【サンダーラット】

Last-modified: 2024-02-26 (月) 00:26:10

概要

DQ7などに登場するモンスター。丸くて黄色い四足歩行の体に、稲妻型の突起物がたくさん生えたハリネズミのような魔物。
ラット(ネズミ)らしく目立つ前歯があるものの、顔は平面的で大きく口を開けて笑っているため、あまりネズミには見えない。
下位種に【はりせんもぐら】、上位種に【プラズママウス】がいる。
ちなみに「ラット(rat)」はネズミ科のうちドブネズミなどの比較的大型の種を指す言葉で、ハツカネズミなど小型の種をマウスと言う。
ハリネズミは分類上はモグラに近い生き物でネズミではない。
 
そのネーミング、「電気ネズミ」かつ黄色い体、初登場した頃の世間のゲームやアニメの流行を考えると、あからさまに「ポケットモンスター」シリーズのピカチュウを元ネタにしているような印象を受けた人がほとんどだろう。
ちなみにそのピカチュウは勇者達と大乱闘することとなった。

シリーズ統一後の英語版では"Serial Quiller"という、"squirrel"(リス)と"serial killer"(連続殺人犯)を合わせた物騒な名前になっている。

DQ7

【神木の根っこ】や過去【リートルード地方】などに出現するが、
それに先立って【ダーマ神殿地下の決闘場】の6連戦において、2番手の【ガルシア】のお供として登場する。
 
サンダーとはいうものの、登場時期の関係で【いなずま】を放ってきたりするような鬼畜行為はせず、
【まぶしいひかり】を使って目くらましをするくらいである。
ただ、かなり素早く先手を取られることが多いのでそれなりに苦労するかもしれない。
特に、決闘場の段階では素早さ以外のステータスも高く、こちらの主要な攻撃手段が武器攻撃であるためまぶしい光による目くらましがクリティカルに刺さる。
 
全体的に耐性が緩いため、まぶしい光による妨害を受けない攻撃呪文などで一掃を狙うと楽に倒せる。
決闘場の段階ではまともな攻撃呪文が【ザジ】が使う【イオ】くらいしかないが、【1ターン休み系】に対して一切耐性を持たないため、ガボに【ほえろ】を使わせ動きを止めている間に、主人公(とザジ)の攻撃で確実に仕留めていくのが一番堅実である。
 
ちなみに、「サンダー」の名を冠するのに電撃っぽい攻撃が含まれる【デイン系】【イオ系】に対して一切耐性を持っていない。
さすがにこいつが出現する時期にデイン系の攻撃を使えるようになるのはまず無理だが、イオ系の稲妻に関しては話は別で比較的容易に習得が可能(3DS版なら特に)。
このため、サンダーの名を持ちながら稲妻によって蹴散らされる運命にある。
なお、上位の【プラズママウス】の方はこちらと違って稲妻を使う上にデイン系に完全耐性を持っているのだが、あろうことかイオ系耐性が皆無のままであり、あちらはあちらでマリベルの【しっぺ返し】で自慢の稲妻を返されてあっさり返り討ちにされる運命にある。
 
落とすアイテムは【とんがりぼうし】、もしくは【サンダーラットの心】
心ドロップ率は1/16と、比較的よく落とす。
【プラチナキング】【ギガミュータント】に転職するのに必要なので、是非いただこう。
ただし、ドロップ率が1/16なのは1個目限定であり、2個目以降は1/64となるため複数集めようとするとそれなりに根気が必要となる。
また、熟練度の上昇判定のレベルに上限が設定されるエリアにしか出現しないため、後から入手しようとすると熟練度稼ぎと並行して行えなくなる可能性もある。
気になる人は中盤(アイラ加入時等)で熟練度稼ぎをする際に、このモンスターが出現するエリアを稼ぎ場にすると良い。
職業についての詳細は【サンダーラット(職業)】を参照。

