く、特性の内2つも優秀なのだが、性格によるものか相手を挑発してしまう。
そのためこのままでは使う意義がほとんどないが、Aランクなので最強化が可能。
最強にした場合は攻撃以外の能力値が高く、特に賢さは4桁まで伸び、 原作でマホカンタを使っていたせいか特性に「つねにマホカンタ」がつくため、ちょうはつ以外はなかなか優秀なモンスターになる。
ギュメイは自然、ゴレオンは魔獣、ゲルニックは悪魔と見事に系統がバラバラなので、今作では仲間外れというわけではない。

テリワン3D

引き続き悪魔系のAランク。配合での作り方は前作と同じ。
主君の素材になっているのも同じだが、主君の第1形態が登場した関係上、バルボロスに代わってそっちが素材になっているので注意。ちなみに他の2将軍は系統を交換した。
今作では色違いの邪眼皇帝アウルートも登場し、こいつに【カカロン】を配合すれば生み出せる。
また、今作ではゴレオン将軍もギュメイ将軍も、またアウルートも基本♂固定モンスターだが、こいつは♂♀両方存在する。性別はどちらともとれたが。
なお本作では胴体ごと前傾姿勢でゆっくり飛ぶ。

イルルカ

悪魔系Aランクが出現する【錬金カギ】を作ると平然と闊歩しているので簡単にスカウト可能。配合方法や配合先は前作と同じ。
【新生配合】でバギブレイク、【メガボディ】化で【AI1~2回行動】【ギガボディ】化でジャミングブレイクを習得。
今作では性別が♂固定になった。ここから彼の性別が固定されたのだろう。

ジョーカー3プロ

他の将軍、上位種共に復活。悪魔系のAランク。
今作では【ジャミラス】【にじくじゃく】の配合で作れる。ジャミも復活しているが、なぜかそちらは素材に使わない。まさかジャミとジャミラスを間違えたとかではあるまいな?
シナリオではダークマデュライト群晶の番人として3将軍セットで登場。
他の将軍共々完全2回行動であり、【ぶきみなひかり】で耐性を下げ【ザラキ】で即死を狙ってくる。
他にも【破滅の舞】【アビスハンド】を攻撃手段に持つが、
同僚2人と比べやや攻め手に欠けるので、こちらの耐性が整っていれば後回しでも良い。
 
固定特性は【いきなりインテ】。他は【ノーマルボディ】【マジックガード】
+25以上で【呪文会心出やすい】、+50以上でつねにマホカンタ、超生配合で【風系のコツ】、メガボディでAI1~2回行動、ギガボディで【休みブレイク】、超ギガボディで【ねむりブレイク】が解放される。
合体特技は【フォースドハック】、合体特性は【オーバーチャージ】
 
【砂塵の幻馬】との配合で邪眼皇帝アウルートが、他の将軍+【ヘルクラッシャー】との4体配合でバルボロスができる。
アウルート、バルボロス(を素材に指定している【グレイナル】)共に【スカウトQ】のお題になっているので、1回は作ることになるだろう。
 
初期スキルは【赤い霧マスター】になった。一応【しんくうは】があるが、攻撃呪文が存在しないので本人の【かしこさ】を活かせない。
 
合体特技、合体特性、固定特性単体ではいずれも強力で、ステータスと合体特性と固定特性の組み合わせも良好なのだが、
フォースドハックと組み合わせられるのは大抵攻撃呪文ではなくザキ系や状態異常でダメージを伴わないものが多いため
若干かみ合わせが悪く、インテが腐った挙句単に消費MPが2倍に増えるだけのケースが多いのが難点。
 
【鳥系】のモンスターは【自然系】になったり【魔獣系】になったりと所在が安定しないものが多かったが今作では大勢が【魔獣系】に移籍し、かつて【????系】に属していた【ラーミア】でさえも例外ではない。
また、自然系だったことのある【ギュメイ将軍】【ゴレオン将軍】も今作では魔獣系である。
しかしゲルニック将軍は【悪魔系】のままである上に、魔獣系の【天敵】が悪魔にされてしまったせいで、同僚からも鳥からも恐れられる立場になってしまった。
またもや仲間外れにされてしまうとは……。

DQM3

変わらず悪魔系のAランク。
【アークマージ】【ロックちょう】の特殊配合で生み出せる。
 
特性は【こんらんブレイク大】【いきなりインテ】(Lv20)、幻惑ブレイク大(Lv40)。
Lサイズ化で【2回行動】【ドラゴンキラー】【超魔力暴走率アップ】(Lv60)。
 
【ギュメイ将軍】【ゴレオン将軍】【闇竜バルボロス】との4体配合で【堕天使エルギオス】ができる。
 
ちなみに今回はゴレオン、ギュメイ将軍も悪魔系に移って来たので、1体だけ仲間外れにはなっていない。

トレジャーズ

お宝に【ゲルニック将軍の像】が登場。

ライバルズ

第10弾カードパック「破壊と創造のフロンティア」にて実装。魔法使い専用のレジェンドレア。
ギュメイが第7弾、ゴレオンが第8弾で登場したので、帝国三将の中では一番最後の参戦となった。

5/4/6
自分が魔法使いの特技を使う度、または敵が特技を使う度、味方リーダーのテンション+1

テンションの加速に貢献する効果だが、最大の特徴はそれが相手の行動もトリガーになるということ。
HP6は簡単に倒せる数値ではないので、それなりにユニットを揃えていないと即座の処理が難しい。
除去に特技を使うにしても6を一発で落とせる特技は非常に少なく、仮に除去できても既にゲルニックに弾除けとテンションアップの仕事をさせてしまうことになる。
かといってこの手のシステムユニットの放置は【敗北】に直結するので論外、否応無しにやらざるを得ない。
【魔法使い】のテンションスキルは特に使い勝手が良く強力なので、どんなデッキに入れても活躍してくれるだろう。
 
効果でテンションを上げるたびに、首が分離して飛ぶ。
【リッカ】からは「羽が布団に使えそう!」と言われてしまった。割と残酷なことを言うリッカである。

ウォーク

DQ9コラボイベントにおいて2023年10月5日より登場。
クエスト4章5話でボスとして登場し、同日より開始した新シーズンのほこらで登場。推奨レベルは上級職レベル85と特級職レベル40。
バルボロスを使役して【ドミールの里】を襲撃したのは原作通りだが、【グレイナル】との合流時に現れて戦闘に突入という展開となった。
戦闘終了後はそのまま死亡する、と原作の【ウィングデビル】の代役のような扱いになっている。
クエスト、ほこら双方でてっこうまじん2体がお供として出現する。
メラ系が最も有効で、次いでバギ系が有効、ギラ、ヒャド系は等倍で他は耐性持ち、イオ系は無効化。
てっこうまじんはバギ、メラ系の順で有効で、デイン、ジバリア系は等倍とやや異なる耐性。また、どちらもブレスダメージ全般に30%耐性がある。
 
お供のてっこうまじんは常にどちらかがゲルニック将軍をかばうため、将軍単体を先に落とすのは困難。
スクルトやビッグシールドも使うので、必中のスキル無しでは物理攻撃も通しづらい。
どちらかを倒すか、転びなどで動きを止めてかばわれにくくする戦い方が必要。
ゲルニック将軍自身は常に3回攻撃で、ぶきみな閃光で呪文耐性を低下させ、メラゾーマやバギクロスで攻撃、3回中1回は高確率でメダパニも浴びせる。
単体攻撃のメラゾーマよりも全体攻撃のバギクロスのほうが高威力。呪文耐性低下は蓄積すると相当量の威力になってしまう。
回復役及びメインの攻撃役にはまもりのたてを使っておくと呪文耐性低下、混乱共に対策になる。
しかし、恐ろしいのはHP50%以下になってから。「ホーホッホ……!息の根を 止めてさしあげましょう!」という前兆が出てきたら注意。
この次には【ザラキ】による即死を狙ってくる。しかもまれに2回連続で使用する場合もあるというから危険。
まもりのたてでは即死は防げず、1回だけならミラーシールド、あるいはリザオラルでなんとかなるが、連続使用時はいずれか単体だけでは防ぎきれない。
2つを併用して前もって備えておくと十分な備えになる。
 
こころは緑色でコストは117。高い回復魔力に加え、攻撃魔力も緑の中ではそれなりの水準。
高グレードでは呪文HP回復効果+7%とバギ系呪文ダメージが上昇し、封印と転びに耐性がつく。
呪文のHP回復効果を威力に反映する【バギムーチョ】と相性が良いこころ。