トルネコ3

【遺跡の大空洞 北】【邪悪な風穴】【異世界の迷宮】などに出現する。
DQ7とは打って変わって、【おおめだま】と同じくポポロの天敵に。
はりせんもぐらの【被ダメージ変換能力】に加え、まぶしい光を放ってくる。
操作キャラは視界が狭まるだけ(異世界深層ではそれなりに危険)だが、仲間は目潰し状態に陥ってしまう。ただし、【2ダメージ化能力】があると2ダメージを受けるだけで済む。
有効範囲は部屋全体。特にポポロだと一斉に仲間モンスターによる同士討ちが始まる。
2ダメージ化能力持ちで連れていく価値があるのはカニ一族やジャスティス兄くらいしかいないので曲者。
開幕部屋にこいつがいたら、逃げるか、最初の一手で行動を封じること。
仲間に加えるには【ゴールドクロウ】だとLv79以上、【クロウアンドレア】だとLv41以上でないと絶対に仲間にならない。

【まぼろしの洞くつ】にも出現する。
はりせんもぐらと同じく爆発で即死しない厄介な敵。はりせんもぐらと違い即死ダメージを与えてくるため、【しにがみの指輪】を装備して水路から殴って倒そう。(ただし、PS2版のみ)
倒すのが難しい場合は、素直にアイテムを使おう。

成長タイプは防御力しか伸びない【守備・特殊】で、Lv9までしか上がらない。
自身の特殊能力によって守備力の数値は全くの無意味になっており、
実質的にステータスはレベルアップでは全く伸びないに等しいが、
持っている特殊能力自体が強力なため、HPと攻撃力をドーピングをしてやると恐ろしく強くなる。
なお、仲間にして話しかけると女の子口調。デフォルトネームが「サンドラ」だからだろうか。
ポポロのことが気に入っているのか、話しかけると基本的に嬉しそうな反応をする。萌える。
闘技場でもこれ1匹いるだけで番狂わせが起きやすく、二百倍のスライムが勝ち残ったりすることもある。
ポポロの闘技場ではこれをメンバーに入れて戦わせれば勝率はかなり上がる。

少年ヤンガス

【おそろしの大水道】以降のダンジョンに登場。
相変わらず眩しい光を使い、プレイヤーや仲間モンスターを目潰し状態にしてしまう。
特に【大部屋】【モンスターハウス】だと危険な存在である。
ただ、仲間の同士討ちはないので幾分ラクではある。
【いにしえの闘技場】の4Fでは【ドッグスナイパー】とのコンビがかなり鬱陶しい。
他に厄介な点としてこの眩しい光、店長にも効果がある。
目潰し状態になった店長の正面に立っているといきなり叩き斬られるので店の中では要注意。プラズママウスにも同じことが言える。
 
成長限界はレベル30。
レベル5で【いなずまぎり】、10で【ゾンビぎり】を習得する。
この系統共通だが、ドラゴン系との配合で【キラーパンサー】が生み出せる。
なお、仲間にすると、信頼度を全く上げてなくてもなぜか親密な口調で話してくれる。さらに信頼度が中程度だとデレる。
しかし、信頼度が最高になるとなぜか「あんまり役に立ってないかも」とネガティブになってしまう。
ヤンガスが気になってしまい、戦闘に集中できない…という意味なのだろうか。

ライバルズ

第10弾カードパック「破壊と創造のフロンティア」にて実装。武闘家のノーマル。この種族はブレず武闘家専用。

2/1/4
テンションリンク:敵リーダーに1ダメージ

テンションを軸としたデッキでは序盤から配置することによって敵リーダーにチクチクと1ダメージが蓄積されてゆく。
HP4と場持ちもいい。
「牧場」や「ざわめく風の坑道」等で出た場合も強め。

蒼天のソウラ

8巻収録。【週刊少年ジャンプ】掲載の「特別編 子猫の小さな大冒険」に登場。
【ソウラ】【エクステンション・ライン】で迷子の【猫】が仕留めたエモノであるネズミの死体を媒介に生成したモンスター。
【傀儡匠エストリス】の繰りだした【ゴーレム】の目を眩ませ足を止めさせた。